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京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

「龍安寺」にて Ⅶ

2008年12月11日 17時05分43秒 | Weblog
おんちゃんと 久しぶりの再会。



つい2~3日前 おんちゃんが仕事に出かけた。
夕方4時頃 帰って来たんだけど 「又仕事…♂@§☆%$!」と 何時ものわけワカメ。
5時30分頃のバスに乗って 何処かへ消え去った。
帰って来たのが 次の日の朝9時頃…だと 後から携帯で聞いた。
で 家に居ない。
その時ばかりは おんちゃんとおれは シンクロしていなかったんだ。
時間がずれてる。
昨日の夜 やっと出会った。
おんちゃんに 「おめぇ~の事心配して みぃと小鉄 捜索しに行ってるぞ」と言ったら…
「夜も仕事やってくれって頼まれちゃってよぉ…なんだ ネコも心配してたのけ」と 嬉しさ100%だ。
言ってる矢先に 帰って来たネコ二人。
猫かわいがりって おんちゃんの事を言うんだろうな。
「いやぁ~~~! いやぁ~~~!」って ネコにしか通じない 素っ頓狂な声を出し
頭を交互に撫でて 撫でられてるネコ二人は おんちゃんじゃぁなく おれの方を向いて
「なぁ…この変な奴 迷惑だから 何とかしてくれ」と 顔で訴えている。


「龍安寺」にて Ⅵ

2008年12月11日 17時04分09秒 | Weblog
夜中に 歌手をスカウトする番組…東野が出ている奴…を たまたま見た。


歌番組を見てて 何時も思うんだけどさ…
どうでも良いんだけど 人の事はな。
だけど どうしても声を大にして 言いたい事が有る。
特に 若い歌い手の発音だ。
その番組に出ていた男。
夜中なのに 大笑いした。
♪ ガラス ♪ と 発音する所を 何と… ♪ ぎゃらすぅ~ ♪ だぞ!
元歌を歌っている歌手だって ぎゃらすぅ~ とは言っていない。

発音と言えば 家の小鉄が 現在大問題になっている。
普通ネコは にゃぁ~ とか にゃお~とか…鳴くべ?
小鉄は しょっちゅう あわっ とか わぉ とか言うんだ。
誰も教えていないし しかも近所に犬は居ない。
うぅ~~~ん 今時の奴は 本当に発音が悪いなぁ。

「龍安寺」にて Ⅴ

2008年12月11日 17時02分34秒 | Weblog
毎月恒例の「お気楽撮影会」は 今回は本当は「南禅寺」及び周辺だった。


集合場所で 別な行き先をおれが提案すると juriもぱるさんもOKだったんだ。
で まず「龍安寺」に行った訳だ。
大正解だった。
紅葉は もう終わっているかな? まだ見れるかな?
と 不安で一杯だったんだ。
行って見ると…
まるで 別世界に辿り着いたようだったんだ。
まさに 紅葉まっさかりだ。
赤 オレンジ 黄色 緑…コントラストが絶妙だ。

現在カメラを買うと 箱の中にCDが入っているのが多い。
そのCDには 結構使えるソフトが有る。
取り込んだ画像を そのソフトで立ち上げると プロパティにその写真の情報が一発で表される。
めちゃくちゃ便利だ。
何故かと言うと 日付も勿論の事 表示されるからだ。
これが便利。
今後の撮影に 大きな大きなデータになるからな。
キャノンの添付ソフトに おれは惚れ込んじゃったよ。
そのデータを元に 紅葉情報を推測出来るからだ…紅葉ばかりじゃないけどな…。
↑↑↑の写真のデータも ソフトを使って見て 「じゃぁ次回は 露出は…モードは…」
って 計算出来る。
次回撮影時に 難しい事は何も無くなる。
これだけでも 余裕が生まれるんだよ。

「龍安寺」にて Ⅳ

2008年12月11日 00時31分02秒 | Weblog
夜から夜中に掛けて メールが数通。
内容は この写真についてだった。


この鐘が有る所は 「石庭」を見る建物の中に入って 左直ぐの所にミニチュアの石庭が有るんだ。
その直ぐ上の所だ。
ミニチュアの前も後ろも 人人人で一杯だった。
入り口付近と言う事も有り その横はもう「石庭」が有るからだ。
で この鐘だけど 左右に有る。
この鐘に気付く奴 気付かない奴 万一気付いても ただチラッと見るだけだ。
おれは以前 ここに来た事も書いた。
よくよくこの鐘の奥を見ると 紅葉が。
チョイ背伸びをして撮ったんだ。
それと ノーファインダーでも撮影してみた。
この写真が 一番出来の良い子だった。
縮小だけだ。

