ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

鬼武みゆきさん・Gladston Gallizaさん

2012-01-12 06:25:36 | ジャズ
 明るく爽やかで心ウキウキするとっても楽しい曲、そしてゆったりおだやかほのぼのするきれいなメロディの心温まる、心癒される曲と、素晴らしい曲をたっぷり聴かせてくれるピアニスト<鬼武みゆきさん>。2008年10月に初めてライブを観てからハマってしまいました。多くのミュージシャンとの共演や、TV番組等の音楽の作曲・編曲など幅広く活躍され、2002年には自身のレーベル<Eternal Music Records>を設立して1stアルバム「Beautiful Life」を発表。2004年に2ndアルバム「Little Journey」を、2008年に3rdアルバム「Eternal Ones」を発表されます。そして2011年には盲目のヴォーカリストであり、ギタリストでもある<Gladston Gallizaさん>とのコラボレーションアルバム「Alvorada/アルヴォラーダ(夜明け)」を発表されます。このアルバムはこれまで発表された曲や新曲なかで、みゆきさんが“歌バージョンで聴いていただきたい”と思っていた曲を、グラストンさんが作詞され、あらたにスペインのマドリードでレコーディングされたそうです。参加メンバーはみゆきさん、グラストンさんの他、アルゼンチン出身のベーシスト<Jorge”Jato”Cerratoさん>、ウルグアイ出身のドラマー<Jose san Martinさん>、ドイツ出身のSaxs奏者<Andreas Prittwitzさん>と、スペインを拠点に活躍されているミュージシャンの方々が参加されたそうで。青空のもと、目の見えないグラストンさんと手をつないでお散歩されているショットのジャケット、とっても爽やかで微笑ましくて素敵ですね。
アルバム1曲目は「Voo na Noite/夜間飛行」。ギターリフからゆったりとはじまり、ピアノリフが絡んで、そしてリラックスした感じのヴォーカルがはいって、サビでは力強く。アップテンポの心地よく爽やかな感じの曲ですね。のどかなイメージもありますね。間奏ではエモーショナルなピアノソロが。
 2曲目は「Sensacao/センセーション」。アップテンポの軽快なギターリフからはじまって、力強いヴォーカルがリズミカルなピアノリフにのってながれて。サビではミドルテンポで力強く。間奏まずがリズミカルなピアノソロとギターソロが。中盤ではリズムが止まってしっとりとしたピアノリフがながれ、ヴォーカルがゆったりと歌い上げて。終盤ではアップテンポに戻ってパワフルにスリリングに、そしてサビはミドルテンポで伸びやかに。ラストはパワフルなユニゾンリフをキメて。
 3曲目は「Cada Momento com Voce/あなたとともにいる時」。クリスタルなキーボードサウンドが浮遊感たっぷりにゆったりとながれ、哀愁ただようヴォーカルがしっとりと。間奏まずはメロウなギターソロが。続いてテクニカルなキーボードソロ。うっとりと聴き入ってしまう優しく心地よい曲ですね。ラストにはゆったりとしたスキャットやギターソロも。
 4曲目は「Alvorada/夜明け」。ピアノフィルとしっとりとしたギターリフからゆったりとはじまって、そしてアップテンポのリズムが静かにはいって、リズミカルなヴォーカルが。そしてパワフルなリフがはいって盛り上がって。とっても爽やかで楽しい曲ですね。間奏では味わい深くもテクニカルで力強いベースソロが。
 5曲目は「Miragem/蜃気楼」。ゆったりとしたピアノリフからしっとりとはじまって、メロウなヴォーカルがゆったりとムーディにながれて。とってもロマンティックなバラード曲ですね。間奏ではピアノとギターのユニゾンフレーズも。ラストはピアノとギターがしっとりと。
 6曲目は「Canto/僕は歌う」。ドラムフィルからミドルテンポでキーボードの爽やかなリフがながれ、そしてアップテンポでリズミカルなギターリフをバックにヴォーカルが跳ねるような感じで軽やかに。間奏では軽やかでテクニカルなギターソロが。明るく爽やかでダンサブルで楽しい曲ですね。
 7曲目は「Gente/ピープル」。美しいピアノリフからゆったりとはじまって、しっとりとしたヴォーカルがはいってドラマティックに歌い上げていって。間奏ではエモーショナルなピアノソロが。
 8曲目は「Mulher/女性」。Saxとピアノのユニゾンのムーディなフレーズからゆったりとはじまって、しっとりとしたヴォーカルがはいってメロウに展開して。間奏ではエモーショナルなSaxソロ、しっとりと美しいピアノソロが。その後ドラマティックに盛り上がっていきます。終盤ではピアノとSaxが互いにメロウなソロを、そしてヴォーカルが歌い上げて。
 9曲目は「Dream Fall/夢の訪れ」。ギターのメロウでほのぼのした感じのアルペリフからゆったりとはじまって、リラックスした感じのヴォーカルがおだやかにながれて。心癒される感じの優しい曲調ですね。間奏ではピアノとギターのユニゾンの心地よいメロディがゆったりながれて。その後歌い上げてドラマティックに。ラストはギターリフをバックにハイキーのピアノソロが。
 10曲目は「Spring’s Coming/春は、すぐそこに」。ゆったりとしたピアノのメロウなフレーズがしっとりとながれて。2分弱のインストです。
 明るく爽やかで楽しい曲、しっとりと美しくじっくり聴かせてくれる曲を、ピアノの美しい調べと力強く深い味わいのあるヴォーカルとともに楽しませてくれる素敵なアルバムですね。これまでのピアノインスト曲にヴォーカルがはいることで、より躍動感があって力強く、より味わいが増して、また新たな魅力が楽しめて。グラストンさんとのライブは観に行けませんでしたが、また機会があればみゆきさんのライブ観に行きたいっす。

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