blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

話したい、伝えたい

2010-03-28 23:39:17 | 日記
今のように外との接点が少ない状況だと、まったく他人と会話をしない日もある。
それほどオシャベリ好きとは言えない私でも、まったく言葉を発しないまま1日が終わるのはさすがに寂しいと感じてしまう。
だから、コンビニで物を買うときなどにも「お願いします」と一言添えるようにしている。
それ以上のヨタ話を店員さんとしたいわけではないが、何がしかこちらから言葉を発するだけで気分は違う。

クルマに乗っていて間に入れてもらったりしたら、手を上げたり頭を下げたり、というのも立派な会話だろう。
自動車という閉め切られた空間どうしでは音が聞こえないから、ちょっとした動作を言葉の代わりとして相手に伝える。
伝わったと感じられれば、やはり気持ちはいい。

数日前には仕事探しのために富山市内の真ん中に出て、「ヤングジョブとやま」の係員さんに話しかけてみた。
私は年齢的にヤングジョブとやまの「対象外」であるが、ジュースの自販機があるので時々中に入ることがある。
前回書いた若い人の就職難について少し話を振ってみたが、あまり会話が発展しそうになかったので、いい加減なところでやめた。
それでもジュースを飲み終わって、「ありがとうございました」と言って出てきた。
特に反応もなかったが、自分から他人と話そうとした、ということで十分だ。

私は決して話し好きではないけれど、いくらかは「会話をしたい」という欲求はあるのだろう。
いつもいつも直接は話せない人には、電話やメールをするのもよい。
一方通行ではあるが、こうやって本欄に独り言を書くことも1つの発信であり表現だろう。

最近は私も思い通りにならないことばかりで「世の中なんて」「人間なんて」とつい考えて落ち込み、寂しい気持ちになったりする。
でも、そんな気持ちもこうやって文字にして残すことができているうちは、まだ少しは他人を信じられているということなのだろう。
「はけ口」を失ったとき、人はいとも簡単に「危険水域」に突入する。
「ひとりではない」ことを常に肝に銘じ、命あることに感謝をして日々を過ごしたいと思う。
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