ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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ゴールに向けての階段作り

2008-01-17 | 育児
 新年度に向けての準備が始まる時期になった。毎年思うことであるが、いろいろな全体計画を準備し、年度の取り組みを用意するが、どれも形式的になってしまう。計画が「すること」になっていて、子どもが育っていく姿が見えにくい。
 実際の子育てが担任の力量次第になっていては、学校としての高まりが見えてこない。決められた活動を決められた時期にすれば子どもが育つというものではない。そこに子どもに対する熱い思いが必要だと思う。
「この手を打てば、必ずこんな子になるはずだ。」「この順序で子どもを育てていけば、必ずこんな子になるはずだ。」などという思いがもてると子どもの育ちをいつも問題にする姿勢が生まれてくる。この思いに全職員が一丸となって取り組むことで学校としての高まりが見えてくる。
 全体計画の中に点が見えても線が見えない。線が見えても面が見えてこない。全体計画を係に任せるのではなく、全体計画から子どもの姿がイメージできるまで、全体計画作りに情熱を燃やすことが次年度の準備になる。点が見えたら、それを線にするにはどんな手だてが必要なのか、そして、線が見えたらそれを面にするにはどんな手だてが必要なのかなどを考えておきたい。
全体計画に描かれている内容から
<願う子どもの姿>・・・実際にいる子どもなら誰なのか?
<指導する内容>・・・・その姿にする内容になるか?それで十分か?
<指導する場>・・・・・そこで、実際に何をするかイメージできるか?
            他との関連はイメージできるか?
<指導の順序>(ない?)・・・4月から1年間かけて高めていくイメージができるか?
 ゴールに向けて階段を作る作業を始めよう。子育ては一人でできないから、みんなで一緒に歩みたい。そのための努力が今だと思う。
 年度初めに0からの出発にしないで、せめて子どもを育てる意欲や具体的な取り組みのイメージをもって取り組めるよう今からその構えを作りたい。