ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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子どものためにやるしかない

2007-12-23 | 育児
 人間誰しもいい所ばかりではない。欠点もある。教師も同様。1年間担任していると子どもが担任に似てくるが、いい所だけでなく欠点さえも似てくる。いい所だけを選んで学ぶことはできない。これは仕方ない。子どもたちは、毎日の繰り返しの指導(意識しているしていないに関わらず教師の一挙手一投足が指導)から子どもたちには癖として身に付けてしまっている。
 2学期も終わり、いよいよ最後の3学期を迎えることになるが、生き方として何を身につけさせたのだろう?
・学習に立ち向かう姿勢で身につけさせたことは何?
・友だち関係を密にするために身につけさせたことは何?
・生活の中でいつも気を付けさせてきたことは何?
一つでも二つでもこれだと言えることがあると、「次年度の担任にこれはできるようにしたから。」と胸を張って話すことができる。話さなくても子どもの姿として伝わる。丸投げで「後はお願いね。」では、次の担任が、ゼロからの出発となる。子どもたちが学んだことを生かしながら積み上げていくためにも伝えてバトンを渡したい。3学期はそのためのまとめの時期だ。足りないところを補うだけでなく、できることは全員ができるところまで引き上げていく。その努力が伝える自信にもなっていく。
 子どものためにやるしかない。不完全な自分であっても、自分のよさだけはどの子にも伝え、できるようにして次に渡したい。