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【日本株急落!】日米株高「金融緩和相場」の危うさ①

2013-05-25 00:01:21 | 世界共通

 23日、日本株が急落しました

 当日、東京株式市場では、取引開始直後は株価は上昇に向かい、一時は同16000円に近づく勢いでした。ところが長期金利の上昇基調に対する警戒感が高まるなか、中国製造業に関する指標が悪化したとのニュースが伝わると株価は一転、全面安となり、日経平均は前日終値から7.3%も低い14484円まで下がりました。この日経平均の下落率は史上10番目の記録だそうです。

 そしてある意味で23日以上に注目された昨日24日の株式市場も引き続き大荒れの展開。日経平均は高値と安値の差が1025円と乱高下しましたが、結果として終値は前日比128円高の14612円となりました。

 23、24両日のこうした株価の激しい動きは、現在の相場が中銀(日銀のみならず世界主要中銀を含む)の金融緩和策にいかに大きく依存しているかを示すものだと思います。

 それを象徴するのが、この2日間を含む17日~24日の東証業種別株価指数の週間推移。この間、全33業種のうち実に30業種が値下がりしましたが、値下げ率第一位は「不動産業」(-12.2%)、同第二位は「その他金融業」(-12.1%)、同第三位は「銀行業」(-10.7%)、同第四位は「証券・商品先物取引業」(-9.1%)となっており、先日こちらに書いた「金融緩和で最もメリットが大きい業種」の株価が軒並み大きく下がっています。それだけ株式市場では内外の金融政策の今後に不透明感が高まったということなのでしょう。最近はFRBの出口戦略、つまりQE3の縮小・停止に関する観測が流れていますし・・・。

 もっとも個人的には、やはり(日銀のみならずFRBの)金融緩和策(低利マネーの市場への供給)は続かざるを得ないだろうとの見方が市場に広がり、その結果、短期的には日本の株価は持ち直すのではないか、とみています。この予測が当たっていたら、足元で大きく値を下げている上記「金融緩和敏感株」の株価は近々大きく反発しそう(?)。ここで一儲けするなら金融・不動産株でしょうか(自己責任でお願いします)!? 

 それに、急ピッチで上昇してきたとはいえ、いまの日本の株価のレベルは高すぎるわけではなさそうです。実際、24日時点の東証第一部全銘柄のPER(16.6倍)や配当利回り(1.64%)などの指標(予想値)をみても、決して割高とはいえないし・・・。

 とはいってみたものの、株で勝負をするならあくまで短期に徹し、景気を冷やす(?)消費増税が正式に決まりそうなこの夏から秋までのどこかで、いったん手仕舞いをしたほうがよさそうだ、とも感じますが・・・。

 それにしても、上記の株価の動きをみても分かるとおり、アベノミクス」が演出する株高は「金融緩和」がもたらす景気回復へのバーチャルな「期待」にますます依存する一方、実体経済の「実態」からはどんどん遊離しつつあるように思われます。

(続く)

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