脳卒中をやっつけろ!

脳卒中に関する専門医の本音トーク
 最新情報をやさしく解説します 

スタート&スタンダード

2018年09月24日 | 報道・出版関係
私たちの新刊、「脳血管内治療スタート&スタンダード」がいよいよ出版されます。
これは脳血管内治療をこれから始める方、あるいは専門医を目指してトレーニング中の方に向けて作成した本です。
できるだけ図を多用して、分かりやすく作成しました。
編集には当科の高木俊範先生がとても頑張ってくれました。そしてメジカルビュー社の苅谷さん(写真右上)にはとてもお世話になりました。
私たちの自信作です。脳血管内治療ビギナーの皆さん、ぜひ手に取ってみてくださいね!
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Goodbye, Rafael !

2018年09月22日 | 人物紹介
コロンビアからの留学生、ラファエルが本日帰国します。昨日はfarewell partyをしました。
彼は本当にナイスガイで、多くの友人を作りました。そして脳血管内治療をマスターするため1年間、熱心に勉強してくれました。
とても寂しくなりますが、皆でコロンビアでの成功を祈っています。

We had a farewell party for Rafael yesterday.
He was a really nice guy and made a lot of friends here. He has been studying so hard for 1 year to be an endovascular neurosurgeon.
We will be missing him but, at the same time, looking forward to his success in Columbia!
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コイル塞栓術後の動脈瘤再発について

2018年09月19日 | 動脈瘤
脳動脈瘤に対するコイル塞栓術のウィークポイントの一つは「再発」です。
開頭手術の場合には再発は稀ですが、コイル塞栓術の場合には、再発することがあるのです。論文を見ると再治療が必要な動脈瘤は全体の10%前後とされることが多いです。私自身の経験では5%以下ですが、その確率は破裂か未破裂かによっても違いますし、動脈瘤のサイズや場所、治療の方法とその程度によっても違います。一般的に破裂動脈瘤の方が再発しやすいですし、大きいほど再発しやすいことがわかっているのです。
また血流がちょうど当たる場所にできている動脈瘤(terminal type)は、そうでない場所のもの(side wall type)よりも再発しやすいことが知られています。
治療に関連する因子としては、動脈瘤の塞栓度(どの程度詰まったか)、ステントを併用したかどうかなどが影響します。表面コーティングによって再開通しにくいとされるコイルもあります。
Fernsらは901の破裂脳動脈瘤についてのフォローアップの結果を報告しており、それによると治療から半年後の検査で不十分な塞栓となっていたのは124動脈瘤(17%)で、その年間出血率は1.0%であったと報告しています(AJNR 2010;31:464-9)。124例中88例に再治療を行なっており、トラブルなく治療が行われていました。

さてどの程度再発したら危険なのか?というご質問が寄せられています。再破裂の危険性はその程度によって違うと考えています。大きく再発したものは再出血しやすいことは誰でも想像がつくと思いますが、再発の形態も重要だと考えています。
例えばネックだけが再発してきたものが破裂することは稀です。私自身は破裂の経験がありません。一方で、別のふくらみが新たに出来た場合には破裂することがあり、実際に経験があります。しかし今回文献を調べた結果、再発の形態とその後の破裂率については信頼に足る良いデータがありません。今後、私たちも調べていきたいと思います。
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書評

2018年09月11日 | 報道・出版関係
広島市立リハビリテーション病院の増岡薫子先生に「脳卒中をやっつけろ!」をご紹介いただきました。
この本を評価していただいて、とても嬉しいです。
またこの本をきっかけに市民講座なども予定されてきました。
また、紹介しますね!
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北海道の皆さんへ

2018年09月07日 | その他
北海道の皆さん、地震で大変なことと思います。被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
私たちにもメディアを通して被害状況が伝わって来ますが、どのように応援すれば良いのかわかりません。
本日、札幌禎心会病院に赴任中の棚田先生にも連絡しましたが、「とにかく物資、食料がないが、普通に送っても到着しないと思う」ということでした。
どのように対応すれば良いのか、何か良いお考えのある方はぜひご教示下さい。
皆様の安全と、一日も早い復興を祈念いたします。
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脳神経外科専門医試験

