救援本部ニュース383号 2012.11.3
第3集発行!労働組合をよみがえらせ、生きぬくために闘い抜く!
『東日本大震災救援対策本部ニュース 第3集』(第201号~第350号を収録)の発行にあたって
「救援対策本部ニュース」第1号(2011・3・24付)発行からすでに1年7カ月、「ニュース」はまもなく通算400号を迎えます。尽きることのない被災地の怒りと闘いとともに、さらに継続していく決意です。
福島第一原発事故はいまだ収束せず、原発労働者の被ばく労働による懸命の作業が続けられています。福島の子どもたち、多くの人びとは住み慣れたふるさとと生業を奪われ、先行きの見えない避難生活か高放射線量下の不安な生活を余儀なくされています。被災3県で震災解雇の横行と高失業下の失業保険の打ち切り、非正規職ばかりの求人、「復興」の名のもとでの過酷な労働が強いられ続けています。
福島をかえせ! 子どもたちを守れ! 原発やめろ! 野田たおせ! 新自由主義に対する命をかけた闘いは新たな段階に入りました。
被災地からの命の叫び、福島の訴えを踏みにじって原発再稼働と資本最優先の政治を進める政府と大資本、御用組合、御用学者への怒りと闘いが広がっています。
3・11福島県民大会(郡山集会)には全国から1万6千人が参加しました。毎週金曜夜には官邸前・霞が関一帯に数万~20万人の人びとが集まり、全国100カ所に反原発行動が拡大しています。7・16代々木公園には労働組合を中心に17万人が結集し、全国の職場で労働組合の再生をかけた新たな闘いが始まっています。動労水戸は被ばく労働を拒否してストライキに立ち、愛媛県職労は被ばく労働に反対し伊方原発再稼働阻止・全原発廃炉に向け闘っています。動労千葉・動労総連合は新自由主義攻撃の柱である外注化・非正規職化絶対反対の大ストライキと長期抵抗闘争に突入。11・4日比谷労働者集会は韓・米・独の闘う労働組合が参加する反原発・反失業の国際統一行動としてかちとられようとしています。
そして子どもたちの命と健康を守る福島診療所の建設が進んでいます。
福島の怒り、被災地の思いと心を一つにして労働組合をよみがえらせ、生きぬくための闘いをさらに強く、大きく! ともに進めていきましょう。
(2012・11・1)東日本大震災救援対策本部 事務局長 渡辺 信夫
新自由主義とたたかう労働組合の全国ネットワークを!国鉄1047名解雇撤回! 外注化阻止・非正規職撤廃!反原発・反失業を闘う国際統一行動を!11・4全国労働者総決起集会11月4日(日)正午 東京・日比谷野音
★当面する闘争スケデュール
★いまこそすべての原発なくそう!全国会議 HP
福島診療所
建設パンフ SunRise第1号 SunRise第2号