ひよりの音楽自己満足

自分の好きなアルバムやアーティストを紹介させていただきます。

13.11.30 人間椅子

2013-12-01 14:45:51 | ライブレポ HR/HM
◇ 2013.11.30 ZEPP TOKYO
<樋口宗孝追悼ライブ Vol.6>
 初期Black Sabbathをベースとしたドゥーミーなサウンドに、日本文学&おどろおどろしい歌詞をのせ、津軽弁の節回しで聴かせてくれる青森発の和製ヘヴィロックバンド<人間椅子>。メンバーはギター&ヴォーカル<和嶋慎治さん>とベース&ヴォーカル<鈴木研一さん>、そして4代目ドラム&ヴォーカル<ナカジマ・ノブさん>です。
 2013年は5月にOZZFEST出演で一般メタルファンに大きな衝撃を与えてその名を轟かせ、その勢いで8月に通算21枚目となるニューアルバム「萬燈籠」を発表。そして9月には札幌から熊本までのレコ発全国ツアーを敢行し、どこも大入りで大阪と仙台と東京2daysがSoldoutで超満員で超盛り上がって。そこで発表になったのは11/30にZEPP TOKYOで日本HM界最高峰に君臨する世界の<LOUDNESS>との対バンとのこと。これには超ビックリ!「正確には前座です」って和嶋さんがおっしゃってましたが、でもでも凄いことです。もっともこれはただの対バンではなく、LOUDNESSのドラマー故・樋口宗孝氏の追悼イベントに参加するということで。ただこのイベントは毎回LOUDNESS人脈のバンドが出演されていたと思うので、なんで人間椅子が?って疑問に思ったんですけど、まあレコード会社が同じトクマさんということを考えれば納得。ただ、あきらかにファン層が異なると思うのでAWAY間違いなしであろうと。ならばこれはなんとしても応援に行かねば!と気合いいれてました。
 で、ことの詳細がわかると、今回は全席指定とのこと。オールスタンディングならば観たいバンドの時に前に行って同じファンと盛り上がれるけど、指定席となると人間椅子ファンがバラバラになって盛り上がれないような。さらに廻りが他のファンばかりでみんな座ってシラッとしてたら応援しづらいんじゃないかって不安がよぎって。でもOZZFESTのときのようにそれまで人間椅子を聴いていなかった他ファンもそのサウンドを聴けば好意的に見てくれるのではないかと、期待してライブに臨むことに。それとやはり他バンドはLOUDNESSつながりのバンドのようなので、さらにAWAY感が増してますが、なんとかちょっとくらいは盛り上がってくれたらいいなと。

 さて当日。土曜ですけど仕事。開演予定時間の18時には間に合わない感じ。人間椅子がトップバッターだったらヤバいなと。仕事中にこっそりFBを見たら16時頃に研ちゃんがお弁当食べてる写真が、16時半ころに“リハ終了”って投稿が。その時間に“リハ終了”ってことはひょっとして人間椅子が最初?間に合わなかったらどうしよう、ってますます不安になって。でも早退はできず、定刻まで仕事をして、その後ダッシュで青海へ。結局会場に着いたのは18時10分。でも会場の外に漏れてくるサウンドは明らかに人間椅子とは違うのでホッと。なので先にトイレを済ませてドリンクを飲んで落ち着いてから中へ。席はかなり前の方です。お客さんほとんど座ってます。

 1番目のバンドは今回のためのスペシャルセッション。ヴォーカルのStephanieさん、とっても綺麗でよく通って力強くて艶のあるいい声で、ドラムスのHIMAWARIさん、パワフルでかっくいいっす。
 2番目は<MAKE-UP>。故・樋口さんが見出だしたメロディアスなHRバンドで、アニメの主題歌をヒットさせた実績も。だたギタリストの松澤さんが他界されたため、ずっと沈黙していたようで。今回はオリジナルメンバーのヴォーカルNoBさんとキーボードYohgo Kohnoさん、そしてサポートでギター白田さんとドラムス山口PONさんの4人編成です。NoBさん、なんとなくやりにくそうな感じ。途中MCで「9割近く座っているお客さんの前で歌うのは久しぶり」「変な緊張感で歌ってます」って爆笑!「若い頃だったら“お前ら立て!”って言ったけど、今は大人なんで“良かったら立っていただけませんか?”って言います」って。ここでようやく前から4-5列目くらいから後ろのお客さんが重い腰を上げて。そしてアニメ主題歌と、名曲Runaway From YesterdayをNobさんが熱唱して盛り上がって終了。

