先祖還り。

先週、腰を破壊してから、誤摩化しながら仕事を続けていたが、ついに昨日から歩行も出来ないほど悪化してしまい、昨日と本日、おそらくは明日と仕事に穴を空けてしまった。

周囲の人間に迷惑をかけまいと「無理」をした結果、結局はより大きな迷惑をかけてしまった。

しかし、この業界は「倒れるまで」ヤラないと信用してもらえない。

少々の事では、休む事を許されないのだ。

入った時から疑問に感じながら、２５年以上もやっている。

フリーランスの小生は、個人的な医療保険と国保だけなのだから、ちょっとした不調があれば、大腕を振って病院に行けるはずだが、現場に対する「後ろめたさ」がそれを大きく阻む。

通常の職場よりお互いの「仲間意識」が強いために「アイツ等だって、頑張っている」と言う気持ちが、ダウンする事に恥と申し訳なさを感じさせる。

その仲間が、生涯の面倒見てくれる訳も無く、番組側が補償してくれる訳でもないのに。

中には、絶対に休めない立場も存在する。休む事すなわち「現場が止まる」を意味するからだ。

幸い小生の立場は、先行準備がちゃんと出来ていれば、不在でも現場にあまり影響はでない。

それに加えて、会社のベテラン達の身体があいていた事も今回は救いとなった。

現在、人間の進化で言うと「北京原人」くらいの歩行姿勢。

昨日は、「４足歩行」だった事を考えると、まずまずの回復だ。

早く回復して、早く復帰したいと考えている。

この調子なら復帰予定は、明後日くらいか？

本日の講釈は、ココまで。