ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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「できている」が落とし穴

2007-04-28 | 育児
 1ヶ月を過ぎると教師が教えなくてもある程度子どもたちだけでできることが多くなり形が整ってくる。
 しかし、ここに大きな落とし穴がある。

 できていると思っても、
・どの子もできているのか。
・できばえはこれでよいのか。
・もっと素早くできないのか。
・加えることはないのか。
・価値を意識してできているのか。

 できていると思っていても実はできていない。一部のできる子どもや仲間につられてできている姿に惑わされ、できていると錯覚しているだけなのかもしれない。

 子どもをよく見て、質を上げたり、価値に気づかせたりする指導をし続けることでよりよく生きる子どもに育っていく。
 
 これから先には質があり、底には価値が流れていることを忘れてはならない。

例1 掃除(時間内にすべきことが分かり、やっている。)
・ゴミを残さないでいるか。汚れを気にしているか。
・掃除場所と向き合っているか。(他事を考えていないか。)
・動きに無駄はないか。(てきぱきと動く姿になっているか。)
・美しくしたいという気持ちを伝えているか。
・美しくしたいという願いから新しい動きを作り出しているか。

例2 朝の会(会の流れがわかり、やっている。)
・一つひとつの活動に全員が参加しているか。
・1つのことを進めるのに無駄な時間を費やしていないか。
・みんなで作り上げるための協力や助け合いの姿はあるか。
・一つひとつの活動に精一杯さがあるか。

 これからが、教師の力の見せどころである。


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