商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

会社の同僚たち-ところ変われど。。

2007-10-12 12:07:59 | Weblog
最近どこの日系企業もそうだが、うちの会社も派遣する日本人の数が減り現地化をすすめつつある。
僕の部署もその典型で、上司もアメリカ人、同僚もみんなアメリカ人である。構成としては、営業担当が50代後半の男性上司、40歳前後の男性、僕、20代半ばのほぼ新人、後は事務担当の女性二人、という感じ。

今その新人に関することで2件の相談をほぼ同時に受けた。まずは11時くらいに「ちょっといいかな」とその上司に呼ばれ、「新人のことなんだけど、どうかな?今教育しようとしているんだけどどうも学ぶ姿勢がなってないと思うんだよね。。俺が若いころはJust Do It because I said Do it!、って感じだったけど、そういうのが通じないよねえ。正直あの新人いまいちだと思うんだけど、君の観点からどう思う」と意見を求められた。

そしてそのほぼ一時間後、40歳の同僚から「新人のことで相談あるんだけど、昼飯でも食いながらどう?」みたいに言われ、結局新人も含め三人で食事に行った。
どんな話になるのかなあ、と思っていると新人が「あの上司、すっごい細かいことまで口出してくるし、俺が帰ろうとすると、あれやったか、これやったか、と聞いてくるし、子供じゃないんだからわかってるよ!っていってやりたいよ。ああどうやって対処すればいいかなあ」と聞いてきた。

日本にいても上司と部下で折り合いが合わないというのはいつでもあることなので、正直「どこもいっしょだなあ」と思った。まあ僕がした話というのは上司に対しては「うーん、まあ確かに足りないところもあるけど、熱心さとかいいところもあるからそれについて評価してあげて、かつ彼が自分の能力をもっとCultivateできるようにしていこうよ、僕ももう少し注意してみていくよ」と言って、新人には「細かいという不満もわかるけど、上司がそうやって君に言うのは君に期待しているからでもあるので、その点を理解してできる限りがんばってごらん」とまあありきたりの話をしたわけです。

でもまあこういう場合えてして重要なのはすっごくいい話をしてあげる(できないけど)ことではなくて、それぞれの立場を理解して聞いてあげることなんでしょうね。その点でもところ変わっても一緒ですね。
すくなくとも着て2ヶ月くらい経って、上司・若手どちらの側からもそういう共感を求められたい立場になれたような気がするのはちょっとうれしいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする