末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

沖縄県民大会 怒りのゼネストで安倍を倒そう 新基地阻止へ3万5千人

2015-05-21 13:53:46 | 沖縄闘争



沖縄県民大会 怒りのゼネストで安倍を倒そう 新基地阻止へ3万5千人
前進 速報版 2015年5月20日 12:20

 「復帰」43年の5・15沖縄闘争は、歴史を塗り替える巨大な闘いとなった。安倍政権の5・14安保関連法案閣議決定と5・15国会提出に沖縄の怒りははちきれんばかりだ。「韓国・民主労総ゼネスト連帯!」「沖縄全島ゼネストに立ち上がろう!」――全国から集まった青年労働者・学生は5・15辺野古現地から精力的に宣伝戦を行い、16日には国際通りをデモ行進、日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)支援共闘会議第2回総会、「復帰」43年5・16沖縄集会をかちとり、その宣言文(全文別掲)を持って5・17県民大会(戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会)に集まった3万5千人と大合流した。翌18日は、早朝にIJBS門前闘争、全学連は沖縄大学キャンパス集会と那覇市内デモを意気高く闘った。

●県民大会後、デモ
 「セルラースタジアムでは怒りが収まらない皆さん、県庁前まで一緒にデモ行進しましょう!」
 県民大会終了後、3万5千人の参加者にIJBS労組の富田晋委員長が声を限りに呼びかけた。「振興策が来て沖縄は食っていけると言われた。しかし、その結果が9割非正規職。振興策も基地もいらない! 戦争をやるのも労働者なら、戦争を止めるのも労働者です。闘う労働組合をつくってゼネラルストライキを闘おう!」
 多くの労働者が拍手や指笛で応える。「解雇撤回! 非正規職撤廃!」「全島ゼネストですべての基地を撤去しよう!」と書かれた沖縄労組交流センターの横断幕を先頭に怒りの大デモが進む。
 モノレール「奥武山(おうのやま)公園」駅前で動労総連合の青年を先頭に次々にマイクでアピール。かつて全島ゼネストを担った労働者が声をかけてくる。「削減、削減と言っても結局、基地拡張ですよ。古くなったから新しい基地がほしいの。もうやめさせんとね」「戦争は絶対だめ、安倍さんは絶対にだめだよ」。誰もが「絶対にだめだ」の思いに突き動かされ行動を始めている。

●6・7国鉄集会へ
 焼けつく太陽のもと、多くの感動的な出会いを生んだデモが、県庁前に到着。その場で沖縄大学自治会の赤嶺知晃委員長に続き、動労水戸の石井真一委員長が「全国に動労総連合をつくろう。その力で沖縄でゼネストを闘って基地をなくそう。安倍政権との勝負は国鉄闘争で決まる」と、国鉄闘争全国運動が呼びかける6・7全国集会への総決起を呼びかけた。
 結集した3万5千人の周りには、数倍数十倍の労働者人民の憤怒(ふんぬ)が渦巻いている。
 これは沖縄だけではない。同日、大阪市で実施された住民投票で橋下が提唱した「大阪都構想」が否決され、ついに橋下は打倒された。民主労総ゼネストに連帯し、沖縄で全国で闘う労働組合をよみがえらせ、ゼネストを闘いとろう。6・7国鉄闘争全国集会に大結集しよう。(K)

