簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

雨の日の歩き(四国遍路)

2012-10-10 | Weblog
 歩き遍路にとって、雨ほど厄介なものは無い。
だったら晴れていれば楽かと言えば、そうばかりとも言えない事もある。
 例えば、晴れてカンカン照りで、気温35度と言う中を歩いた時は参った。
しかし、これは帽子やタオルで日除けをして、長袖などを着て、出来るだけ
直射日光に素肌を晒さない事や、こまめな水分補給と適度な休憩さえ怠ら
なければ、どうにか凌げるものだ。



 しかし、冷たい雨の降る寒い日は本当に耐えがたく辛い。
肌寒いとは言え雨具を着ての長時間の歩行では、蒸れも有って少なから
ず汗をかく。そのため着衣は湿って重く成り、そのうえ濡れた肌着が体温
を奪い、必要以上に寒さを感じさせ、強いては体力を限りなく奪い取って
行くから始末が悪い。



 この事だけなら、自然の仕打ちで仕方ないと我慢は出来るが、自動車の
走る道脇を歩く時などは、行き交う車に思い掛けずシャワーの洗礼を受け
る事も有り、これにはとても我慢がならない。

 

 特に強力な風と共にまき散らされる大型トラックの水しぶきや、轍に溜
まった雨水の跳ね上がりには悩まされる事も多い。
時には顔面に不意打ちを食らう事もあり、こんな時は本当に腹が立つ。



 色んなことがあり、どの道雨降りは濡れてしまうので、休憩のたびごとに
何回も着替えをすれば良いのだが、最近では殆ど最小限のものしか持って
きていないので、着替えもままならない。
 結局は濡れたままで休んでいても、寒く成るばかりなので、こんな日は
休憩もそこそこに、勢い歩き続けることに成る。(続)


                            (写真は本文とは無関係)


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