ドイツで原発廃止デモ 25万人参加
TBS NEWS-i 2011年3月27日03:55
福島第一原発の事故を受け、ドイツで「反原発」のうねりが最高潮に達しています。26日には、原発廃止を訴える、これまでで最大規模のデモが行われました。
「福島にチェルノブイリ、もうたくさん!」(デモのシュプレヒコール)
「福島は警告する」と書かれた横断幕を掲げ、原発の廃止を訴えるデモ参加者たち。首都ベルリンをはじめ、ドイツ全土で反原発デモが行われ、25万人が参加しました。
「残念ながら、日本で起きたことはドイツでも起きるおそれがあります」(デモ参加者)
ドイツでは、安全性を見直すため、国内にある17基の原発のうち、稼働年数の長い8基をすでに一時停止させていますが、反原発運動の高まりは「原発政策」の見直しにも影響を与えそうです。