 ステージは後方中央の高台に故・樋口さんの1バス1タム&デカいドラのセットが飾られています。でその向かって右脇」にバンドごとにドラムが入れ替えで配置されて。で、次に配置されたのが“人間椅子”と2バスに描かれたドラムセットが。そして御札が張られたオールドマーシャルアンプが運び込まれて。いよいよ人間椅子の登場です。配置を見た感じ、ドラムがギター寄りなので、左のベースがなんか孤立した感じです。BGMでは故・樋口さんのLOUNNESSの曲のドラムトラックが鳴り響いてます。

 19時10分ころ、場内が真っ暗になって、♪チーンって音が鳴ってバックスクリーンに人間椅子のロゴが映し出されて歓声があがって。OZZFESTのときの感動が蘇ります。そしてステージが薄暗いブルーライトに包まれ「此岸御詠歌」が鳴りひびいて、前から4列目以降のお客さんの多くが立って。手拍子をする方も少々。そしてメンバーの皆さんが登場して大拍手大歓声で迎えられます。前のお客さんが座っているので、自分はほぼ最前列な感じ。なので思いっきり手を挙げ、大声張り上げて応援っす。和嶋さんは着物に袴で、研ちゃんはいつものように僧侶すがた白塗りで。

 そして始まった1曲目がなんと「黒猫」。この曲でライブが始まるなんて超ビックリ!パワフルなヘヴィリフからミドルテンポのグルーヴィなリズムがはいって、和嶋さんがのびやかに歌って、アップテンポでノリノリに。前の席のせいか、音デカいっすね。デカすぎてちょっと割れているような。ヴォーカルもエコーかかってイマイチ聴き取りにくいっす。でもノリノリ。その後ヘヴィギターリフと♪ニャ~ってフィルが。中盤ではギターのアヴァンギャルドなソロからアップテンポのリフがはいって、和嶋さんがリズミカルにノリノリで歌い、ミドルテンポになってのびやかに爽やかに。その後、レッドライトのなか、ミドルテンポのヘヴィリフからブルーライトに照らされて和嶋さんがのびやかに歌って。終盤では一旦止まってから和嶋さんがステージ中央でIommi氏風の弾きまくりソロを。で和嶋さんと研ちゃんが向き合って弾きまくって。

 終わったか終わらないか間髪いれずにアップテンポのノリノリのヘヴィリフが。2曲目は「冥土喫茶」。研ちゃんのパワフルなヴォーカルがはいって、サビでは♪ダイ!ダイ!って手を挙げて大合唱!その後グルーヴィなヨコノリになって「ワジマ!」って研ちゃんが叫んで和嶋さんがステージ中央で三味線風ギターソロを。終盤では再びアップテンポで研ちゃんがパワフルに歌って思いっきり激しく盛り上がって。

 「こんばんは、人間椅子です」って研ちゃん、大拍手!「今日は大御所LOUDNESSさんのライブまで数十分、しっかりステージを温めておきたい」って大拍手!「いつもより和嶋くんとノブくんが遠くて寂しい」って研ちゃん、爆笑!「大きいですよねここ」って和嶋さん。「今日は樋口さんの追悼ライブに呼んでいただいて本当にありがとうございます」って大拍手!「ボクらの世代は高校の頃みんなLOUDNESSさんのコピーをやってましたから、同じステージに立てるのはほんと光栄です」「大先輩の胸を借りて頑張っていきますので宜しくお願いします」って大拍手!

 「ロックって素晴らしい。普段言えないことも歌にできる」って。「“頑張ろうよ”とか“大好きなんです”とか“もう生きてるのがつらい”ってことも歌にできるんですね」って。すると「今のは凄い本気になってましたね。心の叫びでしたよ」って研ちゃん、爆笑!「人間椅子はそういう歌が多いから」って和嶋さん。そして高台にある樋口さんのドラムセットを見て「先輩、僕ら若輩者を見守ってください」って大拍手!

