STRONG 遠藤 創造と破壊 銀幕の隙間でひとこと。

映画 TV CM 映像の現場で、いい効果やビジュアルを作り出しながら
ここで喋ったりぼやいています。

仁義と義理

2015-01-07 15:53:57 | ブログ
新年 二発目の更新。

今年は、このペースでブログも頑張って行けたら?いいね。
但し あくまでも 願望ですから。

長年 このブログや SNS なんかで、更新の育成に力を注いできましたが
近年の若い人の 仁義の無さや 理解不能な思考に 少々 彼(彼女)らの育成に関して
嫌気を感じはじめている。

日本の業界には、契約書なんてものは無く。
電話一つで、今後の数ヶ月のスケジュールや 数千万二も及ぶ金銭が動く。

そんな業界だからこそ、信用 や 義理 仁義 なんてものが重要になってくる。

昨今の若者にそんなものを押し付けたところで、理解も出来ないだろうが。
簡単に言うと『 礼 儀 』ということになる。

その二文字に含まれているのが「尊敬」「挨拶」「仁義」「義理」「忠誠」「信頼」等々である。

学生時代から現場を紹介して、いざ卒業の段になり 小生に相談してくるのは例年の事だが。

最近は、この就職時期にはちゃんと 天秤 を用意しているようだ。

年末に 卒業後の仕事をを用意していると?

この時期に「どこそこからもお話を頂いたので、やっぱりそちらでやります。」なんて事を
平気で言ってくる。

それが別業界ならば? 仕方が無いと思う。
何せこの業界は、どこを突いても ブラック でしかないから。

しかし 同じ業界で、小生を通じて知り合ったところに行くとなると?
話しは別である。

おそらく、誘った方は 「 まだ決まってなかったら?」という誘いだと思う。
通常 オファーをかける場合は、まず相手のスケジュールを聞いてからこう言った誘いとなるからだ。

そして こちらを断る場合も内心では決めていても「ご相談があります」から入るべきだ。
「いい仕事が来たから、そっちに行きます。」では、今後の仕事はご一緒できない。

契約書もないこの業界で、ましてや フリーランス でやって行くなら?
こう言った 不義理 で、仕事はどんどん減って行く事になるだろう。
安いうちは、使ってくれるところがあるだろうが。

あぁ~あ、気分が悪い。

もう 育成を辞めてしまおうとさえ考えてしまう。

他の例もある。

『許されざる者』や『るろうに剣心 京都大火編 伝説の最期編』を共に過ごし
「卒業後は、どうするの?」と訪ねたら?
「 T V のバラエティの A D か 役者のマネージャーやります」だって。
日本の映画の最高峰 3本 やって、TVのバラエティに行くか?
昨年は、その酷い敗北感を一年間引きずってしまうほどショックだった。

ことしは、あと2名が小生のところを頼って来るが...........もう傷つきたくないなぁ。

本日の講釈は、ココまで。



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