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マンハッタン  第一日目から二日目へ

2009-11-05 17:42:24 | Weblog
11時20分成田発、11時間50分。行きは早いです。着いたのは同日の正午12時でした。
手配してあった車の出迎えが無く、仕方なくイエローキャブ(黄色のタクシー)で。初っ端からいらいら。約一時間たらずで料金は50ドルでした。
アメリカやヨーロッパで嫌な事はチップです。日本はいいですね!タクシーはチップは二割、払わないとクレームをつけられます。その他地下鉄の料金の支払い方、バスに乗ったら絶対コインで1ドル25セント。紙幣は絶対使えません。めんどくさいです。そして電話。これはカードを買えばいいのですが、そうでないとまず相手のダイヤルをまわすと、1ドル入れろとか、2ドル入れろとか言われます。それに従ってコインを入れます。うっかりすると入れすぎてしまいます。そうやってやっとつながるのです。
ホテルについて荷解きをしちょっとお茶でもと思ったら、湯沸かし器など全く無く、またまたいらいら!時間も勿体ないからと小休止後グランドゼロへタクシーで。何か記念碑を建てるらしく工事中でしたが、あの時はこのあたりは大変でしたでしょう。沢山の犠牲者のご冥福を祈りました。
帰りはバスで。運転手が何丁目とか言うのですが、早すぎて聞き取れず、必死にバス停の看板で何丁目か確認しながら乗っていました。はらはらどきどきです。
でも乗客に聞くと教えてあげるから安心しなさいと言って、次だよと言ってくれます。皆親切です。いつもアメリカやヨーロッパに行くと感じるのですが、人々が歩いていたりしてちょっと体が触れたりすると、必ず"Sorry!"とか"Excuse me!"
と声をかけることです。子供の時の親の教育なのでしょう。日本とは全く違うといつも感じます。





夕食はホテルの隣にあるセントラルステーションのオイスターバーで。
ここは名前の通り生牡蠣が絶品なのです。以前来た時にはツルツルと沢山食べても大丈夫でしたから、もの凄く食べたかったのですが、中毒したらともしもの時を考えてロブスターを食べました。これの又美味しかった事!スープも飲んで全部で一人50ドルです。
又ワイン(私は赤しか飲めません)の合うこと! いやあ美味しかった。
マンハッタンに来たらやはりこれです。










二日目

まだ行った事のないジュウイッシュ・ミユジアム(Jewish Musium)へ。
ワシントンではかなり沢山のホロコースト(大虐殺)の写真や証拠品など展示してありましたが、ここはユダヤ教の純然たる歴史が説明されていました。私の期待とは違っていました。宗教に興味のある方にはお勧めです。
写真は正面玄関と、あたりの景色です。
途中バスの窓からセントラルパークの紅葉が見事でした。
近くの花屋さんも色々な色の花々で道行く人の心を和ませてくれます。










アメリカ式の脂ぎった昼食後、エンパイヤーステイトビルへ。何と長蛇の列です。
ぐるぐる渦巻きみたいにロープを張られた列を並ぶ事約二時間。やっとエレベーターに乗ったはいいのですが、途中80階位(?)で降ろされて、後はひたすら階段を登りました。いやあ!大変だった!
屋上も人々で満員。傍をヘリコプターが通り過ぎた時には、嫌な予感が頭を掠めましたが、何事も無くよかった!
さすが眺めは素晴らしく苦労した甲斐がありました。
こんな高いところに鳩が餌をもらいに飛んできていました。逞しい事!
遠くにスタッテン島の自由の女神像も小さく見えました。
あの像が遠く船でやってくる多くの移民達を歓迎したのでしょう。









夜はメトロポリタンへ。オペラ”アイーダ”を鑑賞へ。タクシーがなかなか捕まらず、バスで64丁目まで行きました。目の前がリンカンセンターです。
入り口を入ると左右に大きなシャガールの絵が飾ってあります。明るいシャンデリアが輝いて別世界です。
アイーダはずっと以前NHKがイタリアオペラを招いた時に見たことがありますが、デル・モナコ、シミオナート、テバルディのそうそうたるメンバーでそれはそれは素晴らしかったでした。
今回は名前もよく聞いたことも無い歌手ですが、メトロポリタンで歌えるのですから実力はあるのでしょう。最初のアリア、”清きアイーダ”は大好きで期待していたのですが、全く初めですからまだ声の伸びがなく期待はずれでしたが、そのうち声もなれてきたのか、いい伸びやかな声をきけました。
帰りは11時過ぎになるのでタクシーが拾えなくては大変です。
小休憩時に席を立って後ろの立見席で聞いて、終わる直前に出て、無事タクシーで帰ることが出来ました。