blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

日本選手権競輪

2016-03-16 22:33:19 | 休日
日曜は、名古屋競輪場で伝統ある日本選手権競輪の決勝レースがある日だった。
競輪をやるのは年に数回しかないが、トップ選手が集うG1(以前で言うところの特別競輪)が近いところである数少ない機会だから初めて行ってみた。



名古屋競輪場には地下鉄東山線の本陣駅から出ている無料バスに乗るか、同線の中村日赤駅もしくは中村公園駅から歩いていく。
戦いに行く(?)には軍資金が少なく、駅近くにコンビニATMでもあればと思って中村日赤駅から歩く方法を選んだが、競輪場への道中にはコンビニが見当たらず、仕方なく財布の中身が乏しいまま場内に入った。
車券検討に入る前に腹ごしらえをし、場内を探検して写真も何枚か撮った。





どうせ遊びだからと1レースにつき千円ほどで買っていたが、第7、8レースを連敗。
決勝の第11レースもチョロ買いしかできないかなと思っていたら、第9レースでの決め打ちがはまって望外の払い戻しがあり、当日の負けはなくなった。
しかし、的中はその1つのみ、決勝レースも含めて1勝4敗でもプラスで帰ってこれたのだから言うことはない。

決勝は地元中部地区から3人が勝ち上がって人気を集めていた。
しかしレースの主導権は近畿勢が握り、ライン3番手から進めていた村上義弘選手(73期・京都)が優勝した。
地元地区の選手が敗退しながらレース直後に拍手が起きたのは、同選手のこれまでの輝かしい実績に加え、追いすがる他の選手を巧みにブロックしながらなお直線突き抜ける脚があったことに対する賞賛であった。
純粋な脚力に加えて駆け引きも重要な競輪では経験豊富なベテランが活躍する傾向にあるが、40歳を超えてなお、駆け引きばかりでない、衰えを知らない力と闘志が自然と拍手を呼んだのだと思う。

さて、2016年は日本選手権競輪が2回行われる。
競輪の公式サイトを何度確認しても、今度は今年の大型連休中に静岡競輪場で開催と出ている。
大型連休といえば今からわずか1カ月半後である。
なぜかと思って調べると、「2016年度」からは年に6個あるG1レースの開催月が変更になり、日本選手権は5月と決まったからである。
競輪界の年度は多くの会社と同様「4月~3月」なので、私が先の日曜に足を運んだ日本選手権は「2015年度」の開催で、5月の静岡は「2016年度」の開催である。
暦の上では同じ「2016年」ながら、年度のからくりによって日本選手権が3月と5月の2回行われることになったというわけだ。
度重なる日程の変更は選手にとっても戸惑う部分はあろうが、経営が振るわず廃止される場も増える中で、全体の売り上げアップを図ってのことだろう。

客層に高齢者が非常に多い中、このままいわゆる「三競オート」がジリ貧になっていくのはしのびない。
ハマりすぎはもちろん良くないが、推理や予想をしてレースに参加することは頭の体操にもなる。
時間と余裕を見て、また参戦できるところがあったら行ってみたい。
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