2018年09月02日 | 閑話休題
当科の飯田倫子先生、吉田泰規先生が脳神経外科専門医試験に合格しました!
今日、2人と指導医でお祝いをしました。
脳神経外科専門医試験は非常に広範囲に及ぶ試験ですから、勉強も大変です。
飯田先生、吉田先生、本当におめでとう!2人の次なるステージに期待しています。

Dr. Tomoko Iida and Dr. Yasunori Yoshida passed board exam of Japan Neurosurgical Society!
Today, we cerebrated the two with senior doctors.
The exam is comprehensive, so it needs hard study.
Congratulations, Dr. Iida and Dr. Yoshida!
We are looking forward to your next stages.
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巧!

2018年08月23日 | 報道・出版関係
昨日はサノフィさんの動画撮影で、「フローダイバーター留置のコツ」について紹介しました。
フローダイバーター留置はわずか10−20分で留置できてしまうような容易なケースがある反面、様々なテクニックを駆使して留置しなければならないようなこともあります。
昨日は、私たちが行っているテクニックの中からいくつかの重要なポイントを解説しました。
サノフィさんの動画サイトの他、M3でも放送されるということですので、チャンスがあったら是非ご覧ください。
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北陸ハンズオン&ホタルイカセミナーに参加しました!

2018年08月19日 | 学会/研究会
昨日は富山で開催された北陸ハンズオン&ホタルイカセミナーに参加しました。
ハンズオンでは兵庫医大から5名が参加させて頂き、血管内治療の機器について勉強しました。また、ホタルイカセミナーでは立林先生が眼窩内AVFの症例を発表し、トータル7名がお世話になりました。
講師の先生方と関係者の皆様の温かいご配慮でとても勉強になりました。また来年もよろしくお願い致します!

Yesterday, I attended Hokuriku Hands-on Seminar of Neuroendovascular Therapy & Hotaruika seminar regarding dural AVF at Toyama.
Five members from our department joined and learned about endovascular devices. Also, Dr. Tatebayashi reported a case with intraorbital AVF. So, a total of 7 members attended this time.
We learned a lot with the warm help of the doctors and related staffs. We look forward to next time!
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手術手技セミナー開催!

2018年08月09日 | 学会/研究会
先週土曜日に兵庫医科大学で第二回手術手技セミナーを開催しました。
医学生、研修医の皆さんに脳神経外科の手術手技(クリッピング、コイリング、バイパス、ドリリング、内視鏡手術)を体験してもらう会です。
15名の参加があり、とても盛り上がりました。
手技中の真剣な表情、うまく行ったときの笑顔、こちらも嬉しくなりました。
皆さん、ありがとうございました!

Last Saturday, we had 2nd neurosurgical operation seminar@Hyogo College of Medicine.
At the meeting, medical students and residents can experience various neurosurgical operations such as clipping, coiling, bypass, drilling, and endoscopic surgery.
The meeting was really exciting and lively with 15 participants.
Serious faces during the procedures, and smiles after successful practices...we were also happy with them.
Thank you everybody!
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札幌禎心会病院での講演

2018年08月05日 | 学会/研究会
昨日は札幌禎心会病院で急性期脳梗塞治療に対する講演をさせていただきました。
4月から兵庫医大から棚田先生がお世話になっていて、木下由宇先生と血栓回収療法に取り組んでいます。
昨日は同院でISLSが開催されたこともあり、多くの方にご参加いただきました。
コメディカルの方に向けた講演で、私も力が入りました。
皆さん、頑張ってください!

Yesterday, I made a lecture about acute stroke treatment at Sapporo Teishinkai Hospital.
Dr. Tanada is now staying in the hospital and performing mechanical thrombectomy.
We had a lot of audience because ISLS was held.
My talk was for paramedical staffs, and I got motivated.
Go for it, everybody!
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