行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第37節  コンサドーレ札幌戦

2014-10-18 18:49:42 | カターレ富山
残り6試合で勝ち点差11。前節がそうであったように、自分たちの出来る最良の結果である勝利・勝ち点3を挙げてすら、事態が良化するとは限らない。
それでも。
やるしかない。勝つしかない。3週ぶりのホーム戦となる今節、コンサドーレ札幌を迎え撃ちます。
今シーズンも残り僅か、今節を入れてもホームゲームは3試合。
勝つのは当然として。実に3ヶ月半もの長きにわたって勝ちのないホームゲームでファン・サポーターに勝利を届けることで、残留をあきらめないという思いが口先だけのものではなく結果を伴った覚悟であるということを知らしめなければなりません。

「アウェイ戦の勝利から今シーズン初の連勝を目指す戦い」という意味においては、東京ヴェルディ戦から群馬戦への流れのときもそうでした。しかし、そのときにはあえなく敗れ、続く福岡戦も逆転負けで連敗。連勝が叶わなかっただけでなく、ホームの期待を大きく裏切ってしまう結果となってしまったのでした。
そこからの北九州と水戸のアウェイ連戦。今シーズンここまでの流れを鑑みれば、良いところ無く連敗だけが続き、ガックリとこの第37節のホーム戦を迎える羽目になった、ということがあったとしてもおかしくはありませんでした。
しかし、そうはならなかった。
逆転勝利こそならなかったものの、負けまいとする気迫で引き分けた北九州戦。
そして勝っても差が詰まらない、負ければ大ダメージというプレッシャーをはねのけ、今季最多タイの3得点を挙げて見事に勝利した水戸戦。
この流れを切ってはなりません、断じて。
前回のホームゲームと同じ轍を踏むわけにはいかないのです。
連勝は、目標ではなくノルマ。義務と言ってもいい。
できるかどうか、じゃない。やるしかないのだから。

現在10位の札幌は、昇格プレーオフ圏内の6位まで勝ち点5差。目標が明確なだけに、モチベーション高く乗り込んでくることでしょう。
前々節は水戸とスコアレスドロー、前節の千葉戦は相手を上回る17本のシュートを放ちつつも0-2で敗戦。昇格戦線へと食らいついていくためには負けは許されない状況であり、最下位の富山に対して取りこぼすことなど絶対にあってはならない、というところでしょうか。
立場は違えども、お互いに負けることなど許されない、勝つしかない試合。
もちろん降格回避に全力を尽くさねば未来が無いカターレの方が不利との見方が大勢を占めるでしょうが、それでも。
“勝ってあたりまえの相手”に絶対に勝たねばならない、というのは、札幌にとってもプレッシャーとなり得るのでは?
やはり、いつものことではありますが、先制点を奪うことがなによりも重要となってくるはずです。相手に与えてしまってそれによって落ち着かれてしまうのは避けねばならないでしょう。ある意味、試合を通して不安を植え付けるくらいでないと。そのためにもまず、“負ける可能性”を突きつける得点を挙げることが、なによりも求められます。
前節、前々節ともに、前半のうちから得点を挙げることに成功しました。得点そのものがリーグワースト、さらに前半の得点の少なさは異常と言っていいくらいであった今季これまで。それを、良い意味で裏切り続けています。ならばこそ、今節もまた前半のうちから得点を、先制点を挙げてリードし続ける展開に持ち込まねば。

前節の勝利の立役者・前は移籍元の札幌戦には出場できず。とはいえ、所属元のチームとしての情報はいろいろともたらしてくれるのではないでしょうか。
藁にすがってでも、石にかじりついてでも勝利を掴まねばならない今節。なりふり構ってなど居られません。試合出場以外のところでの貢献を、是非とも勝利に繋げてほしいです。
もっとも、札幌は夏に監督が途中交代して、現在はバルバリッチ監督が指揮を執っています。ならば、愛媛時代にそのバルバリッチ監督の下でプレーしていた大山の情報も合わせて、万全の対策をもって試合に臨んでいかねば。
現在9得点のエース・都倉 賢をしっかり封じることが欠かせないでしょう。それには、前節に続いて今節も出場停止の秋本に代わってCBを務めるテホンの奮起が求められます。
そして、前節は自らの判断ミスからPKを献上してしまい、失点につながってしまった廣永。結果として勝利こそしたものの、悔しさは残ったことでしょう。それを晴らすためにも、無失点をしっかりと意識しつつ冷静なプレーを望みたいところ。
彼ら守備陣の奮起が試合の行方を大きく左右することでしょう。もちろん、1点たりともやるものか!という強い意気込みをプレーに活かさねば。
そして、攻撃陣。勝つためには得点が不可欠。2試合連続で複数得点を挙げることができているこの勢いを、今節にも繋げねばなりません。
期待したいのが、苔口。
前節の前半43分という時間帯に決めたゴール、やはり勝利のためにものすごく大きな意味を持った得点でした。1点リードの状態でありながら、ミスからPK失点という悪い流れ。後半に盛り返されては勝利も危ういのでは?という懸念を追いやるような3点目。あれを決められたのは、大きな自信になったことかと。
もちろん、狙うは2試合連続ゴール、9得点目。なんなら一気に2年連続10得点の大台を狙う?さらにはハットトリックも?
いやいや、まずは、確実に得点を。シュートは撃つけど入らない、ではなくて。きっちり決めていこう、と。
昨季もそうでした。ハットトリック以後も良い状態が続いてゴールを挙げ続けました。
ならば、今年もまた同じように前節のゴールの手応えを力に変えて得点を繋げなくては。

札幌はどうにも相性の悪い相手で、通算1勝のみ。前回対戦のアウェイ戦も敗れています。
昨年のホーム戦で挙げた1勝は、ヨンドクのスーパーゴール、追いつかれたあとに舩津の勝ち越し点、さらに三根の初ゴールと続いて3得点を挙げ、連続勝ち無しストップへと繋げた勝利でした。現在、その3人はチームに残っていないわけですが。
ただ、苦手意識なんてものは、破るためにあるもの。それが証拠に、前節の水戸戦は、これまで一度も勝ったことのなかったアウェイ戦で勝ってみせました。
ならば。今回の札幌戦だって、てらいなく勝ってしまえばいいのです。
むしろ、ジンクスというならば「バルバリッチ監督には初勝利を献上してしまったけれど、その後は勝ち越しているよ」くらいに。もう3年近く前になってしまう最後の逆転勝利も、バルバリッチ監督の愛媛戦だったし。だったら、万が一先制されても逆転勝利できるじゃないか!くらいの気持ちで。いやいや、勝ちますよ?先制点から勝ちますよ?むしろ無失点で勝ちますよ?くらいの気合いで。

6月28日の長崎戦以来、まったく勝利のないホーム戦。
絶対に勝たねばならない状況だからこそ。勝って、ファン・サポーターの期待に応え、残留への気持ちを結果で示さないと。
夏以降に加入した選手たちは、いまだ、ホームで1度も勝っていません。
先日行われたファン感謝祭でふれあい・交流をしましたが・・・真の意味で、一体感を醸し出せてはいないわけです。
すなわち、勝利の歓喜にスタンドと一体となって酔いしれること。それが、まだ成されていないのです。
もちろん、成し遂げます。今節の勝利によって。
だから、勝つ!!
シーズン初の連勝を、ホームで!!
ファン・サポーターが待ち望む勝利を、ホームで!!

勝たれ!!!富山!!!!
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