自主映画制作工房Stud!o Yunfat 改め ALIQOUI film 映評のページ

映画作りの糧とすべく劇場鑑賞作品中心にネタバレ徹底分析
映画ブロガーら有志23名による「10年代映画ベストテン」発表!

ブレードランナーLIVE (2023/3/5渋谷bunkamuraオーチャードホールにて)

2023-03-09 23:32:00 | 映評 2013~
私、生涯で一番好きな映画は?と問われると1秒の迷いもなく『ブレードランナー』と答えます。なにをどう贔屓目に見てもクラシック音楽と関係ない映画ですが、強いて言えば生演奏の演奏会であるところがクラシックっぽいと言えなくもないので、無理矢理は承知でここに書きます。目次●ブレードランナーLIVEの感想●蛇足1 ブレードランナーサントラアルバム、ニューアメリカンオーケストラ版について●蛇足2 ブレードラ . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第84回 『戦艦ポチョムキン』ショスタコーヴィチ版

2023-03-09 23:27:00 | 映像作品とクラシック音楽
#映像作品とクラシック音楽#ショスタコーヴィチ#エイゼンシュタイン皆様こんにちは今回取り上げるのは『戦艦ポチョムキン』です。あまり大きな声で言いたくないのですがコロナにかかっちゃいまして、1日寝てるだけなのも辛いもので暇つぶしに見たのが、DVDコレクション棚から10年以上ぶりに取り出した『戦艦ポチョムキン』でした。『戦艦ポチョムキン』 は1925年のセルゲイ・エイゼンシュテイン監督のソ連映画で . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第83回 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

2023-03-09 23:25:00 | 映像作品とクラシック音楽
#映像作品とクラシック音楽#アルビノーニのアダージョ#マンチェスターバイザシークラシック音楽が印象的な映像作品についてうだうだ語るシリーズ、今回はケネス・ロナガン監督の2016年作品『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を取り上げます。アカデミー賞で作品賞他6部門にノミネートされ、脚本賞と主演のケイシー・アフレックが主演男優賞を受賞しました。ケイシー・アフレックはベン・アフレックの弟で、ベン・アフ . . . 本文を読む
コメント

アカデミー賞予想2023

2023-03-05 13:37:00 | 映画賞
毎年外しまくっていますが、外す原因はわかっています。過去のデータを元に○○賞候補になると受賞するとかしないとか分析すると外すのですだから今年は思いっきり逆張りで予想しようと思います作品 トップガンマーヴェリック監督 ダニエルズ(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 以下エブエブ)脚本 エブエブ脚色  トップガンマーヴェリック主女 ケイト・ブランシェット主男 オースティン . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第82回 『リバーサルオーケストラ 第一話』

2023-01-14 01:00:00 | 映像作品とクラシック音楽
第一話物語…さいたまのとあるポンコツオーケストラの立て直しのため市長の息子でヨーロッパで活躍する指揮者の常盤朝陽が呼び戻される。あまりのオケのポンコツぶりにやる気を無くす朝陽だが、その市役所で働く地味な女性が実はかつて天才バイオリニストとして一世を風靡しつつも、突如楽界から姿を消した谷岡初音であることを知り、彼女をコンマスに迎えてオケを一流に叩き上げようとする。しかし初音は頑として演奏を拒むの . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第81回 『ブラック・スワン』〜「白鳥の湖」の狂気の舞台裏

2023-01-14 00:56:00 | 映像作品とクラシック音楽
あけましておめでとうございます。100回目指してコツコツと今年も書き続けます。今回は2010年のダーレン・アロノフスキー監督作品『ブラック・スワン』です。物語はニューヨークのとあるバレエ団でプリマを目指すナタリー・ポートマン演じる若いバレエダンサーが、新解釈『白鳥の湖』のプリマに大抜擢されまして、しかし極度のプレッシャーと、白鳥と黒鳥の演じ分けで神経をすり減らしていき、狂気に支配されていく…と . . . 本文を読む
コメント

2022年の映画ベスト

2023-01-04 15:30:00 | 私の映画年間ベスト
毎年恒例私の年間ベストベストテンなどと言えるほど鑑賞したわけではないのですが、配信鑑賞も含めてなんとか10本あげてみました。といってもこの時点でノーウェイホームもベルファストもシンウルトラマンもクライマッチョもベイビーブローカーもアバターも観てません。そんなんだからベスト映画を選ぶ権利なんてないのかもしれませんなお鑑賞タイミングの問題で2021年の作品も混ざってますが、まあご容赦ください1. コー . . . 本文を読む
コメント (2)