 3曲目は「深淵」。薄暗いブルーライトのなか、ギターのアルペジオリフがゆったりと幻想的にながれて。ただ音がでかいのでノイズも大きくて、ちょっと綺麗とは言えない、やや聴きにくい感じ。で、カウントからアップテンポでギターのヘヴィリフがはいってノリノリで和嶋さんのヴォーカルがはいって、サビは絶叫!その後ゆったりとのびやかに爽やかに、研ちゃんのコーラスもはいって力強くドラマティックに歌い上げて。中盤ではパープルライトのなか、ギターのアルペジオリフがゆったりとながれ、そのままエモーショナルなギターソロへ。そしてミドルテンポで歌い上げてから再びアップテンポのパワフルなノリノリモードになって和嶋さんのヴォーカルがはいって。終盤ではツーバスドコドコで盛り上がってからパワフルなブレイクリフをキメて、そこから和嶋さんがエモーショナルなギターソロを、まずはステージ右で、そして中央で。曲が終わると和嶋さんは大拍手のなか、深々とお辞儀を。

 「温まってきた」って研ちゃん。で、ちょっと沈黙のあと、和嶋さんとノブさんは次の曲に行こうとしますが「ちょっと待って」って研ちゃん、爆笑!チューニングがまだのようで。ここで和嶋さんが来年1/18のEASTワンマンライブの告知を。
 そして研ちゃんのチューニングが終わって和嶋さんがミドルテンポのヘヴィリフをリズミカルに弾き始めて。Black Sabbathの「Children Of The Grave」で、ベース・ドラムもはいってグルーヴィにヘヴィに。でもヴォーカルパートにはいかずにFin。

 「ZEPPのみんな、元気ですか!」「まだまだ元気ですか!」ってノブさんが煽って大歓声!「次はオレが歌うぜ!」「オレのことをアニキって呼んでくれ!」って大歓声!「ZEPP最高だぜ!」って。
 4曲目は「蜘蛛の糸」。ダイナミックなリフから、レッドライトのなか、アップテンポのグルーヴィなリズムにのってノブさんがパワフルに歌って、和嶋さんと研ちゃんはドラムセットの前でリフを弾き、サビではコーラスを。2ヴァースでは和嶋さんが研ちゃんの方へ行って、寄り添って、サビでは研ちゃんと頬寄せて同じマイクでコーラスを。中盤では静かになって、ノブさんが幻想的に囁いて。そして「ギター、ワジマシンジ!」ってノブさんが叫んで、和嶋さんがアグレッシブなギターソロを。終盤ではヴァースに戻ってノブさんがパワフルに歌って。和嶋さんノリノリで跳ねまくって。「イエーイ!サンキュー!」ってノブさん、大拍手!

 続いて5曲目は「賽の河原」。ミドルテンポのドゥーミーで引きずるようなリフから、ブルー&グリーンライトのなか、研ちゃんの不気味なヴォーカルがはいって、Bメロは和嶋さんがのびやかに歌って、サビではコーラスでハモって、ファンは歌詞に合わせて指を1つ2つ3つって挙げて。中盤では点滅ライトのなか、アップテンポのブレイクリフがはいって、和嶋さんのパワフルなヴォーカルがノリノリモードで。研ちゃんはドラムの前へ。そして和嶋さんがステージ中央でギターのテクニカルなソロを。ラストはミドルテンポのドゥーミーなリフから不気味なコーラスが。

 「いまの曲はデビューアルバムのなかの曲」「25年なにも変わらない、ずっと同じことやってます」って大拍手大歓声!「残すところあと2曲になりました」って和嶋さん。もちろん「えぇ~~!」って。「続きを聴きたい方は来年EASTへ」って大拍手!

 まずは♪ジャーンってダイナミックなイントロから弾きまくり叩きまくりで。その後、ギターのメロウな哀愁ただようリフがゆったりとながれて。そしてダイナミックなリフからアップテンポのパワフルなリフがはいって。6曲目は「新調きゅらきゅきゅ節」。この曲をやってくれるとは予想してなかったのでめっちゃ嬉しい!和嶋さんのパワフルでリズミカルなヴォーカルがはいって椅子ファンは♪きゅっきゅきゅー!って大合唱!サビももちろん♪ぶんがちゃっちゃ!って椅子ファン超盛り上がり。前の座ってるお客さんはシラッとしてますけど、そんなのお構いなしっす。中盤では和嶋さんがステージ中央で弾きまくりソロを。その後パープルライトのなか、ミドルテンポでダークリフがながれるも、カウントから再びアップテンポで盛り上がって。

