ロード・マーシャル時事報告場

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シン・ゴジラ、東宝自衛隊vsガンダム、あとトランプ氏

2016-11-10 04:57:50 | Weblog
まず最初に、シン・ゴジラの牧悟郎は偏屈者扱いされていたが、むしろ自身が暗号化した部分を解析するヒントを残している点を鑑みるに、結構ぬるい。

もし私ならば、ソクーロフ監督の「太陽」を例にとり、現状との対比を行いながら(ここまで脳内であり、もちろん外部への出力は一切しない)、

「As you wish.」

と書き殴っただけに違いない。

案外シン・ゴジラに抗核エネルギーバクテリアを打ち込めば、映画以上の成果を挙げられたと思われる(ゴジラの体温の要因等)。

牧悟郎博士 vs 白神博士のタイトルマッチである。

なお、

「勝った方が我々の敵になるだけです」


な模様。

ゴジラ細胞は飢餓状態の時にオートファジーの様な事をするのか、それは原子力的なものなのかは、一研究者として非常に興味深い。


さて、ガンダム世界とスター・ウォーズ世界の対戦シュミレートは以前やったが、一つ重大なことを忘れていた。

スター・ウォーズの帝国軍の究極兵器ともいえるデス・スターの照準と出力充填時間についてである。

第一デス・スターは、一発全力しか打てず、目標も惑星サイズしか捉えられない。
一回放てば充填に丸一日かかる。

この、アクシズにおけるシャアが歓喜するぐらい(地球を破壊して強制的に人類宇宙進出的な何か)しか能力がないのだ。

第二デス・スターではこの点は改善され、ある程度の小型目標に対して連続発射可能となっている。
しかしそれとて、数キロメートルの大きさの目標に限られており、モビルスーツのようなものに対しては、依然対空砲火やTIEファイター頼みになってしまう。

もちろん、スーパー・レーザーを除いてもデス・スターの火器はすさまじく、そのシールドと構造は頑強であることは周知の事実である。

個人的には、ガンダム勢力と東宝自衛隊(Gフォース含む)が戦ってみてもいい勝負をすると考える。

たかがやられ役に、と思われそうだが、

1万倍の反射率で光線を跳ね返すスーパーXⅡ、数倍にして腹部から打ち返すメカゴジラである。
前者はゴジラの熱線にある程度耐え(競り負けたが)、後者はラドンの粉とオーバーヒートの問題はあるもののゴジラを苦しめた。

ソーラシステムの出力がどれくらいで、それに耐えられるかは判らないが、そこらへんのモビルアーマーのビームなら「1万倍返し」出来そうだ。

また、木星付近を数百メートルの物体が高速(ないし光速)で接近していること感知し、即座にモゲラを迎撃に回し、小惑星帯で戦うことのできた探知・迎撃態勢は特筆すべきであるし、加えてモゲラの装甲はメカゴジラより洗練されていることも特筆したい。


アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利したようである。
以前日記で述べた様に、最悪の場合日本はアメリカの庇護(核の傘)から外れることも想定すべきかもしれない。

大国間に囲まれて軍事力の弱い国家が独立を維持するためには「抑止力」が必須であることは、わざわざマンネルヘイムを出さずとも、北朝鮮人ですらわかる明白な事実である。

以前もトランプ氏関連で核抑止力の独立保持の難しさについて触れたと思う。
日本には核アレルギーがあるので、そもそもこの障壁を乗り越えないとロシア・国家資本主義や中国・共産党に恫喝ないしは侵略されることも想定される。
しかしいくら意識的な改革を行ったとしても、最も望ましい抑止力的核運用方法である「潜水艦搭載弾道核ミサイル」への道は予算および技術の面で非常に厳しいものがある。
とはいえ固定配備は愚手であるからして、(あくまで比較的)扱いやすい車両搭載移動型核ミサイル(望ましくは弾道ミサイル)を開発することも手である。

上記核アレルギーの障壁を乗り越えることと相反するが、
幸い反核意識()の強い日本において、当該部隊は常に全国を転々とせざるを得ず(長崎と広島は展開不可能であろうから、逆手を取って極秘裏に展開するという手もある)、結果として常に移動しているために潜水艦に準ずる有事の際の生存性が確保できるかもしれない。

こういう時にこそ、シン・ゴジラの主人公の作戦決行時の演説は「日本人には効く」のであろう。

「諸君らを歓迎してくれる地域はどこにもない。
 それでも、どうか任務を完遂してほしい」

的に、「日本の維持のために犠牲になってくれ」のような感じで。
どっかで聞いたことのある台詞?
それは特別攻撃である。
ヤシリオ作戦?菊水作戦の方が似合っているぞ。
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