湘南国際マラソン出走記 2022/12/4

2023-01-03 10:44:00 | 映画と関係ない雑談
だいぶたってしまったが、湘南国際マラソンの出走記をつけておこうと思った2022年12月4日9時スタート湘南国際マラソン フルマラソンを出走湘南国際マラソンのエントリーは2回目。ただし前回はコロナのため中止となり、走ったのは今回が初めて松本マラソンや千葉アクアラインマラソンは「難コース」だったが、湘南国際マラソンは優しいコース海岸沿いの国道を大磯から江ノ島までまっすぐ走り、折り返す。起伏はほとんどな . . . 本文を読む
コメント

パラレル・マザーズ 〜アルモドバル円熟の力を駆使した社会派映画〜

2023-01-02 12:04:00 | 映評 2013~
自分の中で気がつくと非常に大きな存在になっていたペドロ・アルモドバル。コロナ以来映画館から遠のいてしまったが、それでもアルモドバルだけは観たいという思いで東京に出向く。ちなみに今回初めて株主優待を使って映画観ました。東京テアトルの株持ってるのです。引っ越してから渋谷新宿が遠く…映画鑑賞のホームグランドは西新井か越谷レイクタウンのシネコンになってます。東京なら有楽町日比谷は行きやすく、今回はヒュ . . . 本文を読む
コメント

ケイコ 目を澄ませて

2022-12-26 01:29:00 | 映評 2013~
これはしみた自分の中では「コーダ」を超えて今年のベスト1級ってその並び…(にする自分のあざとさ)主人公に感情移入させる映画ではない。主人公は発生言語で喋れないことも相まって心情をほぼ語らない。人間なんて結局1人でしょ、という旨の彼女の台詞もある。我々は傍観者にならざるを得ない。頑張れと叫んでも彼女には聞こえない。しかし我々も目を澄ませ、彼女の気持ちを苦しさを理解した気になれる…が、痛みに耐え生 . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第80回 『波止場』〜レナード・バーンスタイン唯一の映画音楽

2022-12-16 00:02:00 | 映像作品とクラシック音楽
2回ほどスベリ覚悟でジョン・ウーの映画について書きました。そこから「鳩」つながりで『波止場』です。そういえば波止場の主人公は鳩飼ってましたっけ。ジョン・ウーがリメイクすればいいのに!というわけで今回はエリア・カザン監督の1954年作品『波止場』を取り上げます。(昭和で言うと29年、『七人の侍』『二十四の瞳』『ゴジラ』の年ですね)アカデミー賞で作品賞を受賞し、マーロン・ブランドがアカデミー賞主演 . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第79回 クラシック音楽でふりかえるジョン・ウー映画史(ハリウッド以降編)

2022-12-04 06:42:00 | 映像作品とクラシック音楽
前回に続けてクラシック音楽を軸にジョン・ウー監督の映画史を振り返ります。誰も興味を持たないかもしれませんが、あえて空気を読まずに続けます【クラシック音楽的ジョン・ウー映画史 ハリウッド編 「カルミナブラーナ」っぽい曲/『ミッションインポッシブル2』】イギリスがアヘン戦争で中国から99年間の期限付きで分捕った香港ですが、その期限切れが迫ってきた90年代。この時期、香港で自由な映画作りを謳歌してき . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第78回 クラシック音楽でふりかえるジョン・ウー映画史(香港編)

2022-11-25 08:30:00 | 映像作品とクラシック音楽
前回の小津安二郎につづいて、クラシック音楽とからめて語るのが難しそうな映画作家を、無理矢理からめて書くシリーズです。私は好きな映画5つあげろと言われたらほとんど迷いなくスラスラと言えるのですが、好きな映画監督5人あげろと言われると迷ってしまいます。まあでも5人の中には結局入れるんだろうな…って1人が香港のジョン・ウー監督になります。今回はジョン・ウー映画で聞こえてきたクラシック音楽を思い出しな . . . 本文を読む
コメント

映像作品とクラシック音楽 第77回 『秋日和』~小津安二郎映画からかすかに聞こえるモーツァルト

2022-11-18 07:42:05 | 映像作品とクラシック音楽
前回の『レイジングブル』で微妙に小津映画に言及しました。 もう一度書くと、『東京物語』のメインテーマが、マスカーニのカバレリアルスティカーナ間奏曲に似ている、というそれだけのことでしたが。 その流れで小津映画におけるクラシック音楽について書いてみたくなりました …といったものの小津映画ほどクラシック音楽が似合わない作品もない気がしないでもありません。 なんてったって、行きつけのバーで「 . . . 本文を読む
コメント

2022松本マラソン記

2022-11-17 22:21:00 | 映画と関係ない雑談
2022/11/13 松本マラソン 4時間26分での完走の記録 . . . 本文を読む
コメント