STUDIO T・S・A-のんびり双子の仕事ぶり

ジュエリー&アクセサリーのデザインを生業とする双子の日常。

サバを読む。

2018-08-12 | アトリエ日記

Mano Pigra /『K18 Motif Bracelet 』 Mat.K18


昨日、誕生日が間近だと気づき、二人でびっくりしました。

もはや本当に忘れるというところまで来たという。。進化か退化か。

Sちゃんの提案で、カラテカの矢部さんを見習って、

自分の心の中で年齢サバ読むって決めたばかりなのに。

”まだこれからの人”のような気持ちで何事も取り組めるように。

彼は38歳の時に18歳だと思うようにした、という内容でしたが、

自分たちを思い返してみても18歳じゃ逆に何も出来なかったね・・・18はやめよー!

ということで、もっともっと上に設定しています。実年齢も上ですが。

でも誕生日忘れそうになってちゃねぇ・・・ダメっしょ!

 

さて、先日東京都美術館の藤田嗣治展と、

東京国立博物館で開催されるJOMON(縄文)展を見に上野に行きました。

と、一文で終わらせようかと思いましたが、

これじゃ彼らに読書感想文書けって偉そうに言えないよな。。

仕方ない、よっこらしょ。。

と、ここから少し上野日記を書く私です。


当たり前ですが、代表作だけ見るより、作者のより多くの作品を、

しかも時系列で見る方が、理解も深まるし、楽しめます。

また、勝手な誤解も生まれません!(あ、私です。)

作家にはよく代表作と呼ばれるものがあるけれど、

多くの作品を知ってる人がそれを代表作だと思うのと、

知らないで代表作だと思って見るのとは、全然意味が違ってしまいます。 

見終わった後は代表作が別の印象に変わったり、

他の作品も慈しみを感じたり。

良くも悪くも、面白い面白くないと

簡単に振り分けられなくなっちゃいますね!

知識がないからこその楽しみ方ですが、

見終わった後の作品に対する自分の変化は面白いです。

作家としてとても成功した方ですが、

戦争に翻弄される人生でもあったようです。

良い時代にはもてはやされ、戦争や災害など情勢が悪くなると見放される芸能や芸術。

人の心を動かし豊かにしてきたはずなのに・・と、しばしば複雑な気持ちになります。

戦後は作戦画を描いたことで戦争協力者として批判されることもあったり。。

それでも常に絵に関わり作品を残す姿勢は、芸術家の生きる道なのだと思いました。

作品はもちろんどれも見ごたえがありました!

・・ということで、藤田嗣治さんもまた、

めでたく私の中で素晴らしい作家の一人となりました。へへ。

 

縄文展は国宝という響きが既にありがたさ満載でしたが、

国の最古の宝を間近で見るってすごい経験です。

目玉品?の多くを360度から見せてくれる展示方法も良かったです。

同時代の参考として展示された一部を除き、

全て日本国内で出土したもの。

教科書を始め、何度も何度も色んな場面で目にしてきた物の実物は、

思っていたより小さかったり大きかったり、

随分と綺麗(いにしえのものに見えない!)だったり緻密だったり。

お~!これがあの縄文土器か!あの宇宙人的👽土偶か!と、

脳裏にストックされた映像と実物が重なる瞬間は、

とても高揚感があり、特別な経験です。

呪術的な意味がある品々なのでしょうが、

置物だったり耳飾りやネックレスのような装飾品だったりが、

何千年も前から人間が生きる上で必要とされていた。。。

それが単純に嬉しかったです!

そしてお土産は・・土偶の缶バッジのガチャポン。いい!


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 Instaやってます。By Mano Pigra


 

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