簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

臨海鉄道 (水島臨海鉄道に乗る)

2022-08-24 | Weblog
 「臨海鉄道」と言うのは、主に臨海部の工業地帯に於いて運行される
鉄道である。
その主なものは、貨物専用或いか或は貨物中心の運輸が目的だ。

 今日全国には、「八戸」「仙台」「福島」「鹿島」「京葉」「神奈川」
「名古屋」「衣浦」と「水島」の9社の「臨海鉄道」が有る。
その内の2社は旅客取扱いも行っていて、西日本ではこの水島が唯一で、
もう一社は、茨城県の鹿島臨海鉄道である。





 水島臨海鉄道線水島本線は、倉敷市駅を出ると市中心部のマンション
や住宅等の住宅街の中を、山陽本線や伯備線と並走する。
暫く行くと大きく北に進路を変える伯備線とはお別れで、このあたりで
線路は複雑にJR線と絡み合い、接続されて直接山陽本線に乗り入れる。

 元々水島の軍需工場への物資輸送が目的であった路線は、今でも同地
区への貨物輸送の為重要な役割を担い、倉敷駅の構内に乗り入れ、そこ
からJRの鉄道網に乗って全国に繋がっている。





 この線を辿れば、山陽本線倉敷駅のホームまで辿ることが出来る。
物理的には、下りの1番ホームに辿り付けるので、そこを切欠けホーム
にすれば、短編成の水島臨海鉄道の列車の発着は充分に可能だ。
わざわざ駅の外を廻って乗換えるが、何で乗り入れが出来ないものかと
何時も思う。





 県道60号線を越える辺りで、これまで並走を続けてきた山陽本線とも
お別れだ。始発駅から凡そ2㎞、同本線の中では駅間距離が最も長いと
いう最初の駅に到着する。
南に向けて大きくカーブする築堤のその起点辺りに球場前駅が有る。(続)



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