ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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信頼関係を深める言葉かけ

2009-01-15 | 育児
 子どもとの信頼関係を築く上で,どんな言葉に気をつけているだろう?日頃の何気ない言葉遣いが,子どもとの信頼関係を築いたり,崩したりしていることにもっと気を配らなければならないと強く感じることがある。
 よかれと思って言うことが,子どもの思いとズレがあると子どもは受け入れてくれない。強引にそれをすると信頼関係が崩れてしまい,「先生は,私を信じていないのだ。」という思いにさせることにもなってしまう。
 教師の思いを伝えるだけではいけない。子どもの思いを十分汲み取りながら,言葉を選ぶことがとても重要になる。そして,子どもと教師をつなぐ温かい言葉かけをし続ける。
<信頼関係を深める言葉かけ>
ーあなた自身にー
 「ありがとう。」「信じているよ。」「頼むよ。」「任せてよかった。」
ーあなたの思いにー
「その考えはいいと思うよ。」「あなたは,どう思う?」
ーあなたの力にー
「すごい力だね。」「そんなことできるんだね。」
ーあなたの行動にー
「それは,いいことだ。」「どうしたらいい?」「何したいの?」
ー私の思いはー
「嬉しいよ。」「感心するよ。」「好きだなあ。」「いいと思うよ。」
 こんな言葉を相手の求めている所に合わせて伝えていくとよい。
・自立できないで頼ってくる  → 「私の思いは」
・自分の行動に不安がある   → 「あなたの行動に」
・自分の能力に気付いていない → 「あなたの力に」
・自分の考えが明確でない   → 「あなたの思いに」
・自分に自信がない      → 「あなた自身に」
※ただし,子どもの中に答えが見つからないときに教師の思いを「先生は,こう思う(こうする)よ。」と伝えることが子どもの支えになる。
 子どもが何を求めているのかを探る努力をし続けるとかけ言葉が見えてくる。

信頼関係

2009-01-14 | 育児
 子どもはいつもお母さんを見ている。自分を一番愛してくれている人だから、それを信じていつも見ている。怪我をしたときに一番助けてほしいのは、お母さん。困ったことを最初に話したいのがお母さん。子どもが小さい頃ほどその思いは強い。一番、安心して傍にいられるのがお母さん。世界を広げる時に助けてくれるのもお母さん。
 うまく子どもから離れられないお母さんもいる。逆にうまくお母さんから離れられない子どももいる。親子の関係は様々であるが、このつながりのバランスがうまくできないことが様々な問題を起こしているように思う。
・実体として目の前にいないと不安になる。
・実体はないが、近くにいないと不安になる。
・ある程度の時間、離れていると不安になる。
少しずつ、距離を取り、時間を取るようにしても不安を感じないだけの距離や時間をつかんでいると子育ては楽になる。
 急に環境が変化するときが一番大変。子どもにとって、自分で決めるのではなく、決められてしまうことが不安になる。どうなってしまうのか、想像できない不安に駆られる。
 できるだけ、助走をつけてやりたい。新しい環境に入る前の準備を大事にし、安心できるようにしてやりたい。
 母親に変わる安心できる人が新しい環境にもいることがとても心強い。学校は家庭の代わりはできない。しかし、子どもの不安を少しでも解消する努力は日頃の子どもとの関係で築くことができる。「先生、大好き。」という先生が学校にいることが大事だ。まずは、母親の代わりとなり、困ったときに助けてくれる人が必要だ。そうすれば、安心して学校にいくことができる。保護者も同様だ。助走をつけながら、自分から子どもを離していく。そんな時、自分の代わりとなる安心して任せられる先生が学校にいることが一番心強い。
 保護者の信頼は、「私の代わり」であり、子どもとの距離で作られる。言いたいことを言い、したいことを理解してもらうことが信頼を得ることではない。我慢させていることはないだろうか。保護者の気持ちを分かって子どもの関わっているだろうか。常に意識していないと忘れてしまう。傲慢な対応になってしまう。「母親の代わりをしているだろうか。」と自分への問いかけをしていないと消えてしまう。

