SUBARUのラトビア便り。

ラトビアの伝統・人・自然・暮らし、全てが大好きな店主がお店のことや自身の活動、ラトビアについて綴っています。

『持ち帰りたいラトビア』こぼれ話 その3

2016年08月11日 | 『持ち帰りたいラトビア』こぼれ話


3月に出版した『持ち帰りたいラトビア』、本文で書けなかったこぼれ話のブログ記事です。
*出版のお知らせを書いたブログはコチラ→  。
*これまでのこぼれ話はコチラ→  。
 
前回から日が経ちましたが今日はP.30~「2章 手仕事のはなし -織物-」の部分について。
この章はこの本と核となる部分で、ラトビアの伝統的な手仕事を項目別に紹介しています。

P.30にラトビアの手仕事のついて概要を書きました。
2009年に第一形態(?)のSUBARUを始めたときの商品セレクトのコンセプトは
「見るたびに使うたびに何度でもキュンとなるような手仕事」でした。
私にとって、ラトビアの雑貨はまさにコレ!
使い込むほどに「素敵なものを買ったなぁ」と思わせてくれる手仕事です。

数ある手仕事のうち、実際にラトビアのお祭りに行った方の印象に残るのは民族衣装だと思います。
P.32~民族衣装に代表される織物について書いています。
ラトビアでは今も機織りを仕事や趣味とする人がとても多く、たくさんの織り機が国中で働いています。
織り上げられた布は一般のご家庭できちんと使われています。

P.40~は民族衣装について書いています。
P.40では私も民族衣装を着ていますが、スカートの円周は何と3m!
フォークダンスでふわりと広がるようにたっぷりの布が使われています。

私の民族衣装をプレゼントしてくれたのはLimbazu Tineのヤーニスお父さんなのですが、
出来上がったものをいただいたのではなく、完全フルオーダーで作ってもらいました。
ラトビアの民族衣装は地方、町・村ごとに特徴があってデザインが異なります。
私がオーダーした時の様子を少し・・・。
一番馴染みのあるラトビア北部ヴィゼメ地方の中から選ぶことにし、
その中から日本人の肌質に合いそうな色・柄のスカートを選びました。
(ちなみにVilzēni村のもので、私はまだ行ったことがありません。いつか行ってみたいなぁ。)
スカートを選ぶとおのずと他のパーツが決まります。
仕立て屋さんが民族衣装図鑑を指さしながら、「Vilzēniならベストはコレかコレ。どっちがいい?」等々
聞いてくれて、あれよあれよという間に決まりました。
続いて、採寸。細かい部分までしっかり計測してもらいました。
この時にオーダーしたのはスカート、ブラウス、ベスト、靴下、冠。
数日後に仮縫いをしてもらい、日本へ帰国し、完成を待ちました。
6年くらい前のことなので、はっきり覚えていませんが、2、3週間で届いたように思います。
届いた荷物を開封した時の嬉しかったこと、嬉しかったこと・・・。
今でも大切に着ています。

P.42-43には様々な民族衣装の写真を載せました。
民族衣装の着方には村ごとに特徴があります。
例えばP.42中段の靴下の右隣の写真のおばあちゃんはクルゼメ地方Rucavaの衣装を着ています。
ここでは衣装の上に3枚ショールを羽織り、大きなサクタ(ブローチ)を腕で留めるのが流儀です。
民族衣装の着方だけでも奥が深くて興味深い!!
ちなみに私はショールを大きなサクタで留める羽織り方が大好きです。格好よすぎます!
P.43の中段右端のパスタラス(革靴)は私の足です。
数年前の夏至祭で友人にプレゼントしてもらった宝物です。

P.48-49ではそんな民族衣装をモチーフにした紙物のお土産をご紹介しています。
ここのデザイン会社のご夫妻とも昔からのおつきあい。
ご自宅はとってもとってもお洒落でそのセンスの良さが製品に表れています。
そしてご主人のヴァルツさんは少数民族となったラトビアでも数少ないリーヴ人。
今や世界で数人しか話すことの出来なくなったリーヴ語を操る人物として数々の書籍も出版されています。

・・・以上、こぼれ話&裏話でした。
次回は2章の続き、陶器の項目について書きたいと思います。

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