「石庭」だけが有名じゃあない。
「つくばい」や「侘助椿」も有名なんだ。
勿論撮影した。
だけど こう言うのも大好きなんだよ。

「龍安寺」にて Ⅲ

2008年12月11日 00時29分43秒 | Weblog
♪ いぃしぃやぁ~~~きぃ い もぉ~~~ おぃ もっ ♪
京都に来て 今日初めて聞いた 石焼芋の売り子の声。


こう言うのを聞くと 東京での生活を思い出す。
東京でアルバイトの帰り 友達の家に連絡し そいつのアパートに泊まりに行ったんだ。
バイトは 地下鉄の工事のアルバイト。
そこの現場から 友達のアパートが近かったから 自分のアパートに帰るよりも近いから
何時も泊まってたんだ。
行くと 友達はバイトに出かける時間で おれは何時もの様に風呂場へ直行したんだよ。
友達は「じゃぁ行ってくるから 適当にやってろ」と言い残し ドアが閉まる音がした。
おれは呑気に 鼻歌交じりのロックンロールだった。
???………??????????……………
がたっ ごとっ て音がする…
いっぺんに我に返ったよ。
居ない筈の向こうの部屋で 音がする…
まさか友達が引き返した? 違う。
それなら ドアを開ける音がする筈だし。
背筋が凍った。
そこっと武器を探したんだ。
有る筈なんて 無いじゃないかよ。
風呂場だ。
うぉっ…こっちの方に向かってくる足音…
開き直った。
じっとしていると 風呂場のドアの向こうに 人影が見える。
実際 この時に もう駄目だと思ったよ。
うぅ~~~誰なんだよぉ~ と思った瞬間 風呂場のドアが開いた。
????? 女が立っている。
その女が「御飯出来たよ。ビールと酒も用意してあるからね」と言って 立ち去った。
何が何だか わけわかめ。

とにもかくにも その女は害が無いと言う事だ。
風呂から上がると 例の女は「ハイッどうぞっ!」って ビールを注いでくれた。
注いでくれたのは良いけど 一体誰なんだ? お前は? って言う話だ。
いきなりその女は 話を始めた。
「あのね 新宿の西口で拾われたの」………
はぁ?って言うしかない。
「家賃払えなくて アパート追い出されちゃって 2日目に○○○に声掛けたんだ。
1日でも良かった。体売ってお金貰って 食べ物とホテルのお風呂に入りたかったし。
そしたら家に来いって言われて。お金はあげられないけど その代り飯と寝床は用意してやる
って言われて。それで転がり込んじゃった。
今バイと探しているんだよ」と言うような事を 確か言ったんだ。
おれはビールと 作ってもらったカツを食いながら 黙って話を聞いていた。
カツを食い終わりそうになる頃 「これっ」って 冷蔵庫から刺身を出し 
がっちり冷えた日本酒を出して来た。
「○○○から聞いたんだ。揚げ物の次は 刺身だからって」と 呑気な顔で 
さも 以前から知っているような口ぶりで言う。
「仲良くしろって言われたから 仲良くしてね」って言われたけど…
おれは「で 奴と…」と言うと 「やだなぁ~ 何も無いから」と言われちゃった。

その時だ 表で ♪いぃ~~~しやぁ~~~き いもぉ~~~♪って 芋屋の声。
どんどん近づいて来て ぴったりおれ達の居る窓の側で止まった。
彼女は「やだなぁ~~~! 又買わされるよ!!!」と 大声を出すんだ。
???って思ってると…
♪おいしい おいしい いぃ~~~しやぁ~~~きぃ い もっ い もっ♪
♪○○ちゃんの為に 特別に焼いた…いぃ~~~しやぁ~~~きぃ い もっ♪
その途端 名前を呼ばれちゃった女が でででででぇ~~~っと 表に行っちゃった。
窓を開けて見てみたら 売り子は可愛い女の子だった。
数分後 売り子の女の子と居候の女が 一緒に部屋に入って来た。
先日芋を買って 何気に話をしたら 意気投合したらしい。
おれは興味を持ち 芋売りの子に バイト料を聞いてみた。
驚いたのなんのって…
おれでさえ そのバイトは1万円だった。
芋屋のバイト料は 平均1万円だと言う。
車で移動するから 売り上げは結構有ると 言うんだ。
朝の9時頃 親方の所から出勤して 夜の11時頃まで仕事すると言う。
車は強い! とも言う。
そりゃそうだ その場所で売れなかったら 別な場所まで移動するのに 時間は掛からない。
しかも自分は女だから おじさんが結構買ってくれるという。
しかものかかし 仲良くなった女性の名前を呼べば 99・999%は買ってくれる!
と 超嬉しそうに話すんだ。