韓国・民主労総は第2次ゼネストへ 4大要求の実現へ檄 〝労働者を殺す政権倒そう〟

2015-05-21 13:49:14 | 世界の闘い

韓国・民主労総は第2次ゼネストへ 4大要求の実現へ檄 〝労働者を殺す政権倒そう〟
前進 速報版 2015年5月20日 12:02

 韓国では、民主労総(全国民主労働組合総連盟)が、4月24日に続いて6月末、第2次のゼネストに立とうとしている。この闘いと固く連帯し、日本でも安倍政権打倒のゼネストに突き進もう。
●絶対反対でパククネと対決
 4月24日の韓国・民主労総のゼネストは、全国で27万人が決起する歴史的な闘いとして打ち抜かれた。政治ストは違法とされている韓国で、パククネ政権打倒を真っ向から掲げたゼネストが爆発したのである。恐怖したパククネは、スト参加者への処分や刑事弾圧をふりかざして圧殺に動いたが、労働者階級の怒りを抑え込むことはできなかった。そして今、民主労総は6月末から7月初めに第2次ゼネストに立つと宣言し、新たな闘いに全力で突き進んでいる。

 民主労総が掲げる4大要求は、全労働者の生きるか死ぬかをかけた、絶対に譲ることのできない要求だ。①「労働市場構造改革」の名でパククネ政権が進める、たやすく解雇でき、賃金を引き下げ、非正規職を量産する政策の即時中止。②公務員年金制度の改悪阻止。③最低賃金の大幅引き上げ。④全労働者への労働基本権獲得。
とくに①は安倍政権が今、労働者派遣法改悪を突破口に日本の労働者に仕掛けているのとまったく同じ性格の大攻撃だ。
 大恐慌と世界市場の争奪戦が激化する中、資本はどこの国でも生き残りをかけて労働者階級への搾取・収奪を極限的に強める攻撃にのめり込んでいる。これに最先端で猛然と反撃を開始しているのが、韓国労働者階級である。
 5月1日のメーデーでは韓国労総も、パククネが反労働者的政策をなおも強行するなら、民主労総とともにストに立つとの決意を表明した。セウォル号遺族の不退転の決起と警察権力との大激突が示すように、危機を深め、ますます凶暴化するパククネ政権への怒りは今や、全社会・全人民の中に爆発的に広がっている。それはついに労資協調路線の韓国労総をも下から突き動かし、全労働者階級の総蜂起へと向かう情勢を切り開こうとしている。
 さらに、資本による労働者の虐殺が新たな怒りをかき立てている。5月10日と11日、金属労組の組合員が相次いで命を絶った。労働者を人間として扱わない資本による労組破壊攻撃への、死をもってする抗議だ。
 ハンサンギュン民主労総委員長は、「今闘わなければ、私たちは腐敗した権力と財閥のえじきとなるだけだ。息子や娘たちに奴隷の鎖を渡してはならない。先輩たちが倒れても再び起きて歩んできた闘いの道を、最後まで進もう。反動の歴史に終止符を打とう!」と訴えている。この呼びかけに応え、「終わらせよう! パククネ」を合言葉に6月末第2次ゼネストへの進撃が始まった。

●ソウル大病院ストが大勝利
 闘いの突破口はすでに切り開かれている。4・24ゼネストの先陣を切って闘われたソウル大病院でのストライキは、5月13日、病院側の攻撃を粉砕する決定的な勝利をもぎとった。
 公共運輸労組医療連帯本部ソウル大病院分会はこの日、20日間にわたる全面・無期限ストライキの末に賃金団体協約の締結をかちとった。合意した協約には、病院側の最大の要求だった全職員への成果給導入と、賃金ピーク制・退出制の導入を撤回する内容が明示に盛り込まれた。パククネ政権による労働市場構造改悪の先取りとして仕掛けられていたこの攻撃を、労働組合がストライキで闘い実際に打ち破ったことは、全労働者に大きな勇気を与えている。労組が絶対反対をあくまで貫き、現場に不動の団結を組織して闘うなら必ず勝てるという自信と確信がそこに生まれている。
 労働者階級のゼネストによる韓国・パククネ政権の打倒は、東アジアにおける新たな革命の火ぶたを切るものだ。これに恐怖した日米帝は今、日米安保ガイドラインの大改定と日帝の改憲への突進によって、戦争への道に拍車をかけている。民主労総ゼネストに連帯し、戦争阻止、全世界の変革へともに闘おう。(K)

