地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

愛知県の難読小学校名 いくつ読めますか ⑥

2018年09月14日 11時56分24秒 | Weblog
①一宮市立瀬部小学校 一宮市瀬部川原         
②一宮市立小学校  一宮市起西生出(はいで)         
③一宮市立大志小学校  一宮市大志2丁目          
④一宮市立向山小学校 一宮市向山町3丁目
⑤瀬戸市立效範小学校  瀬戸市效範町1丁目  
⑥瀬戸市立祖母懐小学校  瀬戸市萩殿町2丁目    
⑦半田市立岩滑小学校  半田市岩滑高山町5丁目     
⑧半田市立乙川小学校  半田市乙川北側町1丁目
⑨半田市立成岩小学校 半田市成岩本町2丁目      
⑩半田市立雁宿小学校  半田市清城町1丁目

読みなど

① せべ 昭和15年,前身校を現校名に改称。明治29年11月,丹羽郡豊原村が瀬部村と名称変更。大江川上流左岸に位置。地名は河川に関連した名称であろうという。校名も読みも2字。
② おこし 木曽川左岸に位置。地名の由来は,及川と古川の間の三角州を切り起こして開墾した土地の意とも,古川の萩原渡の大越に対して当地の渡しを小越と称したことによるともいう。一字校名。
③ だいし 昭和22年,第四小を同じ語呂で佳名の大志小に改称したものとみられる。普通名詞異読校。
④ むかいやま
⑤ こうはん 效は効の古字。将棋の藤井聡太七段の出身校。いわれがありそうな地名であるが,由来等不明。
⑥ そぼかい 萩殿町2丁目に接して祖母懐町がある。明治以前は良質な陶土の祖母懐土が取れた地(現在は採掘禁止)。
⑦ やなべ 岩滑小は明治6年安明寺に設立された温新社が母体という。岩滑は超難読。往古,英比川の埴土が流れて岩についた地を岩滑と呼んだという。
⑧ おっかわ 明治22年10月,知多郡乙川村が単独村制施行(~39)。阿久比川左岸に位置。村名は阿久比川が当地付近で大きく曲がって乙の字に似ていることに由来するともいう。
⑨ ならわ 明治22年10月,知多郡成岩村が単独村制施行(~23町制~昭和12)。村名は外海からの荒波が岩にぶっかって鳴る波音,すなわち「鳴る岩」の転訛ともいう。
⑩ かりやど 雁宿小は雁宿町3丁目や雁宿公園に近接してある。古くは「刈宿」と書かれたが,半田八景にこの地が選ばれてから,「雁宿」と書かれるようになったという。

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