ヨメの実家近くで馴染みがある和平東路新生南路の歩道橋(天橋)、屋根付きで四角く二つの大通りを跨ぎ台湾名物の選挙の際などには候補者の名前が大書された幕が貼られる名物歩道橋です。師範大学へ通っていたころも雨の日にはお世話になっていました。しかし老朽化とバリアフリーを進めるため10月市当局が撤去を発表しました。かつて台北市内には台北駅前の忠孝西路を跨ぐ歩道橋、西門町の中華路と地上時代の臺鐵縦貫線を跨ぎ中華商場に続いていた歩道橋、世界貿易中心・台北101につながる基隆路西の信義路を跨いでいた歩道橋など多くの歩道橋がありましたが利用する人の減少・老朽化・景観の改善の点から次々と撤去され市内に残る目ぼしい歩道橋は和平新生だけになってしまいました。この歩道橋は台湾ニューシネマの旗手であったエドワード・ヤン(楊徳昌)監督やアン・リー(李安)監督の映画でもロケで使われ地元民には愛着が深いもの、当局の発表に対して市民から反対の声が上がり当局は先送りする方針を示しましたが元地元民としては気になるところです。
さて台北市南部萬華區の広大な敷地を誇る青年公園は休日ともなると散策やスポーツを楽しむ多くの人で賑わいますが捷運龍山寺・臺鐵萬華站から歩くと20分近くかかり車やバイク以外だとバスを利用することになり青年社區に住む多くの住民の日常の足もバスが担っており多くの路線が乗り入れています。中でも青年公園を起点とし淡水までを結ぶ長距離バスを以前発見し調べたところ通常で1時間以上、朝夕の渋滞時には2時間近くかかる路線でした。現在は青年公園と關渡を結ぶ大南汽車の223路へ短縮されたようですがそれでも十分長距離といえ途中から捷運に乗り継いだほうがはるかに早く存在が疑問なバス路線です。
汀州路に住む姪2號一家の行きつけ新来来水餃川菜館
台湾らしく騎楼が覆い雨の時や日差しが強いときも快適です
トマトと豆腐に青菜の卵スープ 優しい味です
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