ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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本番に強い子

2010-02-26 | 育児
 本番になると上がってしまって、自分の力を十分発揮できないことはよくあることです。しかし、中には、本番に強い子どももいます。本番に強い子どもと弱い子どもとどこが違うのでしょう。
 特別に本番のための力をつけるわけではありません。
 よく観察してみると、
・自分の世界に入り込んでいる
・結果を恐れない。
・自分のもっている力以上のことを望んでいない。
・今の自分を受け入れている。
 こんな様子が見えてきます。まさに日頃の力を出しているだけなのです。ということは、本番に強いか弱いかの違いは、本番に向かう心持ちの違いのようです。
 このことから考えると、本番に臨む気持ち一つで、どのようにでもなるということです。
 余分な気負いがなく、日頃と同じ気持ちで臨むことができれば、本番に自分の力を出すことができるということになります。
 子どもたちは、周りの期待に応えようと努力します。それが、気負いを生む原因の一つになります。認められたいという強い思いが余分な気負いとなるのです。
 気負わないための構えとして、次の点に配慮したい。
・過度の期待を避ける。
・どんな結果でも受け入れる。
・頑張りを評価する。
 オリンピック選手のインタビューを聞き、のめり込んで楽しく競技をしている方が記録がよくなるというのもわかる気がします。
 活動前に何度も練習をするのは、本番のイメージを作り、変化に対応できるだけのゆとりを生むことになっているのかもしれません。
 そろそろ卒業式の練習が始まる頃だと思います。本番への練習もあります。
 力をつけるだけでなく、気負わないで活動を楽しめる練習になるよう心がけたいものです。


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