慣れてくると見えなくなる

2009-01-13 | 育児
 気になっていた事ができるようになると気にならなくなる。その替わりに別のことが気になるようになる。しかし,本当にきになっていたことができるようになったのかと言えばそうではない。自分でできると決めた基準以上には,できていない。
 8割程度できていると判断すれば,8割の子どもしかできていないけれども,できたと判断してしまう。また,その8割が毎日できるかどうかということについても,3日程続けばよしとすれば,4日目にできない子どもも見逃してしまう。
 気になることが本当にできるようになったかどうかを見るには,繰り返しの評価がとても役に立つ。
 少し間を置いて,再度評価をしてみる。8割の子どもが過去にできたとしても,少し間を置かれて評価されると8割以下の数になっていることはよくあることだ。
 少し間を置いて再度点検することで,意識も高まる。どんなことでも,一度評価したからそれでよしと思うと落とし穴にはまる。できたと思っていた事は,思い込みだともいえる。子ども自身がやってよかった。もっとできるようにしたいと思ってできるようにならなければ,本物ではない。
 指導しきるためには,行動だけを追って指導していてはできるようにはならない。「できる」ということは,能力であり,能力として身に付くまで何度も繰り返す必要がある。能力を身に付けると見方や考え方も変わってくる。子どもたちを変えることは,見方や考え方まで変わったかどうかを見極める必要がある。できたことを喜ぶのではなく,できてどんな考えに立てるようになったのかを確かめることが子どもの「できる」を確実にする。子どもたちに気になる事について聞いてみるとよい。こちらの願いがわかってしているか。言われたからしているのかの違いがよく分かる。

本当に信頼されているか

2009-01-12 | 育児
 信頼関係が大事だというが,実際信頼されているかどうかは,相手のどんな姿から感じているのだろう。
・教師の言った事が行動になって現れる。
・教師と同じ考え方で話す。
・教師の願いや思いを分かろうと質問する。
・困った時に教師を頼りにする。
・教師の行いや考えを応援する。  等
こんな姿をイメージするかもしれない。しかし,本当にこの姿が信頼関係に基づいた姿なのだろうか。
 力でもってこの姿を作ることもできる。例えば,「教師の言う通りにしないと損をする。」「恐い。」などと感じた時にもこの姿は,生まれてくる。となるとこの姿ができているから信頼関係があると判断してよいか怪しくなる。大事なことは,この姿を生みだすまでの教師と子どもとの関わりである。
 つまり,「私のことを大事にしてくれている。」「私の願いを叶えてくれる。」という気持ちを子どもが抱くような教師の働きかけが前提にあることだ。教師のそんな思いが子どもに伝わるから教師のために動いてくれたり,教師のことを考えたりしてくれるのだ。
 教師が進める教育活動をしやすくするために子どもの姿を変える訳ではない。子ども自身が「これは,大切なことだ。」「これはいいことだ。」と感じて動くために様々な働きかけをし,姿を変える努力をする。
 だから,教師の願いや思いを分かって動いてくれたとすると,感謝の気持ちが沸いてくる。最初に示した姿になったとき,教師側に「よく私の願いや思いを分かって動いてくれてありがとう。」という感謝の気持ちがあることが信頼関係をより深くする。決しておごりがあってはならない。察して動くことは,そんな信頼関係がある所しか生まれてこない。言われたことしかできない姿があるとしたら,感謝の気持ちが足りないと考え,子どもへの働きかけを見直してみたい。

目の前の姿に振り回されない

2009-01-10 | 育児
 子どもの姿や子どもの言葉を見て、何とかしたいと思うと一度にたくさんのことが頭をよぎる。こんなことをしたい。あんなことをしたい。まだ、これも。あれも。
 至らない点がいくつも見つかる。しかし、それを一つ一つしようと思うと時間はかかるし、不満が一杯溜まってくる。これでは、何も解決できない。それでは、どうするのか。
 したいことを全部ノートに書き出す。そして、書き出したことに結びつきはないかまとまりを考える。共通点が見つかるとこれが役立つ。
 その共通点は、能力であったり、見方・考え方であったりする。これが見えてくると、本当は何をすべきなのかが、見えてくる。小手先のことで振り回されているといつまでもモグラたたきになってしまう。元を断たなければ、変わらない。いつも本質は何かを見つめる癖を付ける。これが、効率よく指導することになる。
・人に頼っているのではないか。
・自分の考えがはっきりしていないからではないか。
・自信をなくしているのではないか。
・何をすべきかがよく分かっていないからではないか。
・この場が何かを考えていないからではないか。
などと感じることを探ってみる。
 そして、本当に大切しなければならないことは、何かを問い続ける。
それが、はっきりすれば、目の前の姿に振り回されることなく、大事なことのために何をすべきかという視点で事を進めることができる。
 3学期が始まった今、連休を使って、じっくりと学級の姿を見つめ直してみるのもいい。

