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【EU等の対ギリシャ金融支援が終了!?】これから始まる?真のギリシャ危機①

2018-08-21 00:02:06 | ヨーロッパ

 支援終了? 誰も本心で終わったなんて思っていないでしょう。「本番」はこれからですよ、これから・・・

 2010年の経済危機時から続けられてきた欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)によるギリシャへの金融支援が20日に終了しました。2009年の財政赤字隠し発覚をきっかけに危機に陥った同国は、8年にもおよぶ当該支援を受けてきました。今回終わったのは、こちらの記事に綴った3年前の「第3次支援」スキームで、第1次と第2次の支援額とを合わせてギリシャはEUとIMFから累計2737億ユーロ(現在のレートで34兆円超!)もの借り入れを行ったことになります・・・

 ・・・ってこれ、支援終了という言い方そもそも間違っているような気がします。「終了」とは支援金が債権者に全額、返済されたときに使うべき言葉でしょう。では終了の見通しが立っているのか、ですが・・・結論から言えば、ギリシャはこの債務を絶~っ対に完済できません。これ、同国のGDP(約1800億ユーロ)の約1.5倍もの巨大スケールであるばかりか、EU&IMFという「外国」からの借金であるためです。日本でたとえるなら、GDP約500兆円×1.5750兆円くらいもの「対外債務」を抱えるようなもの(って、日本[政府]はギリシャと違って日本国民からおカネを借りているから、ギリシャとの比較は無意味ですからね、念のため)。ということは・・・支援が本来の意味で終了するなんて、まずあり得ないに決まっています(?)。

 ではこの先、ギリシャ支援の枠組みはどうなってしまうのか、ですが・・・簡単に予想がつくわけです。すなわち、もうしばらく経つとギリシャはまたも手元のおカネがないので融資の返済ができない、などと言い出すに違いなく、「新たな支援か、それとも・・・」みたいな重大局面を迎えるしかありません(?)。まあそのあたりを見越したのでしょう、6月に行われたEU圏財務相会合では同国融資の一部について10年間の償還期間延長などが決定されていますからね。でもその程度で、かの国がサクサクとおカネを返せるようになる・・・わけがない・・・

 で、追い詰められたギリシャ・・・もそうだけど、むしろもっと困ってしまうであろうEU諸国が何を考えるのか、というと・・・けっしてやりたくはないからずっと先送りにしてきたけれど、もう腹をくくってやるしかない・・・ギリシャに対する「徳政令」すなわち債権放棄(ギリシャからすれば超ありがた~い借金帳消し)になります。はっきり言ってこれしかないはずです、ギリシャの経済力に対する上記債務のバカでかさを考えれば・・・

(続く)

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