5・23東西狭山集会に結集しよう

2015-05-21 09:54:03 | 狭山闘争

全国水平同盟ブログ 2015年5月21日
5月23日東日本-関西-広島狭山集会に結集しよう
石川一雄さん不当逮捕52カ年糾弾!
全証拠開示―第3次再審闘争勝利!
5・23狭山闘争


■東京・狭山集会
 5月23日(土)午後6時30分
 亀戸文化センター(JR総武線・東武亀戸 線「亀戸駅」北口徒歩2分
 主催 解放東日本共闘会議


■全関西狭山集会

 5月23日(土)午後6時30分
 八尾市・西郡第3集会所
 主催 全国水平同盟
    八尾北医療センター労働組合
    関西労働組合交流センター


■広島狭山集会
 5月23日(土)午後5時
 広島市西地域交流センター(広島市西区 福島町/旧西隣保館)
 主催 解放広島共闘会議


<東日本集会のビラです>




福祉住み替えを行え!八尾市住管に抗議申ししれ行動に決起

2015-05-20 07:10:48 | 生きさせろゼネストへ
八尾市は死ぬのを待っているのか!
Kさんのお父さんは大病にかかり福祉住み替えを申請して、すでに3年半待った!それなのに八尾市住宅管理課は、13番目だと言って、福祉住み替えを引き延ばそうとしている。ふざけるな!Kさんのお父さんをいつまで苦しめるのだ!まだこれ以上何年待てというのだ!
ただちに西郡市営住宅33棟への福祉住み替えを認めよ!

全国水平同盟ブログ 2015年5月19日


 5月14日福祉住み替えを要求するKさんを先頭に全国水平同盟西郡支部、八尾北労組をはじめ地域の仲間もいっしょに、申し入れ行動に決起した。
 八尾市は、Kさんの福祉住み替え要求に対して、当初は『狭い団地から広い団地への住み替えは認めない』、『Kさんの今の部屋は風呂が付いてないから風呂のある部屋への住み替えは認めない」というとんでもない暴論を振りかざしてきた。こんな非人間的なことが許されるか!Kさんのお父さんは大病を患っているから、銭湯に行って、感染症をもらったらそれだけで命取りになる。だから風呂の付いている部屋への福祉住み替えを要求した。当然の要求だ!それを3年半前の最初の申請の時から言っているのです。ところが住管は、担当者が代わったことを持って、聞いていなかったと言いなした。その上で、先に書いた部屋の大きさや風呂のあるなしを言って、Kさんが要望する33棟(エレベーターがあり、風呂が設置出来るスペースがある)への住み替えを拒否したのです。
 これに対して3月26日Kさんを先頭に住宅管理課への申し入れ行動に決起した。そして住宅管理課長の言う理由を徹底的に弾劾し、撤回させた。いったん、33棟への入居を認めさせました。
 そして5月14日、再び住管への申し入れ行動に決起しました。住宅管理課長は、33棟への住み替えの順番は、13番目だと言いました。33棟への住み替えを申請している人が12人いるので13番目だと言い出したのです。ふざけるな!Kさんは3年半前から申請しているのだ。なぜ一番最後になるのだ。3年半前に申請したときの順番で考えるべきではないか。ところが住宅管理課長は、Kさんの33棟への住み替えを聞いたのは、去年の12月だから、そこから順番に数えると言い出したのです。ふざけるな!Kさんは3年半前から33棟を申請している。引き継いでなかったのは住管の責任だ。なぜ13番の一番最後なのだ!13番目まで何年待てばKさんの番に来るのか分からない。なぜKさんの希望がつぶされなければならないのだ。住管課長の論理に正当性も一貫性もない。
 住管は、機能更新計画での住み替えには、狭い部屋から広い部屋への転居、しかも風呂を新しく設置するなど行っています。ところが福祉住み替えは「個人的理由」だからと言って広い部屋や風呂付きへの住み替えを認めないのです。予算がないといいながら、機能更新計画=更地化計画には金をどんどんつぎ込み、他方で本当に切実に困っている福祉住み替えはあと回しにしているのです。こんなことが許されるか!八尾市は、住民を分断して住民の怒りの決起を押さえ込もうとしてるのです。一人でも認めたら、全て住管の非人間的な福祉住み替え制度、機能更新計画=更地化が全面破産していくことに決定的に恐れているのです。しかし、住民はだまされません。Kさんのように怒りの行動が始まっています。
 さらに住宅管理課への怒りを西郡中から巻き起こし、8家族の国賠闘争と結びつき、福祉住み替えを行え!機能更新計画=更地化粉砕!の怒りの総決起を勝ちとろう。この闘いを京都で始まっている住宅闘争、高槻植木団地闘争と結びつき、全国で闘われようとしているゼネスト情勢と結びつき、新自由主義粉砕の総決起を勝ちとっていこう。




