ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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グループ学習

2007-10-28 | 育児
 グループで学習を進めていると、グループの中心となるのが「できる子」。この「できる子」のペースで学習が進むと、ついて行けない子も出てくる。そこで、そのペースにならないように「一人ずつ」とか「交代で。」とかどの子も活動できるように助言をする。しかし、追求し始めるとどうしても自分のペースで学習を進めたくなる。夢中になると他の子が見えなくなる。理科のグループ実験などでよく見かける姿である。「できる子」からの一方通行にせず、追求し続けるためには、子ども同士の関わり方への支援が必要となる。
<リードする側>へは、「ここまではいい?」「こうだから、次はこれをしたい。」「わかった?」「してもいい?」を。
<リードされる側>へは、「いいよ。」「わかったよ。」「どうして、そうするの(したいの)?」と常にみんなで一緒に分かろうとする姿勢を作る働きかけが必要となる。子どもに任せれば何とかなるというものではない。
 グループでまとめたものが本当にグループの仲間全員のものなのか、一部の子どもだけのものなのかを見届けないと個々のつまずきが隠れてしまう。グループで1つにまとまったからよしにはできない。できる子が説明できるのではなく、グループの誰もが説明できるかが問題である。常に一人一人の追求を基盤に据え活動を見届けたい。


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