話を聞く

2009-01-09 | 育児
 3人で話をするときは、2人で話す時よりも難しい。2人の場合は、必ず話した相手(A)に焦点が当たっているから相手の言った事について答えるだけで済む。しかし、3人となると話した相手と聞き役のもう一人(B)がいる。そのもう一人の聞き役がどんな立場でいるかによってかなり会話がしやすくなったりしにくくなったりする。
 私がAの気持ちを知りたいと思っているとき、Bが私の気持ちを分かっているならば、静かにAの反応を見ている。しかし、それが分からず、Bが自分も会話の中に入りたいと思っていると、Aの話を横取りしたり、Aの気持ちをBが勝手に解釈したり、話題を変えたり、話題に関わる話をし出したりする。こうなると、なかなかAの気持ちが分からない。伝えたいこともなかなか伝わらない。
 こんな時、どうすれば、うまく会話が進むのだろう?
「ちょっと黙っていて!Aの話が聞きたいのだから。」と言いたくても、言えないまま3人の会話の時間が過ぎてしまった。何とも言えない空しさが残った。そして、互いの気持ちを推し図ることの難しさを感じた。
 子どもたちがグループで話し合う時にもひょっとするとそんな場面もあるかもしれない。いつも発言力の強い子がグループの中での会話を独占していることはないだろうか。じっくりと相手の気持ちを考えようとしているだろうか。グループの会話をもっと傍にいてじっくりと聞いていないと分からないまま過ぎてしまうこともある。一度に全てのグループの会話の様子をつかむことはできないが、活動中に特定のグループにある程度の時間、張り付くことはできる。そんな取り組みを大切にしたいと思った。

迷った時がチャンス

2009-01-08 | 育児
 今までの経験や体験から得たことを元に学習したことが生きて働き,癖となって身に付いていることが多い私たち大人はなかなか自分を変えることができない。
 本当は,変えるチャンスはいくらでも周りに転がっている。それに気付いていないから,大人は変わらないと考えてしまう。何かする時に迷うことがある。これも自分を変えるチャンスの一つ。
 自分が変わるということは,自分の判断が変わり,それに伴う行動が変わるということ。だから,迷った時がその時だ。どちらにしようか決めるためには,それに決めるだけの理由を考える。その理由が正しいかどうかは別にして,自分の価値観が判断の基準となる。その時,「みんなと同じだと安心できるということ」,「信頼できる人が言ったから安心できるということ」・・・・これらは,他人と同じだと安心できるという点ではわかるが,自分らしい判断する価値が見えてこない。「失敗を避けるために」となると,これは,自分の中で決めることにはなるが,まだ価値観は見えてこない。何故そうすることがよいのかをじっくり見つめないと価値観が見えてこない。
・人が喜ぶことだから
・自分を高めることになるから
・仲間とうまく生活できるから
・相手のためになるから  
など,自分にとってどんな意味があるのかを考えることで価値観が見えてくる。
 そして,迷った時にそれをじっくりと考える。そして,出てきた価値観を疑ってみる。「本当にそうなのか?」「いつでもそうなのか?」「誰にでもそうなのか?」などと疑ってみる。すると「ひょっとすると思い込みかもしれない。」と思えば,別の考えを生かすことも可能となる。そうなれば,行動も変わる。
 「ここは,子どもを叱るべきだろうか。いや待て。ここはちょっと待って,様子を見よう。もう少し様子を見れば,別のものも見えてくるかもしれない。」などと考えることができれば,叱るという行動が叱らないで見守るという行動に変わる。
新たな発見をすれば,いつも叱っていた自分が叱らずに待てる自分になる。
 何か研修をし,勉強しなければ自分が変わらないと考えているとするとこれは,大きな間違いだ。日頃の小さな出来事の中に自分を変えるチャンスはいくらでもある。つまり,迷ったときこそ,自分を変えるチャンスなのだ。

今、あなたが輝くとき
 (http://www.tcp-ip.or.jp/~suda1016/kagayakutoki.pdf)
 付録
 (http://www.tcp-ip.or.jp/~suda1016/donnajibun.pdf)
 補足資料
 (http://www.tcp-ip.or.jp/~suda1016/hintokaado.pdf)

