簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
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食べたまま、書いてます。

国道の船旅 (JR全線乗潰しの旅)

2013-07-10 | Weblog
 初めて佐渡を訪れたのは20代を終える頃、独身時代の思い出にと友人三人で
マイカーを飛ばしてやって来た。





 新潟から両津へ渡り、民宿で二泊しながら島内を一周、帰路は小木から直江津
へ、その足で信州の志賀・草津から甲府に抜け、更に御殿場から熱海に向かい、
そこから東名・名神高速道を乗り継いでの五泊六日のドライブ旅行であった。
 あれから何年が過ぎたことであろうか?久しぶりの佐渡島で有る。



 朝の賑わいを見せる新潟駅前から、バスで港に向かう。
街外れの信濃川の河口、万代島埠頭に有る新潟港までは15分ほどだ。
そこからは佐渡島の両津港まで、国道350号線を行くフェリーの船旅が待っている。



 国道350号線は、新潟港から両津港までの67キロと、小木港から直江津港までの
78キロの海上部と、島内唯一の国道である両津から小木間などの陸路からなる珍し
い海と陸を結ぶ国道である。



 車で渡る人が多いのか、改札を通る客は思ったよりも少なく、広い構内が閑散と
している。この航路にはフェリーの半分以下の所要時間で運行する高速船・ジェット
フォイルも有るので、そちらに客が流れているのかも知れない。





 乗船手続きを終え、船に乗り込み、デッキから身を乗り出して埠頭の様子を眺めて
みると、何台もの車が船に飲み込まれるように積みこまれて行く。



 作業を終えた係員が手を振って見送る中、定刻 “おけさ丸”は、沢山の海鳥を従えて
出港した。両津港までは2時間半ほどの予定だ。
30数年も前の旅では、新潟を15時過ぎに発って両津港には17時半前には着いている。
フェリーのスピードは今も昔も変わらないようだ。(続)






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