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ただ「イエス」と言うことの、あたたかさを知る

2012-10-17 | ココロのつぶやき
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7月に父が入院し、今も闘病生活を続ける中、わたしたち家族の中にとても《あたたかいもの》が育まれ、満ちているのを感じています。

詳しい症状が明らかになるたび、それは決して喜ばしい事実ではないにも関わらず、なぜかわたしたちの会話には「ありがたいね」という《感謝》と、「なるようになっているんだね」という《得心》の言葉が増えていくのです。不思議です。こんな物分かりの良いオトナな家族ではなかったはずなのに(笑)

もちろんいつもいつも、気持ちが安定しているわけではありません。時に激しく揺さぶられ、何も出来ず祈るしかない夜もあります。それでもどこかで、心の一番深いところで、わたしたちは「光」を見ています。すべては「宇宙の采配」のもとに、わたしたちは生かされていることを本気で信じつつあります

家族の中で、どうやらわたしは《和ませ担当を仰せつかっているようです。キレイな色と香りを放つポマンダーを病室に持ち込み、父と母の話を聴き、こわばった背中をさすり、足をもみほぐし、たわいもないネタで笑いを取る。自分にオーラソーマとカウンセリングの心得があったことは、本当に幸いだったと思います。

長い間、わたしは両親とあまり上手くコミュニケーションを取ってきたとは言えない娘でした。多忙で長期単身赴任もしていた父とは、世間話ひとつロクに出来ないぎこちなさ。父の不在を埋めようと必死だったのでしょう、叱責が絶えなかった母との折り合いはお世辞にも良いとは言えませんでした

結婚を機に実家を離れ、それぞれに月日を重ねるうちに、少しずつ少しずつ、わだかまりがほどけていきました。オーラソーマや瞑想と出会い、自分自身を何度も振り返る中で、ようやくわたしは気づいたのです。ああ、わたしはただ「イエス」と言って欲しかっただけだったのだ、と。

そして実は、父や母もまた、同じだったのではないかと思い至りました。彼らも本当は、ありのままの自分を認め、受け入れ、優しい労いや賞賛の言葉を掛けてほしかったのではなかろうか。ただ何も否定せず、批判せず、うなずきながら「わかるよ」と言ってほしかったのではないだろうか──

そのことを、面と向かって確かめたことはありません。ただ彼らの話に、一方的に「ノー」ということは控えています。時に理不尽だなと思うこともありますが、そんな時は「笑い」に変えてしまいます。不思議と「それもそうか」と話が落ち着くのです

闘病生活が長引く中で、ポロポロと「弱音」がこぼれることがあります。それはとても良いことだと思っています。こんなとき、気持ちが弱くなるのは「当り前」だからです。《和ませ担当》であるわたしは、うんうんと聴いています。「わかってもらえた」という思いは、どんな励ましよりも力になるのだということを、その度に強く感じます。顔色が、声が、身体を取り囲むオーラが、ぱあっと輝くのです

わたしたち家族は、たまたま「父の病気」という機会を通して、こうしたことに気づけるようになりました。もちろん父には一日も早く元気になってほしいけれど、これは《ギフト》だという思いは、日々強くなっています。お父さん、お母さん、ありがとう。支えてくれる家族、親戚、友人知人の皆さん、本当に感謝しています。ありがとうございます。

「ありのままにイエスという」ことの温かさと強さを、かみしめています。
love and light



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