簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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倉敷貨物ターミナル駅 (水島臨海鉄道に乗る)

2022-09-16 | Weblog
 嘗ては倉敷貨物ターミナル駅の先には、川崎製鉄への引き込み線が延
び川鉄駅が有ったらしいが、昭和58(1983)年に廃止になっている。
臨海工業地帯周辺の瀬戸内海では、航路整備が進み、10万トン級の貨物
船の出入りが可能になり、多くの工場が海運に切り替えた影響らしい。



 車輌基地は産業道路(海岸通り)のフェンス越しに見ることが出来る。
車輌のことは良く解らないが、旅客用はオリジナル車輌のMRT300形と
いうのが一番多い。
それ以外にも旧国鉄で活躍したキハ30・37・38形を数両保有している。 



 冷房の無い車輌もあり季候の良いときだけ運行されるらしく、ファン
にはこれが堪らないらしい。中でも貴重なのは旧国鉄のディーゼル気動
車「キハ205」で、現存するのは全国でここだけと言う。

 この車輌は近年修復され、その貴重な車輌をエンジン起動状態で公開、
写真撮影が可能で、乗車も出来るツアーが企画されている。



 倉敷市駅を出発する、「キハ37」と「キハ38」を連結した「急行」を
運行し(硬券の急行券を発行する)、途中、水島駅に停車の後、普段は
行けない「倉敷貨物ターミナル駅」と水島から分岐する「港東線東水島
駅(貨物駅)」まで乗り入れる、「水島臨港鉄道全線制覇の旅」だ。



 「ピーポー弁当」の昼食付きで、普段は運行しない「急行ツアー」で、
定員は60名、中学生以上は9,000円、それ以下は半額と言う。
9/18に第一回が開催され、10/23、11/20,12/4の計5回計画されている。 



 同社は昭和45(1970)年の営業開始から、令和2(2020)年の4月
で丁度50年の節目を迎えている。
それを記念して新デザイン車輌の運行も始めている。
オリジナル車輌を赤と青のツートンカラーで再塗装し、座席も一新し、
先頭に記念のヘッドマークを付け、通常ダイヤに組み込み運行している。(続)

 



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