ロード・マーシャル時事報告場

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鍋 ~腐と味とヒトと~

2008-12-16 23:37:20 | 日常
豆乳鍋を作ってみたが、失敗であった。
やはり調整豆乳だと、飲みやすいようにしたあの味というか香りというか、口内、喉の奥上を突き抜けるあの微妙に「あっさり」した牛乳様の刺激(風味・・・でもない)が鍋として食するに逆に邪魔というかエグイというか、まあそんな感じである。
ネギや椎茸嫌いの私を間近で見たものはわかるように、意外にも私は味や風味に微妙に敏感であるのだが、いかんせん料理専門の勉強をしていないので感じたことを言葉にして伝えにくい。

まあ諸君、調整豆乳による豆乳鍋はおいしくないということだ。しかし豆乳鍋自体は気に入っておるので、ここから無調整の豆乳を継ぎ足し継ぎ足し鍋をしておれば、一ヶ月後にはれっきとした豆乳鍋になるかもしれぬ。
一か月も同じ鍋というのは気持ち悪い、というイメージがある。私もそうだ。
だが、よくよく考えてみればこの冬の寒い時期、1日に2~3回煮沸しているので衛生的には大丈夫のような気もせぬではない。
何よりもよく「こだわりの料理店」などでは、タレやらなんやらを「創業以来継ぎ足し」製法なわけで、逆に考えればこちらもむしろ気持ち悪いのではなかろうか。
事実、くさやに用いる「くさや汁」も、元をたどればただの「塩水」だったのである。まあ、浸透圧とかそこら辺もあるかもしれぬが。

何をもって気持ち悪い、何をもっておいしそうとするのかは非常に微妙である。
いつだったか、中華街で買った臭豆腐、腐乳なんかはとてもひどい臭いがしたものだ。とくに臭豆腐なんかはうんこの臭いがしておった。留学中の中国人に聞いてみても、
「うん、うんこの臭い」
と言っておったのだから間違いない。そういえば中国偽装食品の中に、臭豆腐の「香り」を偽装するために実際にヒトの「うんこ」に漬けているという報道もあったな。
案外人間の消化器官は丈夫なものである。まあ当然であるがな。たとえば、何度も出てくるがヒトの「うんこ」の重量の3分の1は大腸菌なんかの細菌類であるという。それでもヒトの腸内、消化管内は大丈夫なのである。
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