ロード・マーシャル時事報告場

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学閥(就職ではなくて学問)

2015-03-17 19:13:50 | Weblog
大学が溢れすぎている昨今、偏差値50未満の大学は切り捨てて専門技能習得学校にすべきだというのが私の持論である。

では私はさぞかし高度な教育を受けているのだろう、となると、そうでもない。
特に、理学生物学畑であるのに数学と英語が壊滅しているのはいかんともしがたい。

さて、「高等な」大学に入ったとしても、そこに所属している教授の一存で学生への教育はあらゆる方面に変更可能である。
端的な話、分子細胞生物学の聖典「細胞の分子生物学」(約2,000ページ、数万円!!)にしても、記事を書いている教授の専門分野が「熱く」記されているものなのである。したがって、その著者が死んだりすると、改訂版ではガラッと内容が変わることもザラである。

何が言いたいかというと、このようにして、「専門高等教育という過程を通して」学生は「染まっていく」のであって、その意味で学閥や派閥というものは形成されていくものではないかと思う次第である。

従って、高校生・大学生の身ではあるが、教育は受ける大学および専門分野において大きく左右されるので、志望する大学・大学院は極めて積極的に精査して受験しなければならない。

今西進化論派閥を観察して思う。

これが、私が高等教育を受けて得た結論の一つであるので、特に生物学を志す者は知っておくべきだと思う。

今西進化論派閥や泡沫大学のwikipediaが妙に詳しく(おそらく自身の手によって)編集されているのを観察して思う。
コメント
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