すえきちのひとりごと

競馬と野球となんでもないこと

24イニング目の決着

2006年08月21日 | 野球

素晴らしいモノを見せてもらった。甲子園の決勝戦。激闘の2日間。しかも期待したとおりの投手戦だ。

均衡を破ったのはやはりホームラン。しかし、それは失投ではなかった。試合が動いた直後、その動きが止まる前に直ぐに追いついた早実の底力。11回表一死満塁、「ランナーのスタートが見えたので、スライダーを低めに」投げてスクイズを外した斎藤の洞察力と技術。13回裏、二死にもかかわらず満塁策をとり、サヨナラを阻止した田中の自信。

再試合。疲れからか微妙にコントロールが狂っていた斎藤だったが、それでもスライダーだけは確かだった。最終回、2ランで1点差にした駒苫の意地か。そして最後はストレートだった。

心が震えるようなこの2戦を、元高校球児のはしくれとしては、とてもうらやましく思ったりして。

コメント
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