《金剛神アルゴス》はハデス・パラスアテネと並んで『金剛神』の名を冠する第3の決戦兵器。
パラスアテネとは対極の刺々しい漆黒のフォルム。
ハデスと対を成す禍々しき両刃斧。
全身の各所に埋め込まれた赤い結晶体からは、全方位無差別攻撃である『サウザンド・レーザー』を発射する。
決戦兵器というよりも殲滅兵器と言った方が合っている、死と絶望を体現した鉄巨兵である。
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「こんな人形を完成させちまうとは……」「基礎はモンブランが作ってたから、大したことはしてないんだけどね」「俺も負けてられないな」「竜騎士団長がなにを言うんだい。西の空は任せたよ」
level 8 8/8 歩行 アイテム1 *
◎[普通]*を消費し、自強化「+2D(ダイス)/-2」&「未行動完了」
□[普通]敵全体に【閃光2D(ダイス)】ダメージ
再起動という強力な能力を持つ錬金生物が降臨しました。
「サウザンド・レーザー」も敵軍全体という超強力な能力です。
錬金生物なので最終的な評価は装備品次第になりますが、先攻さえ取れれば全滅できないパーティはいない。
間違いなく錬金生物デックの主力です。
余談・・・・アルゴスとは、全身に百の目を持つギリシア神話の巨人で、最高位の女神ヘーラーの忠臣。「輝いている・明るい」の名を冠する。
エキドナやサテュロスや雄牛の化物を退治する等の軍功を上げており、常に眠らない怪物として有名。
「眠らない番人」としてのゼウスの浮気相手を見張る役目を受けるが、ゼウスより命を受けたヘルメスが葦笛の音で眠らせ、首を刎ねられた。
それを悲しんだヘーラーが”アルゴスの百の目”を孔雀の尾羽根に宿したという言い伝えがある。
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魔法生物から錬金生物へ―
技術が進歩すれば人工物に改良が加えられるのは当然の流れである。
本来であれば失われた技術であるはずの錬金魔導がモンブランによって現世にもたらされたため、ごく一部の有能な技術者たちは多くの失敗を重ねながらも錬金技術を実用化にこぎつけた。
《ガリュンバー・アイ》はその成功例。
肝となる能力はそのままに、全体の性能が大きく向上し、弱点を克服している。
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「モンブランの残した遺産、僕に扱えるかどうか……」「ブリオっさーん、ダイジョブデス! ユーはあの、黄金熊に認められたのデス! 自信を持ちマショウ!」「……でも、もっと色々教わりたかったよ」
level【2】2/2 歩行 * 精神耐性
□手札1枚(魔法生物or錬金生物)を破棄し、攻撃中のlevel4以下1体を行動完了にする。
小型の魔力持ち錬金生物。
「勢力:モンブラン錬金研究所」は装備品&アイテム使いなので合わせにくいです。
豚型錬金生物デックの場合は嬉しい追加なのでしょうが、最近の傾向として「勢力構築推進」の流れからは逆行してますね。
また、魔法生物弱点がなくなったことと能力対抗スペルの主流「フィアー」と「カルマ」が効かないのは評価に値します。
余談・・・・錬金術とは、化学の力で卑金属から貴金属を精錬すること。様々な物質や人間の肉体や魂をも用い、それらを完全な存在に錬成しようとした。また実際の産物として硫酸や塩酸などの化学薬品が錬金術により発見された。
「ガリュンバーとは何か」を調べたかったけど、わかりませんでした。情報求む!!
今回はしっかり錬金強化されるみたいみたいですね、新しい装備品に期待です!