 すぐにアップテンポのギターリフが。「最後一発、針の山!」って研ちゃん。レッドライトのなか、めっちゃ盛り上がりノリノリモードで研ちゃんのパワフルでリズミカルなヴォーカルがはいって。和嶋さん、ノリノリっす。間奏ではアグレッシブなギターソロが。そしてリフに合わせて♪Hey!ってジャンプ!椅子ファンが散り散りバラバラなのでいつもの一体感が楽しめないのは残念ですけど、でもめっちゃ楽しいっす。その後ヴァースに戻って研ちゃんがパワフルに歌って、ラストは研ちゃんと和嶋さんがステージ中央で寄り添って背中合わせで弾きまくって、ノブさんが叩きまくって、和嶋さんは歯で弾いて、頭の後ろで弾いて、そして「ありがとう!」って研ちゃん、盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「クレイジーギター、和嶋慎治!」って研ちゃん。「白いベーシスト、鈴木研一!頼れるアニキ、ドラム、ナカジマ・ノブ!」って和嶋さん、おのおのに大拍手が。メンバーの皆さんは並んで手をつないで何度もお辞儀を。そして大拍手大歓声のなか、手を振りながらステージ袖へ。残念ながらOZZFESTのときのような人間椅子コールやアンコール手拍子はナシでした。まあ仕方ないっすね。これにて人間椅子のライブは終了です。時計を見ると20時。約50分のとっても楽しめたライブでした。
 いつもの人間椅子のライブでは自分は後方の隅っこでこっそりメモ取りながら観てますけど、今回は全指定席で前の方になって、しかも自分より前のお客さんは座ったままですから最前列のような感じになってしまい、すまして観てるわけにもいかず、20年ぶりにヘドバンしまくって手を振り挙げて叫びまくって頑張りました。後ろのほうは全く見えなかったんですけど、盛り上がっていたのではないかと。音は良くなかったんですけど、楽しみました。このあとトイレに。すると廻りのお客さんが“衝撃だね”“曲を聴いてから観たらまた違ってたね”っていままで人間椅子を知らなかったような人たちが好意的なお話をされてました。これでまたファンが増えて1/18EASTが埋まるといいな。

 このあとはいよいよ大御所<LOUDNESS>の登場です。81年にデビューされたときはほんと衝撃でした。おりしもIRON MAIDENやSAXONなどイギリスでNWOBHMが盛り上がってきた頃に、日本にもこんな凄いバンドが、と。BOW WOWとともに日本HM界を盛り上げて。1stアルバム「誕生前夜」はめっちゃヘビロテしてましたし、いまでも大好きだし。その後の初期のアルバムすべてヘビロテしてましたね。そしてアメリカでアルバムを2枚発表されて。学生の頃、めっちゃハマってました。でもお金がなくてライブには行けなかったんですね。そのうちに就職して忙しくなって聴かなくなって、バンドも徐々メンバーが代わって音楽性も変化していって自分の好みとは離れてきたもので疎遠に。それが突如オリジナルメンバーで再編されたときはほんとビックリでした。ただ、ライブに行きそびれているうちに樋口さんが・・・天国へ・・・。存命中にライブを観に行けなかったことが本当に悔やまれます。なので自分は<LOUDNESS>のライブを観るのは今回が初めて。

 いよいよ始まります。ここのところずっと聴いていなかったんですけど、思った以上にヘヴィでダークででしたね。なによりも初めて生で観るタッカンのギターに目が釘づけ。凄い!凄すぎ!日本HR/HM界でタッカンと恭司さんは自分のなかでは別格っす。ギターをまるで身体の一部のように自由自在に操って弾きまくって。こんなに近い距離で観れることなんてもう二度とないでしょうからしっかり見てました。そうそう、サウンドバランスは人間椅子のときと違って凄くいいですね。ギターの音はクリアだし、ドラムも腹に響いてました。
 終盤ではドラムが降りて、スクリーンに樋口さんの映像が映し出されて、樋口さんのドラムトラックに合わせてバンドが演奏を。まるでQueenのライブのように。思わずウルってしまいました。

