末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

9・23韓国 民主労総ゼネスト大会に1万5千人 〝パククネ倒すまで闘う〟

2015-09-27 06:06:11 | 世界の闘い





■9・23韓国 民主労総ゼネスト大会に1万5千人 〝パククネ倒すまで闘う〟
前進 速報版 2015年9月26日 16:01

大統領官邸へ進撃、54人逮捕
 9月23日、韓国で民主労総(全国民主労働組合総連盟)が4月と7月に続く第3波のゼネストに立ち上がった。パククネ政権が韓国労総の幹部の大裏切りをてこにして、資本の搾取を野放しにする「労働市場構造改革」という名の攻撃を一気に推進しようとしてきたことへの、緊急かつ猛烈な反撃だ。
 9月17日のスト決定から1週間もない中で、全国で5万人以上がストに入り、その中から1万5千人が上京闘争を闘い、首都ソウルに集まった。
 午後3時、民主労総本部のあるソウル市中区・京郷新聞社前の街路を占拠して、ゼネスト大会が開かれた。逮捕令状が出ているハンサンギュン民主労総委員長が現場に登場し、最前列で組合員と一緒に座り込んだ。
 大会ではハンサンギュン委員長、公共運輸労組のチョサンス委員長、この日全組合員がストに突入し2千人がソウルへの上京闘争に決起したホームプラス労組の委員長、非正規職労働者や青年労働者の代表などが次々と決意を表明した。
 ハンサンギュン委員長は、財界や国会、政府与党への弾劾だけでなく、「今や大統領官邸に向けて怒りの矢を放つ時が来た」と宣言した。「倒れても再び立ち上がる雑草のようになんとしても政権の心臓部まで進撃し、この地の2千万労働者と全民衆の人生に責任を負う歴史的第一歩を踏み出そう!」と訴え、この日を起点に11月全民衆総決起へ、パククネ政権を打倒する闘いに上りつめようと提起した。
 チョサンス公共運輸労組委員長は「軍事独裁時代に回帰しようとする政府を阻止するには、独裁政権を倒した1987年労働者大闘争のような闘争が必要だ」と訴え、10月15日に公共部門の労働者がこぞってストライキに突入することを決定したと報告した。
 大会後、デモ隊は往復8車線の道路を埋め尽くして大統領官邸方向へ進撃を開始した。その行く手を数十台の装甲車を並べた警察がさえぎり、各所で激突となった。恐怖した警察権力は、光化門広場に再び集結したデモ隊の解散過程を襲撃し、カプサイシン入りの催涙液を浴びせ、取材の新聞記者にまで無差別に暴行を加えた。
 大会に先立ち、民主労総と全教組(全国教職員労働組合)の組合員は国会と与党・セヌリ党本部への抗議闘争に立った。ここでも警察は、民主労総のチェジョンジン首席副委員長など41人をその場で連行した。逮捕者は計54人にのぼった。
11月大決起へ闘争本部発足
 パククネ政権は民主労総のストを「政治ストであり違法だ」とわめき、大弾圧に必死となった。9・23ゼネストがこれを打ち破って爆発したことに、政府と財界は悲鳴を上げている。
 現代自動車労組は23日から25日まで3日間の連続闘争に立つと決定し、この日4時間のストに突入した。車両3300台が生産できず、損失額は730億ウオンに上ったという。韓国労総の中からも、指導部の裏切りに怒り、民主労総を訪れてともに闘う意思を表明する組合が出てきている。
 9・23の前日には、労働者階級とともにパククネ打倒まで闘うことを決意した農民、貧民、障害者、学生、宗教者、知識人など58団体が民主労総本部に集まって「民衆総決起闘争本部」を発足させた。11・14全民衆総決起大会へ、「ひっくり返そう世の中を!」を統一スローガンに総進撃が始まった。
 これに連帯し、11月労働者集会へ、日本での闘いを切り開こう。

