ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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トラブルが起きる

2010-05-12 | 育児
 子ども同士、教師同士、子どもと教師、保護者と教師、保護者同士、いろいろなところでトラブルが起こります。
 いろいろな原因があると思いますが、自分を主張し合うことから起きることが多いのではないでしょうか。
 もともと同じ人間などいるはずがないので、主張し合うということは、トラブルが起きて当然だということになります。トラブルが起きない方が不思議なくらいです。
 しかし、現実にはトラブルが起きることの方が少ないのも事実です。ということは、起こす人が、トラブルを起こしやすいと考えた方がよさそうです。
 トラブルを起こしやすい人たちは、きっと何かを抱えているのではないでしょうか。
・何か満たされないものがある。
・我慢して、こらえていることがある。
・不満の吐き出し方がわからない。
・うまく思いを相手に伝えられない。
・もっと自分をわかってもらいたい。
 まだまだいろいろあると思います。安心できない状況がきっとあるのでしょう。
 ひょっとすると、誰かに助けを求めているかもしれません。トラブルを起こすことで、注目を集めることもできます。
 何が正しいのかということよりも、感情をうまくコントロールできないところに問題があるように思います。私たち人間は感情の動物だといわれますが、この感情のコントロールがうまくできれば、きっとトラブルも少なくなるのではないでしょうか。
 スイッチが入ると自動的に動いてしまいます。そして、トラブルを起こすつもりはなくても起きてしまうのです。複雑な世の中ですから、いつどこで、スイッチが入るか予想もつきません。
 世の中には、トラブルの原因となりやすい情報が多く流れているため、不安を抱えている人が多くなっているように思います。
 安心して生活できるようになるには、安心な場を確保するだけではなく、常に安心な状態にできるように感情のコントロールができる自分を作り出すことが大切なように思います。