アメノチハレ

Gran Torino

少しずつですが、この一年もその終わりに向かって
本格的にギアが入った様な街の空気を
感じ始めている今日この頃です。

みなさん おはようございます。

この時期にはやはり布団に包まる幸せを
一分でも多く味わっていたい朝
目覚まし通りの時刻にシュッと起き上がるには
大変勇気のいる季節です。

数日間投与した薬のお陰で
やっと身体からマイコプラズマの野郎を追い出せたようです。
少しずつ自分本来の身体の感じに戻りつつあるようで
暮れに向けてまた酒の飲める日が楽しみです。

毎年受ける健康診断の結果が
先週送られてきましたが、
2回ある検便のうち一度だけ便潜血陽性となり
年が明けたらすぐ大腸の内視鏡検査を受ける事になりんした。

その予約と問診に病院を訪ね
院長先生と向かい合うなり
「え~と、都志見さん内視鏡検査ははじめてですね?
お酒飲まれますよね?
ポリープ、あります。
ですので当日取れるものは取っちゃいますね」
「えっ!?」
「この歳でお酒飲まれる方は間違いなくあるんです。」
「はい...」
「これでもかとウォッシュレットをやるので
甘やかされた粘膜に傷がつき出血したのかと思いましたが
自覚症状もないもで」というと
「自覚症状がないから恐いんですよ(笑)。
それと中性脂肪が高いので
頚部のエコーは是非受けてくださいね。
では来月お待ちしています。」

しかし思うに、いい医者っていうのは
似た様なオーラを持っている。
犬の腰の事でお世話になった浜省似の先生も
指痛を治してくれた今にもチェロを弾きそうな先生も
今度の内視鏡科の東大医学部卒の若いあんちゃん先生も
知識と実力、そして経験に裏付けされた自信というオーラが
患者にも安心感として静かに伝わる。
そしてその住宅街にある病院の待ち合いに人をどんどん引き寄せて
溢れんばかりの人に椅子が足りないほどだった。

現世の記憶と想いと共に次に生まれて来れるなら、
僕は迷わず医者を目指したいと思った。
対人間という中での真剣な関わりを次の魂の修行時には
是非行いたいと思うのだ。

検査を良く知る知人に聞けば
検査そのものより、
その朝に飲む2リットルあまりの下剤がキツいらしい。
一度腸内を清掃する意味でも いい機会かも知れない。
その時またご報告。

---------------------今日の一曲-----------------------------


Gran Torino - Jamie Cullum


ジェイミーカラムが唄うグラントリノという映画のテーマ曲。

この映画の事は以前にも書いたけれど
とにかく僕は個人的にクリントイーストウッドの映画が
大好きなのである。
「マジソン郡の橋」「スペースカーボーイ」や
「ミリオンダラーベイビー」などなど
上げればキリがないが
僕は彼の描く人間像に時々何か自分を遠くから見ている様な
とても似た性質のものを感じる時がある。
それはおそらく僕だけに限らず人間の業やモロさや優しさや
奥深に潜む色んな感情を上手に説明してくれているからだろうと思う。

無意味にシーンを飾る音楽が本編にないせいもあり
余計にこの曲が染みて、涙となってはこぼれないまでも
本当に泣けた映画だった。

Have a nice week end !
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