3学期に向けて

2009-01-07 | 育児
 いよいよ3学期が始まる。新年を迎え、誰もが新たな気持ちでスタートする。この気持ちを後押しすることに全力を尽くすことが、子どもを生かすことになる。
 頑張ろうとする時に目の前に壁が現れるとその壁が邪魔になる。乗り越えるだけのエネルギーがあればよいが、なければ挫折する。ここの見極めが難しい。教師が、自分の思いを出すことは、簡単だ。しかし、受け入れる側がそれを壁だと感じたら、それを乗り越えるだけの支援をしなければならない。子どもの顔色を伺い、壁の高さがよかったかを探らなければならない。一人一人を見て対応を考えることは、至難の業だ。
 それなら、自分の思いを出さないで、子どもの思いや願いを聴いてみたらどうだろう。子どもたちなりに考えている。そして、不足のところがあれば、「ここは、どうするの?」と尋ねて見ればよい。そして、「これでいい?」とどの子も納得できるのかを問えば、子どもの願いになる。
 学習面、生活面の自分たちの姿をイメージさせることで3学期のスタートの方向が決まる。教師は出口のイメージをきちんと持たせることに焦点をあて、どんなイメージなのかという中身については、子どもに任せる。教師が引っ張ってもたかが3ヶ月。できることは、限られている。実状に合わせる方が無理なく、よい結果になる。年度当初描いた理想の学級とはほど遠いかもしれないが、それは、次年度への自分の課題としたい。「何が足りなかったのか。」「どんな段取りが必要だったのか。」「どんな力を付けなければならなかったのか。」など振り返ることはたくさんある。それをはっきりさせるのも教師としての仕事となる。今年だけで教員生活が終わるわけではない。次の出会いの中でよりよい姿を築ける自分にすることに力を注ぎたい。
 だからといって今の子どもたちを見捨てるわけではない。子どもたちが望む姿になるように精一杯力を注ぐ。そこにも自分の力量が見えてくるはず。力を抜くことではなく、理想の姿にするための過程を思い描くこと。「どんな道筋で、子どもが育っていくのだろう。」「どんな手だてをどこで、打てばよいのだろう。」などと目の前の子どもたちと関わりながら発見できれば、次年度からの実践につながってくる。

本当の自分

2009-01-06 | 育児
 保護者や上司に気を遣いながら、自分をごまかしていることは、ないだろうか。自分らしさを出すことに戸惑っていることはないだろうか。腑に落ちない行動をとっていることはないだろうか。みんながそうするからといって動いていることはないだろうか。本当の自分は、どんな自分なのかを知ろうとしているのだろうか?
 最近自分を見つめることが気になって仕方ない。
 先日、テレビ番組で高校生に向かって、長渕剛さんが秋葉原の殺傷事件について「ナイフで刺される姿を見ながら、関わろうとしない周りの大衆に憤りを感じる。」というコメントをしていた。そして、「なぜ、止めようとしないのか。」「自分が安全ならいい、関わりたくないと他人事にしているからだ。」などと話され、「今、感じることを忘れてしまっている人間が多い。」とまとめられた。
 自分で感じたことならば、人は反応する。それが、分かりにくくなっている。うまく関わろうとか、何事も無事に済まそうとか、もめ事がないようにしようとか、本当は怒りがあったり、不満があったりするはずなのにそれが出てこないとすれば、本当の自分を殺しているように思える。表現の仕方はいろいろあるが、本当の自分は見失いたくない。
 子どもたちは、まだまだ、私たちよりも多分、自由に自分を出している。しかし、すでに大人の願いに合わせて、自分を出さないようにしている子どももいる。本当の自分をもっと引き出したい。そして、感じたことをよりうまく表現できるようにしてやりたい。
 そのためには、自分自身も本当の自分を見つめることから避けてはいけないと思っている。

「輝き」と「感謝」

2009-01-05 | 育児
 今年の新しいキーワード「輝き」と「感謝」を古いキーワード「笑顔」「感謝」と換え、机の前に貼った。たった1枚の紙ではあるが、取った紙に向かって感謝の気持ちが沸いてきた。自分をいつも見失わないように見守ってくれていた言葉である。忙しさで忘れそうになったときに、目の前に現れてくれた言葉である。困難な時に助けてくれた言葉でもある。そして、励ましてくれた言葉であり、仲間を増やしてくれた言葉でもある。咀嚼(そしゃく)という言葉がある。何度も噛んで味わうという意味だが、この言葉通り、何度も噛み、味わいながら歩んだ一年だったように感じている。
 そして、新しいキーワードにして歩みたいと思ったとき、何か重いものを感じ、古いキーワードに感謝せずにはいられない気持ちになった。
 いよいよ始まる新学期に向けて、心を落ち着かせ、自分らしく輝きのある人生を創る準備をする。
 新しい自分は過去にはない。自分の未来は今、自分が創造するしかない。キーワードからあるべき自分を探る。具体的な場面を創造し、自分らしく振る舞っている自分を想像する。キーワードが生きて働いている時の自分だ。ふと古いキーワードが守っていてくれるんだと思う。言葉を大切な友人のように扱うことで豊かな言葉に囲まれて生活できる自分になれそうな予感がしてきた。言葉を形にすることが今の自分には大切なのかもしれない。
「輝き」・・・・人を輝かせる自分だと思っていたが、言葉についてもそうだ。
「感謝」・・・・自分を高めてくれる全ての人、ものだけでなく、言葉についてもそうだ。
 残り少ない大切に時間を有意義に使って、新学期の準備をしよう。まずは、本を読むことから、始めよう。