「復帰43年」、青年先頭に沖縄集会

2015-05-20 07:03:43 | 沖縄闘争






■「復帰43年」、青年先頭に沖縄集会
前進 速報版 2015年5月19日 08:15

 「オール沖縄をうちやぶる階級的労働運動の力で沖縄全島ゼネストへ! 青年労働者と学生の力で新しい労働者の党をつくろう!」を掲げ、『復帰』43年5・16集会が沖縄県青年会館(那覇市)で開かれた。沖縄と全国から260人の労働者・学生が結集し、大高揚した。

 「沖縄戦から70年、1972年の『復帰』から43年。いま沖縄は、燃え盛る『憤怒(ふんぬ)』の島だ」(「5・15宣言」)。日帝・安倍政権の戦争法案閣議決定と辺野古新基地建設に対する怒りの先頭に立ち、韓国・民主労総のゼネストと連帯して沖縄全島ゼネストへ。集会は、時代が求めるゼネスト指導部建設という歴史的な飛躍に真っ向から応えるものとして大成功した。
 参加者は、「オール沖縄」を打ち破り新自由主義=民営化・外注化、非正規職化と闘う労働組合をよみがえらせること、動労千葉・動労水戸―動労総連合とともに外注化阻止・非正規職撤廃に立ち上がること、青年労働者と学生が全島ゼネストを最先頭で牽引して闘うことを共同の決意とした。
集会の全発言の中に、とりわけ日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)の富田晋委員長が提起した基調報告が闘いの路線と展望を打ち出した。

■労組拠点建設に向けて闘う
 富田さんは、次のように提起した。
 「オール沖縄」の基本路線である「構造的沖縄差別」論は労働者・労働組合の存在を否定するものであり、新自由主義攻撃との闘いがまったくない。最大の問題は戦後労働運動史上最大の攻撃である国鉄分割・民営化の攻撃に対する総括だ。「新自由主義と闘う沖縄闘争」の路線が決定的であった。沖縄の戦後史を「徹頭徹尾、労働者と資本家との死闘であり、労働者の国境をこえた団結を求めた闘い」ととらえた。このことを職場での闘いとして実践する闘いに入った。「IJBS労組は真っ向から『非正規職撤廃・外注化反対・解雇撤回を闘い、その団結の拡大はゼネスト指導部たる青年労働者が次々と生み出される事態を作り出した」「あらゆる方面からの闘いの拡大は沖縄の労働運動を塗り替え始めている。これは沖縄闘争の新たな夜明けだ」。
 時代は「恐慌の中の恐慌」、世界核戦争の危機に突入した。「この戦禍(せんか)を終わらせ、未来を切り開くことができるのは唯一、労働者のゼネストによる社会変革=革命だ」「2015年の沖縄闘争は間違いなく、闘う労働運動を復権し、ゼネストを準備する第一年となる」。
 辺野古への新基地建設攻撃と米軍再編の狙いは、基地労働者の解雇、全駐労(全駐留軍労働組合)の解体であり、「沖縄の労働者階級の闘い、労働運動・労働組合運動をめぐる闘い」だ。
 「『振興策』が新自由主義の崩壊において同時に崩壊を開始している」「沖縄では次々に職場の閉鎖攻撃が吹き荒れている。残されたのは何の補償もなく路頭に放り出された自分と親族などの関係でギリギリの生活を送る家族だ。その上にオスプレイが飛来し、戦火だけが降りかかる」「この心底からの怒りが沖縄中を充満している」「『振興策』などという労働者の分断政策を自ら打ち破って立ち上がる時が来た!」
 全島ゼネスト実現に向かっていかに闘うか。富田さんは以下の方針を提起した。一つに動労総連合の旗を全国に打ち立て、IJBS闘争を先頭に拠点建設に勝利すること。二つに71年沖縄全島ゼネストの精神を継承し、ゼネスト指導部を建設すること、その水路として被曝労働拒否を闘う動労水戸支援共闘会議、全国農民会議をIJBS支援共闘会議と一体で拡大することだ。
 最後に、「階級的労働運動の発展の中で、ゼネストを指導する新たな労働者の党を建設しよう」と呼びかけた。

