Mikioriginal

退屈に殺られるよりは 興奮に殺られたいんだ

ウェーブ

2009年09月24日 23時33分54秒 | Weblog
ふいに~♪



胸を突く~♪



この痛みは~♪



なんと言えば~♪



いいのでしょうか~♪



諦めてしまうのが~♪



早すぎたんだと~♪



思われますか~♪



だけども~♪



でも~♪



努力しても~♪



多分無理だった~♪



そんな気がします~♪



どうかみなさん~♪



必ず幸せに~♪



なって~♪



ワタクシも~♪



皆に負けない様~♪



精一杯頑張ります~♪
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ないなひかべの

2009年09月23日 20時57分56秒 | Weblog
あー 神様



エコだなんだと



日本中では唱えられております。



いかがでしょう



世界から自動車を駆逐していただけませんか



減税するよりもエコになるよ







私達に教えていただけませんか



あー 神様



差別がなんたらかんたらと



世間では叫ばれております



いかがでしょう



人間を駆逐していただけませんか



ほら これで万事解決だらう







私達に教えていただけませんか



あー 神様



巷では収入がどうとかのたまわれています



いかがでしょう



お金に火をつけてみても良いでしょうか


そうすれば足元がもっと明るくなるでしょう



あー 神様



話を聞いて頂いてますか



私はノアにはなれないでしょうから



濁流に呑み込まれる覚悟はできています



ですから



何か答えて下さい



聞こえませんか



でしょうね
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さまさま

2009年09月21日 18時55分12秒 | Weblog
「なかなか暑い日が続くねえ」


「そうだね、もう九月も終わろうというのに」


「全くだ。しかし君、この残暑の厳しさにも理由があるというのを知っているかい?」


「さぁ…。ん?まさか温暖化が進んでいるせいとか言うんじゃあないだろうな」


「何を仰る、そんな本当かどうかも分からない学説を持ち出すわけがないだろう」


「そうかい?では一体なぜこんなに残暑が厳しいんだ?」


「…ケツイノホノオさ」


「ケツイノホノオ…?」


「そう。夏と言えば何を思い浮かべる?」


「海とか…?セミとか花火とか…?」


「そうそう。ところでその花火などについてなんだが、身に覚えはないか?」


「…どんな?」


「だいたいの人間にはあるはずだ。恋人、もしくは恋人にしたい異性と花火を見に行きたいと願ったことは。」


「なるほど。恥ずかしながら身に覚えはある。」


「ちなみに、実行できたことはあるかい?」


「まあまちまちだね。とんとん拍子に行くこともあるし、無様に打ち倒されたこともあった。」


「そう、必ずしも上手くは行かないだろう。しかもだいたいの結果は後者だ。それで大抵の人間は夏に寂しい気持ちを抱く。そして、来年こそは…とね。」


「ちょっと待ちなよ。まさかケツイノホノオというのは…」


「察しの通り。夏の挫折者達の心の中で燃えたぎっている炎のことさ。」


「どんな立派な話をしてくれるかと思えば、なんか拍子抜けだな。」


「甘いね、このことは明らかに気候と密接な関係があるのさ。考えてみなよ、10月になれば気温は落ち着いてくるだろう?」


「確かにそうだが、それは地球の動きの賜物だろう。」


「人間は熱しやすく冷めやすいからな。10月くらいになったらその決意など忘れてしまうのさ」


「しかし、12月になったらまたケツイノホノオは燃え始めるのでは?」


「普通に考えたらそうだろうな。しかしそこはね、ケツイノホノオを上回るものが気温を下げるのさ」


「何だい?そりゃあ」


「ひとりぼっちの人間の寂しい心さ。ケツイノホノオなど見事に打ち消され、冷たい風が心に吹き荒れているわけだね…」






2月がもっと寒くなる理由は、二人の会話を聞いて下さったあなたであれば容易に察していただけるだろう。
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ソング

2009年09月20日 21時07分03秒 | Weblog
今日はチャリで遠出をしてまいりました。



疲れましたが



岡崎律子氏の遺作「for RITZ」を手に入れました。



うあー



うわうわー



泣けてくるぜ



素晴らしいんだぜ





「ごめんね お別れが突然で


今は ちょっとね 寂しいけど


かなしみじゃないの


いつか ちゃんと想い出になる」
(I'm always close to you)




彼女はどんな気持ちでこの歌を創ったんやろうなあ…
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ライフ

2009年09月19日 20時23分30秒 | Weblog
マライアは言いました。


「最近どうしても、泣きたくてたまらない夜があるの」


それを聞いてマリアンヌは答えました。


「おお、マライア!それはきっと遠くで、そう、あなたの見えない場所で苦しんでいる人々の思いが無意識に伝わっているからよ」


マルグリットは尋ねました。


「だからといって、そのような思いをどのようにしたら良いのでしょう?」


マレーヌはしばらく考えていましたが、ふっと息をついて話し始めました。


「どうしようもないだろ?遥か遠くなんだぜ。それでも何かを為したいのか?」


毅然としてマローナは答えました。


「もちろんよ!この世界に生まれてきたからには、この命で為すべきことが存在するはず。今が、その瞬間かもしれない…」


その後、彼女たちはしばらく問答を繰り返しました。


しかし、結局答えを導き出すことが出来ませんでした。


例え答えを導き出すことが出来たとしても、彼女たちは何も為すことは出来なかったでしょう。







コーデリアは眠り続けています。


彼女はもう六年間目を覚ましていません。


おそらくこれから先も眠り続けるでしょう。


マライア達は、その中で生きている彼女の別人格に過ぎません。





コーデリアは今も眠り続けます。


ふとその瞼に涙が溢れ、それがこめかみに流れ落ちました。


しかし、その涙に気づいた人は、誰もいませんでした。






コーデリアは美しい顔をして眠り続けています。
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