ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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出会いを大切に

2007-04-05 | 育児
 新しい先生。新しい教室。多くの子どもたちは心を新たにし、やる気と希望をもって新年度を迎えようとしている。それを受け入れるために今、万全の準備をしようと努力をしている。事の準備は当然である。準備不足は子どもに不安を与えることになる。子どもたちが頑張る意欲をもてるようにするためには、
・私をきちんと見ていてくれるという安心感
・私もできそうだという自信
をたせる指導をすることだと思う。初日は、子どもを叱らずよさを十分認めてやりたい。(子どもたちは今までに培った力を精一杯に出して認めてもらおうと精一杯の姿を示す。)そこで、今までの指導でできている姿を見つけること。そして、笑顔で全員の前で褒めること(一人ではなく、できれば全員を褒めるつもりで)。じっくりと全員がそろうまで笑顔で待つこと。聞く姿が一番指導しやすい。
○先生の話を聞こうとする姿
 ・姿勢よくしている姿
 ・じっと教師を見つめている姿
 ・教師の話に反応する姿
話をする前、話の最中、話をした後を問わず見つけたら即、笑顔で褒める。「うれしいなあ。その姿、とってもやる気を感じるよ。一緒にがんばれそうだね。」意欲を高めたり、やる気を引き出したりする声かけが有効。
○始業式に向かう姿
 式場に向かう前に「やる気が姿に出るよ。」「今、教室で先生に向かって聞こうと頑張っている姿がいい。これを式場でも続けられるかな。」「教室を出る時から、始まっている。」「教室に帰ってくるまでが式だ。」「帰ってきてから、頑張っていた子を紹介するよ。」これらの事を話して、入場させたい。
○式の後の姿
 やり切ったという充実感をもっている姿を見つける。
 「疲れた。」→一生懸命に取り組んだ証拠
 「話の内容が話せる。」→相手の気持ちをわかろうとする優しさい心の持ち主
 「式の最中の聞く姿のよさ」→学級で話したことを進んで取り組み、先生の思いをわかってくれる子、思いが伝わった子
 途中で聞き方が崩れた子でも、最初は頑張ろうとした子。粘り強さはないが、取り組もうとする姿勢は認める価値がある。どの子も認めようとする教師の姿が子どもに安心感を与え、信頼を生み、学級に居場所ができる。※教室に帰ってきてから、素敵な教師の話も大事であるが、子どもが自分が認めてもらえる居場所があればまず安心して学校に来られる。最低、これだけのことをして明日を迎えさせたい。この学年で何を頑張るかは、その次になる。