■6・7国鉄集会大結集の訴え
 集会の司会をIJBS労組書記長の仲宗根光洋さんと郵政労働者の松本未土さんが務めた。主催者あいさつに立った国鉄闘争全国運動・沖縄の崎浜秀俊さんが「現在の辺野古新基地建設の問題は、沖縄に対する第2の屈辱だ」と安倍政権を痛烈に弾劾した。
 連帯あいさつを、とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局の川添順一さん、星野さんを取り戻そう!全国再審連絡会議の戸村裕実共同代表、福島から渡辺馨さん(NTT労働者)が行った。戸村さんは、71年全島ゼネストと連帯して渋谷暴動闘争を最先頭で闘い、今獄中40年を闘う星野文昭さんからの集会へのメッセージを読み上げた。
 三里塚芝山連合空港反対同盟員の萩原富夫さんがアピールを行った。萩原さんは、「『オール沖縄』を打ち破り労働運動を再生する闘いと連帯して実力闘争で農地を守り抜く」と述べ、市東さんの農地取り上げ阻止の3万人署名への取り組みを訴えた。
 動労千葉青年部長の北嶋琢磨さんがあいさつに立った。北嶋さんは、6・7国鉄闘争全国集会への大結集を訴えた。北嶋さんは、山手線電化柱倒壊事故に関し「死傷者が出なかったのは安全の神様のおかげ」とJR東日本・冨田社長が発言したことを、「運転士を完全に愚弄(ぐろう)するものであり絶対に許せない」と怒りを込めて弾劾した。勝利する道は6・7国鉄闘争全国集会への大結集と動労総連合の建設だと熱く訴えた。
 沖縄現地で闘う労働者・学生が決意を表した。「沖縄大学の学生は大学当局による分断、弾圧を打ち破り、新基地建設反対のメッセージを自治会に寄せている。闘う自治会執行部を打ち立てる」(沖縄大学学生自治会・赤嶺知晃委員長)。「基地をなくすことができるのは基地労働者。原発労働者と基地労働者が職場から闘いを起こすことが国際連帯です」(動労千葉を支援する基地労働者の会・水島満久さん)。「基地の島、貧困の島、非正規職の島の現実を根本からひっくり返す闘いが求められている」(動労千葉を支援する会・沖縄中部の会)。「沖縄の職場を廃止するNTTの大合理化攻撃と闘う。職場の怒りと結びついて闘う労働組合をつくり出す。これこそがゼネスト、革命の準備だ」(動労千葉を支援する会・電通沖縄)。
 最後に「復帰」43年5・15宣言を司会の松本さんが読み上げ、満場の拍手で採択した。北中城村議会議員の宮城盛光さんの音頭で団結ガンバロー三唱を行い、集会を締めくくった。(W)

