簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

長野原草津口 (JR乗り潰しの旅・吾妻線)

2020-01-15 | Weblog

 八ッ場ダムの完成により水没することから、岩島と長野原草津口間、
10.4㎞が付け替えられた吾妻線には、八ッ場、川原湯、横壁の三つの
トンネルが掘られたが、その距離は付け替え区間の凡8割を占める。



 川原湯温泉駅を出ると直ぐに入るのが、川原湯トンネル(1870m)、
続いて横壁トンネル(1737m)を抜けると、長野原草津口駅に到着だ。
沿線周辺は、旧線では楽しめたという吾妻渓谷と言われる景勝の地で
あるが、付け替えられた新線の車窓から堪能することは殆ど出来ない。





 長野原草津口駅は、島式の1面2線を有する地上駅である。
文字通り天下の三名泉として知られる、国際観光地草津温泉の玄関駅で、
特急「草津」号の発着駅でもある。
流石に草津温泉の最寄り駅だけに、多くの客が降りて行った。



 ホームに降りて駅前を眺めて見るが、有名温泉の玄関駅前にしては、
お土産や食事を提供する店舗が軒を連ねているわけでもなく、またタ
クシーが何台も客待ちをしているわけでもない。
さらに観光客らしき人達が駅前を散策する姿もない、余りにも静かな
のが意外に思われる。
それは八ッ場ダムの影響で駅前の再開発が必要となり、この駅や駅前
がまだ開発の途中だかららしい。





 しかし、駅前は直ぐにバスターミナルになっていて乗り換えの利便
性は良さそうだ。
バスも一台停まっていて、どうやら鉄道と接続しているらしく、鉄道
で訪れる客は駅前に滞留する間も事も無く、直ぐバスに乗り込み目的
地に流れてしまうのも、駅前の賑わい喪失の一因ではなかろうか。
その草津温泉は、ここからバスで25分ほどの距離に有る。(続)




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