写真は、〈上〉パククネ政権の労働市場改悪粉砕を掲げてストに決起し、全国からソウルに集まった労働者は民主労総
      本部前の街路を占拠してゼネスト大会を開き、パククネ打倒まで闘う決意を固めた
     〈中〉大統領官邸への行進を阻む警察と対峙するデモ隊
    〈下〉9月23日のゼネスト大会の現場で組合員とともに座り込むハンサンギュン委員長(中央)
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全学連、国会決戦を牽引 シールズの敵対・襲撃を粉砕し

2015-09-27 06:00:02 | 生きさせろゼネストへ



■全学連、国会決戦を牽引 シールズの敵対・襲撃を粉砕し
前進 速報版  2015年9月26日 16:14

 安倍政権による戦争法強行採決の暴挙に対し、9月14日から19日にかけて、全国から駆けつけた数万の人びとが国会周辺を埋め尽くし、抗議闘争を闘い抜いた。安倍政権の意を受けた警察権力は、鉄柵や機動隊車両を使って暴力的なデモ規制を行い、16日夜には参加者13人を不当逮捕した。だが数万の人びとは弾圧に怒りを倍加し、連日、夜を徹して闘った。
 何より、その最先頭で体を張って不屈に闘い抜いた全学連の学生たちの姿は、多くの人びとの間に絶大な反響を呼んだ。日本の民衆の怒りを代表する全学連の闘いは国内だけでなく、海外のメディアにも取り上げられた。また「ゼネストで戦争を止めよう!」と訴えた全学連と労組交流センターの集会に多くの参加者が共感し、その場で新たな交流と団結が次々と生み出された。
 他方で、戦争法の採決に見せかけの抵抗すらせず「次の参院選で自民党を落としましょう」などと語る既成野党、計25人もの不当逮捕に抗議もせず「新しい民主主義の始まり」などと語る主催者(24日にようやく抗議声明を発表)、そして安倍や警察権力の手先となって全学連や闘う労働者人民を襲撃したSEALDs(シールズ)などの正体も、この国会闘争の最終局面で暴き出された。
機動隊と激突
 14、15日の国会正門前では、集まった人びとが雪崩をうつように警察の阻止線を突破し、車道を占拠した。
 さらに16日、横浜で行われた地方公聴会では、安倍や鴻池参院特別委員長の乗った車が会場から出てくるや、2千人もの人びとが一斉に路上を占拠して安倍らの車を包囲し、警察・機動隊との大乱闘を闘いながら50分以上も安倍・鴻池らを足止めした。
 そして同日夜、連日の実力闘争に肝をつぶした警察権力は方針を転換し、国会正門前の車道上に機動隊車両40台を隙間なく並べ、機動隊員を大幅増員してデモを規制する暴挙に出た。
 「これが安倍のやり方か!」――戒厳令さながらの弾圧態勢のもと、人びとの怒りは臨界点を超えて車道にあふれ、国会になだれ込む勢いさえ見せた。これに驚愕(きょうがく)した機動隊は参加者を無理やり歩道へ押し戻そうとしたが、これに怒りを爆発させた多くの人びとがその場で全学連とスクラムを組み、機動隊を押し返した。
 そして17、18日、これまでの大衆的実力闘争の発展に恐怖したシールズ指導部とその「防衛隊」を名乗るグループは、許しがたいことに、「警察に抗議するな」「過激派は帰れ」などとわめいて全学連に暴力的襲撃を仕掛けた。だが全学連と数万の参加者は、警察権力と一体化した卑劣な襲撃を断固としてはね返し、19日未明まで力の限り戦争絶対反対を掲げて闘い抜いた。
 荒々しい実力闘争として闘い抜かれた国会闘争の高揚は、日本におけるゼネスト情勢の始まりを示している。今こそ職場・キャンパスから闘う労働運動・学生運動をよみがえらせ、ゼネストで安倍を倒そう!
写真は〈上〉機動隊との激突に勝ち抜いて車道を占拠し、抗議集会を勝ち取る学生たち(9月16日 国会正門前)
   〈下〉地方公聴会の会場を出た自民党の車両を2千人が包囲(9月16日 横浜)
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