簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

ウェスパ椿山(JR全線乗潰しの旅)

2012-09-12 | Weblog


 ウェスパ椿山と不老不死温泉間は、相互の間で無料の送迎バスが運行
されていて15分ほどで、移動する事が出来る。
 ここには物産館、レストラン、ガラス細工の店、昆虫館などが有り、遊んで
泊まれるリゾート施設と成っている。
 




 スロープカーは物産館脇から発車する。
リゾートしらかみの青池号を模した車は、最大斜度25度、高低差102m、
561mを約8分かけてゆっくりと登って行く。



 高度が上がるほどに視界が開け、目の前の日本海が太陽の光を受けて
キラキラと眩しく輝いて見える。



 終点には展望台と風力発電の風車が有り、エレベータで展望台に上がる
事が出来る。眼下には広大な特産のニンジン畑が広がっている。

 その先には鬱蒼とした緑の樹林帯。ここからは、白神台地の山容や日本
海の雄大なパノラマが360度、なにも遮るものも無く楽しむ事が出来る。
天気の良い日には男鹿半島の寒風山や北海道までも望む事が出来ると言う。



 観光駅長に見送られ、16時20分発の「リゾートしらかみ・クマゲラ号」で、
今晩の宿のある千畳敷に向かう。





 クマゲラは、白神山地に生息する日本最大級のキツツキである。
この列車は、車両前面の黒と赤でそのクマゲラを、赤と黄色で沿線に沈む
夕日をイメージしたデザインで、2006年に登場した新しい編成である。



 深浦には、16時34分に到着する。
反対側のホームには、すでに青池号が先着しており、10分停車するとあって
余り広くは無いホームや駅の中は、乗客や乗り換え客で溢れ返っていた。(続)





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