いろいろな顔

2009-01-04 | 育児
 父親の顔、教師としての顔、大人としての顔、子どもとしての顔、男としての顔、自分の顔にもいろいろな顔がある。その顔をうまく使い分けるのも大事なことだけれども、場の応じて自分を表現することよりももっと本質的な、統合された、本当の自分を見つめることはあるだろうか。
 時々、「あの人は、自分らしさを出しているなあ。」と思う人に出会う。また、「きっとこの人は、本当はこの顔とは、違うのかもしれないな。」「この場をうまく生きているなあ。」と思う人にも出会う。
 信頼できる、心から自分の思いを伝えられる人は、やはり、本当の自分をさらけ出している人なのではないだろうか。
「この人には、これがある。」と確信できれば、安心していられる。しかし、「本当に、これがあるのだろうか。」と不安を感じたら、それ以上は深く付き合えなくなる。
 どこまで信じられるのだろうか。疑いをもったときに、いろいろ試す。信じたいからいろいろ試す。
 試されたときに現れる顔が本当の顔ではないだろうか。
・相手が要求をしたとき、どこまで応える自分なのだろう。
・相手が反発をしたとき、どこまで許す自分なのだろう。
・相手が黙っているとき、どこまで包み込む自分なのだろう。
・相手が失敗をしたとき、どこまで助ける自分なのだろう。
 期待に応える相手を求めることではない。相手の期待に応えられる自分なのだ。
信頼を得られて、初めてこちらの期待に応えてくれる。「お互い様。」と笑顔で動ける自分でいたい。

時間

2009-01-02 | 育児
 休みに入ると,急に時間の流れがゆっくりになる。そんな感じを受けるのは,私だけだろうか。仕事をしているときには,時間が短いと感じることが多い。しかし,今は違う。
 これは,時間とすることとの関係にあるからだろう。
ということは,時間は自分の思い通りに長さを変えることができるということだ。仕事ができる人は仕事の量が多くなると聞くが,正にこのことを言っている。時間を上手く使うということができるから仕事の量が増えるという解釈もできるが,逆に仕事の量が増えるから時間の使い方が上手くなるとも言える。
 どちらにしても,自分次第でどのようにでもなる。日頃の自分の仕事を整理して見ると,自分の仕事の量の多さにびっくりした。これだけの仕事をよくやっているなあと自分を褒めたくなった。そして,仕事だけでなく,それなりに趣味をもちながら,毎日を生活している。
 忙しいという人が,仕事の量が多いという分けではない。自分で制限を加えているから,することはそれ以上増えない。慣れてくればすることも早くなり,時間が浮いてくるはずだ。制限を外せば,することが増える。ここにすることの差が生まれる。することをどんどん増やせば,それができる自分を作る可能性を秘めている。新たな取り組みは,自分の可能性への挑戦だ。
 さて,今年は何を増やそうか。自分の更なる発展のために挑戦しよう。

明けましておめでとう

2009-01-01 | 育児
 明けまして,おめでとうございます。
今年は,飛躍の年とします。「輝き」と「感謝」をキーワードにして取り組みたいと思います。
 「輝き」・・・自分もさることながら,人を「輝かせる自分」でいたいと思います。昨年3月から学び始めたNLPを利用して,人を輝かせる実践を残したいと思います。これは,言葉と脳の関わりを扱った心理学で,今までの自分の実践とかなり重なるところがあり,自信をもって人にも勧めたいものです。
 「感謝」・・・生かしてもらえることの有り難さを感じる自分にしたいと思います。謙虚さがなければ,感謝の言葉は出せません。
 今年も宜しくお願い致します。