blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

大型連休後半、の後半

2013-05-06 22:20:47 | 休日
今年のゴールデンウイークはどの日も好天に恵まれた。
最後の2日間も暖かく穏やかだったから、日中はなるべく外に出て自分なりに楽しむことができた。

4日に遠出をしたから5日は近場で気軽に行けるスポットにした。
行ったのは富山空港周辺で、最初に写真の「イタイイタイ病資料館」を訪れた。
もともと「とやま健康パーク」というプールや温泉のある施設があるところに併設される形で昨年オープンした。
長らく富山に住んでいながら地元の公害病についておぼろげなイメージしかなく、あらためて貴重な資料を見て回って大変勉強になった。
印象的だったのは、かつて裁判で争った住民側と三井金属鉱山側が、裁判の後は互いに協力をして、環境の改善や保全、新たな認定患者への補償など山積する課題に向き合ってきたという点だ。
それぞれの立場で長い時間をかけ、信頼関係を保ちながら、今にあっても事後処理を誠実にやりとげていることは、この手の公害病の当事者どうしの行いとしてはなかなか例のないことであると紹介されていた。

資料館を出て、久しぶりに富山空港のターミナルを見て回った。
めったに飛行機に乗る機会はない私でも、陽気に誘われて空港の広々とした風景くらいは見てみたくなった。
とはいえ、1階2階にいても何も見えないので、4階の展望デッキに100円払って行ってみた。
羽田空港のようにひっきりなしに離着陸があるわけではなく風景としては至ってノンビリしたものだ。
それでも、あまり広くないスペースながら家族連れもけっこういるなど連休らしい光景があった。

富山は地方空港としてはアジアを中心に国際線の本数は多いものの、国内線は東京便6往復と札幌便1往復という寂しい運用になっている。
何年か前には福岡便がなくなり、札幌便は北海道国際航空(エア・ドゥ)の小さな機体になってオマケにダイヤが中途半端な時間に変わった。
東京便も北陸新幹線の開業まであと2年を切ったから、その後は果たしてどうなるか見当が付かない。
空港の今後の使い道については早急に結論を出していく必要があるのだろうと思う。

連休最終日の今日も懲りずにクルマを出して金沢市まで行ってきた。
前日の中央競馬のNHKマイルカップには目もくれず、地方競馬のかしわ記念(船橋)の場外発売がある金沢競馬場へ行ったまでだ。
G1ながら交流重賞の常、JRA勢が掲示板を埋める堅い決着で、馬券は当たったが元取り程度で終わった。
長らく地方競馬を引っ張ってきたフリオーソ(船橋)が昨年限りで引退し、JRA勢と伍して戦える地方馬はラブミーチャン(笠松)ほか数頭しか思いつかない。
今年は地方競馬の祭典であるJBC競走(1日にG1競走が3つある)が金沢で行われるが、現在の金沢のエースであるナムラダイキチほか地方馬の奮起も期待したいところだ。

連休明けは間違いなく容赦ない仕事量があるだろう。
そろそろ本欄を閉じて明日に備えることにしたい。
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