HMVで安く売っていたので、思わず買ってしまったこのDVD。あんまり期待しないで観たんだけど、かなり面白かった。
舞台は1983年の英国の田舎町(映画自体は2006年制作)。フォークランド紛争で父親を亡くした12歳の少年が主人公で、スキンヘッズ達の仲間に入って様々な騒動を繰り広げるって話なんだけど、おそらくその頃の英国の閉塞感みたいなものをうまく掴んでいるんですよね。どの当時の所謂イギリスの労働者階級の行き場のない怒りが、移民問題に向いて行く感覚とか。
そういうイギリスのちょっとメランコリーになるような微妙なやり切れなさって、結構ここの気候やら自然、そして実はイギリスの多くの地方都市のうらびれた感じと切り離せない感じがするという感覚は、こっちに住むようになってから感じるようになりましたね。米国みたいに明るくなりきれないっていうか、こういうちょっと薄暗いものに何とか面白みを見いだそうとする感じとか。
こういう言葉を選ばすに言えばある種の「貧乏くささ」みたいなものって、ある意味日本にも通じるものがあって、だから結構日本人って英国に惹かれるんですかね?
まあとにかく、かなり面白かったです。
舞台は1983年の英国の田舎町(映画自体は2006年制作)。フォークランド紛争で父親を亡くした12歳の少年が主人公で、スキンヘッズ達の仲間に入って様々な騒動を繰り広げるって話なんだけど、おそらくその頃の英国の閉塞感みたいなものをうまく掴んでいるんですよね。どの当時の所謂イギリスの労働者階級の行き場のない怒りが、移民問題に向いて行く感覚とか。
そういうイギリスのちょっとメランコリーになるような微妙なやり切れなさって、結構ここの気候やら自然、そして実はイギリスの多くの地方都市のうらびれた感じと切り離せない感じがするという感覚は、こっちに住むようになってから感じるようになりましたね。米国みたいに明るくなりきれないっていうか、こういうちょっと薄暗いものに何とか面白みを見いだそうとする感じとか。
こういう言葉を選ばすに言えばある種の「貧乏くささ」みたいなものって、ある意味日本にも通じるものがあって、だから結構日本人って英国に惹かれるんですかね?
まあとにかく、かなり面白かったです。