IJBS支援共闘会議第2回総会/解雇撤回1万署名達成へ

2015-05-20 06:56:48 | 沖縄闘争




■IJBS支援共闘会議第2回総会/解雇撤回1万署名達成へ
前進 速報版 2015年5月19日 08:05

 5・15沖縄闘争2日目の16日夕、IJBS(日本IBM・ビジネスサービス)労組支援共闘会議第2回総会が沖縄県青年会館で開かれ、180人が結集した。第2回総会は、IJBS労組と支援共闘会議の青年労働者が沖縄全島ゼネストの指導部として登場していく画期的な総会としてかちとられた。
 「『貧困の島』=『非正規職の島』=『基地の島』という沖縄の現状を打破するには、沖縄の労働者、とりわけ基地労働者と全国の労働者が団結し、この現状を根底から覆す以外にない。この1年間、IJBS労組は解雇撤回闘争でこの先駆けになろうと闘ってきた」

 IJBS労組支援共闘会議結成から1年。解雇当該の仲宗根光洋書記長は自信をもって基調提起を行い、この1年の闘いを振り返った。
 14年6月には組合員への解雇に反撃する組合結成以来初のストライキに立った。また県内の労組まわり・署名活動を精力的に行い、解雇撤回署名は2500筆を超えた。さらに5回にわたる裁判闘争では、会社の偽装派遣・偽装請負を暴いてきた。国鉄闘争とともに民営化・外注化絶対反対、非正規職撤廃で闘うIJBS労組の路線と、解雇撤回と職場闘争を一体的に闘ってきた実践が、「振興策」の破綻を暴き、沖縄の労働者人民の深い怒りと確実に結びついてきた。
 仲宗根書記長は、“観光やITといった平和産業で沖縄は食っていけるから基地はいらない”とする「オール沖縄」勢力の主張に対し、「観光産業もIT産業も90%以上が非正規だ。どこが食っていけるんだ。9割非正規である限り、沖縄は『非正規職の島』=『基地の島』という現状は変わらない」と真っ向から批判。この沖縄の現状を根底的に変革するためにIT産業のど真ん中で団結を拡大し勝ち抜いてきたIJBS労組の闘いへの自信と確信を胸に、仲宗根書記長は「オール沖縄」をのりこえ全島ゼネストに立とうと力強く呼びかけた。
 第2回総会では、富田晋委員長と、辺野古新基地建設反対と解雇撤回を闘う組合の姿に感銘して組合加入をしたという組合員が司会を務め、元気よく総会をリードした。
 支援共闘会議呼びかけ人からは、かつてゼネストを闘った元全駐労マリン支部副委員長の水島満久が「IJBS労組の闘いは沖縄の労働運動を変えていく闘いだ。労働者の闘いと怒りでゼネストを実現しよう」とあいさつを行った。
 IJBS労組の闘いは、非正規職の青年労働者に広がっている。闘いの報告と決意表明では、沖縄南部合同労組協同リネンサービス分会の高橋徳臣書記長が「僕も雇い止めに合い、1年前の結成総会に参加した。非正規職でも誇りをもつ労働者だと胸に誓った」と語った。
 動労千葉、動労水戸、動労西日本の青年労働者も登壇し、動労総連合建設の最前線からの報告を生き生きと行った。さらに港合同の木下浩平執行委員、高槻植木団地労組が大阪での橋下打倒の闘いを報告。精研労組青年部はゼネストを闘える労組つくろうと訴えた。国鉄闘争と沖縄闘争が固く結びつき、ゼネスト実現へ闘う青年指導部の団結が圧倒的に打ち固められ、6・7国鉄集会への総決起を誓い合った。 
 富田委員長が総会をまとめ、「辺野古の行政訴訟を一手に引き受ける裁判官が、IJBS裁判の裁判官になった。辺野古とIJBS労組の闘いは一体だ。IJBS解雇撤回の1万筆署名と支援共闘100人賛同をただちに達成しよう」と提起した。
 最後に支援共闘呼びかけ人で元沖縄県高教組副委員長の崎浜秀俊さんの音頭で団結ガンバローを三唱し、支援共闘会議の2年目の闘いが始まった。(K

