簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

予讃線の海ルート(JR全線乗潰しの旅)

2010-09-17 | Weblog
予讃線は、豊後水道を望む宇和島からほぼ北上し、八幡浜を経た後、伊予灘に沿って
道後温泉で名高い松山に向かう。
その後瀬戸内海に突き出た高縄半島に沿って海岸沿いを東進し、四国の玄関口・高松に
至る。
この間300キロ近くも有り、100近い駅を有する長大路線だ。

本州の岡山や四国の高松からは、松山やその先の宇和島までの間特急列車が運行され、
四国を代表する路線と言える。
しかし普通列車はと言うと、この間を直行する電車は無く、松山や伊予西条、多度津、
観音寺などで乗り継ぐことになる。



宇和島を出た列車は、暫くは海から離れ、山間地に入っていく。
ここら辺りは、急な斜面を切り開いたみかん畑が広がり、愛媛らしい車窓風景を楽しま
せてくれる。

再び海に近付いたところで港町、八幡浜に到着、ここまでは1時間足らずだ。
今回はここで下車、ここからは海岸回りの「伊予長浜」経由の列車に乗り換える。
本来はこのルートが予讃線では有るが、特急列車はすべて伊予大洲から内陸ルートの
「内子」経由で運行されている。
そのため本来の本線であるにも関わらず、普通列車しか走らない寂しい路線となって
いるところだ。



全線乗り潰すためには海ルートと内陸ルートの両方に乗っておく必要がある。
しかし、今回の旅行では日程的にどうしても余裕が取れず、止む無く時間のかかりそう
な本線だけを先に乗り潰す。
したがって、JR四国の路線では、伊予大洲から内子を経て向井原に至る内子線だけが
乗り残しになってしまう。
もう一泊して乗り潰しておいた方が良いのは分かっているが都合が付かず仕方ない。(続)



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