思いついた!
おれは「じゃぁ○○ お前その子と組んで バイとやれば?」って言うと
売り子の女の子は「良いね それ!」と。
数時間後 ○○と売り子は 一緒に出て行った。
夕方起きると 友達が帰って来ていて 夕飯を作ってくれた。
友達が「なぁ♪たにんこ♪よ。奴 何処へ行ったか分かるか?」と言うから 説明した。
そしたら げらげら笑って「そりゃ良いな」と言いながら 美味そうに酒を飲んでいた。
友達は言うんだ「でもよ…おれバイとやって6千円だぜ…」と ちびっと悲しい顔をしたんだ。

1年後 おれは実家に帰り 家業を継いだ訳だけど 友達が気になり 連絡をしたら…
居候の女と結婚し 石焼芋屋の親方業をしていると言った。
秋 冬 春…3シーズン やりたい時にやって 後は 雇っている奴らからの収入で 左団扇だとさ。
最初は苦労した…と思いきや どんどんスムーズに事が運んだと言う。
石焼芋…今でも甘くて 美味しいんだろうな。

「龍安寺」にて Ⅱ

2008年12月11日 00時25分11秒 | Weblog
↓↓↓に ちょっと前に尋ねて来た A子の事を書いた。


ついさっき電話が有って…おれも馬鹿だよなぁ。
何でここの住所を知っていたか???
その時 聞かなかったんだ。

電話が有って 初めて聞いたんだ。
おれが以前田舎で バイトの子を雇っていた事は↓↓↓に書いたよな。
その時の一人とは 今でもメールのやり取りをしているんだ。
だけど そのメールのやり取りしている子とAは ただの知り合いで。
たまたまAが 田舎に戻って行った時に 駅で偶然その子と行き会い おれの住所を聞いたらしい。
田舎で数日鋭気を養い そして東京 横浜…etcを回って おれの所に来たんだと言う。
数時間 おれの家に居ただけだけど 筋が通っていた。
話に 妙な鋭さがある。
よっぽど苦労もしたんだろう。
試行錯誤の最中で とも言っていた。
急に押し黙ったんだ。
おれはピンと来た。
悩んでいるんだよな。
「おれの主題は 光と影だ」と言ったら 途端に「あぁ~~~そっか! ありがとう!」と言い 切れた。

おめ様達の中で カメラを目指している奴に言っておく。
早い内に 主題を見つけ出しておくんだな。
そうしないと 写真がつまらなくなるぞ。

「龍安寺」にて

2008年12月11日 00時24分22秒 | Weblog
写真:「龍安寺」にて。

「龍安寺」は 数年前に来た時には 春でもなけりゃ秋でもなく…
「石庭」を眺め ゆったりしたくらいだ。
その時の感想は「絶対 春秋に来て 石庭の枝垂れ桜と紅葉を見てやる」と思った。
今秋 行って良かったな。

おれは京都に越して来て シーズンを外しちゃって 色々な所に行って見た。
行った所は 何処もかしこも 面白くは無かったんだ。
桜の季節に行くべき所を 夏に。
紅葉の綺麗な所は 春に と言う具合だった。
が それは後に おれにとって トテツモナク大きな財産になったんだ。
ただ見ていた訳ではない。
見ながら 歩きながら 今度来た時には ここに桜が有るから ここから撮ろう…とか
ここは 紅葉が綺麗なはずだから この角度から撮ろう…
そんな風に あの頃は見ていた。
今現在 一度行った所などを再び尋ねる場合は 思い出しながら歩き 撮影する。
一度でも行った所に 再び行く場合は 余裕が有るんだ。
心に余裕が有ると 写真にも現れる。
初めて行く場合は 観光客気分で行く。
そうでもしないと つまりは 余裕が生まれないからだ。
良いのを撮らなくちゃ…と 気負って行くと 必ずアウトが多い。
自分でも情けなくなり 泣きたくなる様な写真ばかりになってしまう。

京都は 神社仏閣が観光地だ と思っている奴が多い中 おれは別な視点で見てみた。
例えば祇園。
一歩路地に入ると それこそおれにとってはワンダーランドだ。
だから 京都を撮る と 一言では済まされないんだ。
おれの写真の主題は「光と影」だ。
主題を持つと 心底心強いんだよ。
生き物や 建物…etc 
全て「光と影」を持っている。
当たり前だけど 撮った写真を後から見てみると つまらない写真も多い。
それは つまらないんじゃぁなく 心底被写体に対して向き合ってなかったからだ。
そう言う時は 充分反省して 次回に備えるようにする。
そうすれば 何時かはきっと 写真を撮ってて良かった と思えるからな。