沖縄全島ゼネストへ国際通りデモ 飛び入り参加が続々

2015-05-17 21:48:35 | 沖縄闘争








■沖縄全島ゼネストへ国際通りデモ 飛び入り参加が続々
前進 速報版 2015年5月17日 06:43

 「すでに昨日から安倍政権打倒、辺野古新基地建設絶対阻止の全島ゼネストを訴える私たちのビラやパンフが多くの労働者の手に吸い込まれるように渡っています。安倍政権は絶対打倒できます! 辺野古新基地建設は絶対に阻止できます! その闘いは全島ゼネスト以外にありません。5・15沖縄から世界は変わった、そういった闘いを切り開いていきましょう!」――5月16日午後、沖縄県庁前で沖縄の労働者が第一声を上げた。
 昨日から平和行進に集まった全国の労働者に6・7国鉄集会への結集を呼びかけるタブロイドを手渡し、日本IBM・ビジネスサービス労組(IJBS労組)の解雇撤回署名を集め、何よりも5・17県民大会への10万結集=全島ゼネストを訴えて精力的に活動してきた労働者・学生が高揚感をみなぎらせて集まった。 
 IJBS労組の解雇当該、仲宗根光洋書記長がマイクを握り、「今から全島ゼネストを呼びかけるデモに突き進もう。今も右翼がワーワー言っていますが、沖縄に基地は絶対にいらない! 何が中国の脅威だ! 全島ゼネストで中国の労働者、世界の労働者と連帯しよう」と力強く呼びかけた。沖縄大学学生自治会の赤嶺知晃委員長が続いた。右翼の宣伝カーを一蹴し、安倍政権による安保関連法案の5・14閣議決定を弾劾し、「安倍政権への怒りが一番先頭で爆発しているのが沖縄だ。中谷防衛大臣が『辺野古が唯一の解決策だ』と言った。さらに沖縄に基地は必要だと中国脅威をあおった。沖縄をもう一度、戦場にするのか! 絶対に許せない!」と訴えた。
 「辺野古新基地建設を阻止するぞ! 安保法制を阻止するぞ! 安倍政権を打倒するぞ!」のシュプレヒコールを上げ、一気に国際通りデモに飛び出した。沿道からの反応はすごい。商店から飛び出して「安倍は絶対にだめだ!」「新基地は絶対ダメだよ」とデモ隊に呼応する人、誰もが「辺野古新基地絶対阻止!」「安倍政権の戦争法案反対!」「安倍政権打倒!」のシュプレヒコールを一緒に叫んでいる。「全島ゼネストをやろう!」の呼びかけに、「沖縄は何度もゼネストをやったよ」の声が返ってくる。
 「辺野古への米軍新基地建設阻止抗議行動はいつ、今でしょう」「安倍政権が沖縄県民への強権的、理不尽による非民主的扱いへの抗議行動はいつ、今でしょう」と自筆のビラをまいて5・17県民大会を呼びかけていた男性がデモに合流! 「沖縄の問題は沖縄にとどまらない。命は一つしかない大事なもの。行動で世の中を変えていく、行動は今でしょう。一人でも闘います」と、デモ直後のIJBS第2回総会にも参加した。デモへの飛び入り参加は中学生や労働者など続々。沖縄の怒りはまさに沸点に達している。あとは「奪われたすべてを奪い返す時が来た!」「全島ゼネストに立ち上がろう!」の訴えを隅々まで届けられるか。5・17県民大会から全島ゼネストに突き進もう。(K)