 「ありがとう!」ってニイちゃん。メンバーの皆さんは大拍手のなかステージ袖へ。アンコールの手拍子が鳴り響くなか、ステージ中央にはなんと御札の貼ってあるオールドマーシャルが運び込まれてビックリ!ひょっとして和嶋さんがLOUDNESSと共演?タッカンとツインギター?まるで夢のようです。
 ステージの準備中にメンバーの皆さんがステージに登場して大拍手大歓声で迎えられます。ここからはLOUDNESSに様々なメンバーが登場して豪華セッションのようです。まずはNoBさんとStephanieさんが呼ばれ、ドラムはHIMAWARIさんが叩いて、ニイちゃんはアコギを弾いてなんとFREEの「Wishing Well」を。
 次の曲では一旦NoBさんとStephanieさんが下りて、ここでニイちゃんに呼ばれて和嶋さんが登場して大拍手で迎えられます。そしてステージ下のカメラマンに向かってタッカンが和嶋さんと肩を組んでポーズをキメて2ショット撮影!爆笑です。「さっきスクリーンで見てたけど、キミさあ、上田○樹に似てるね」ってニイちゃん。「はい。今後レパートリーにいれたいと思います」って和嶋さん、爆笑!「ブルーズが上手そうだね」ってニイちゃん。「ブルーズ結構好きです」って和嶋さん。するとタッカンがブルーズっぽいフレーズを弾いて、和嶋さんも弾いて。「今年何歳になりますか?」ってニイちゃんブルーズ風の節をつけて。「47歳です。もうすぐ48歳です」って和嶋さん。「こう見えてもオレより5つ年下、オイ!」ってニイちゃん、爆笑!見た目では和嶋さん、最年長っぽいですけど。「先輩、宜しくお願いします」って和嶋さん。

 和嶋さんを加えて始まった曲はなんとBlack Sabbathの「War Pigs」。ツインギターでゆったりとした引きずるようなリフを。タッカン時折弾きまくって。そしてハイハットのリズムがはいって。でもあの手拍子をする人があまりいなくて。LOUDファンはサバスは聴かないんですかね。で、ニイちゃんがパワフルに歌って、Bメロではなんと和嶋さんがカンペ見ながら歌ってビックリ!これできれば研ちゃんに歌ってほしかったけど、ひょっとして研ちゃんは深夜の“ハードロック喫茶ナザレス”の準備でもう高円寺に向かっちゃったのかな?中盤ではニイちゃんが「ワジマシンジ!」って叫んで、和嶋さんがステージ中央でエモーショナルなギターソロを。そしてヴァースに戻ってニイちゃんが歌って、和嶋さんとタッカンが並んでリフを。その後みんな手を振って♪オーオーオー!って。そしてタッカンのめっちゃ弾きまくりのギターソロが。曲が終わると大拍手大歓声!「和嶋くんでした。大きな拍手を!」ってニイちゃん。「どうもありがとうございます」「最高です!」って和嶋さん、大拍手!ここで和嶋さんは一旦ステージを降りて。

 その後スペシャルゲストにナイトメアのベーシスト<Ni~yaさん>がレスポール風ボディシェイプのキラキラベースを抱えて登場して大拍手大歓声で迎えられます。「彼はニイヤ。ボクはニイやん」ってニイちゃん、爆笑!そしてドラムはアンパンさんが戻ってLOUDNESSのヘヴィな曲を。
 そして再び和嶋さんが呼ばれて登場!「酒の席では何度か一緒になったことあるんですけど、ステージで一緒にやるのは初めて」ってニイちゃん。「下北沢とかでよくご一緒させていただいて」って和嶋さん。「名古屋でも一緒になったよね」ってニイちゃん。「今日終わったらどこかで、説教してください」ってニイちゃん、爆笑!そして再びNoBさんとStephanieさんが呼ばれて大拍手!さらにめっちゃ可愛い女の子がギターを抱えてタッカンの隣に。ニイちゃんが紹介してくれないんで誰だかわかんないっす。どなたかの娘さん?
 そしてはじまった曲はLOUDNESSの名曲「Crazy Doctor」。この曲が生で観れる聴けるなんて超感激!しかもトリプルギターって凄いっす。ヴォーカルまずはStepanieさんがパワフルに。タッカンと和嶋さんは向き合ってリフを弾いて。2ヴァースはNoBさんが歌って、サビは3人でコーラスを。間奏ではアルペジオリフをタッカンと和嶋さんがハモって、そしてタッカンが弾きまくりソロを。女の子もタッカンと同じようにテクニカルに弾きまくって。和嶋さんはバッキングに徹してます。その後ヴァースに戻ってニイちゃんが歌って。タッカンは和嶋さんの隣に来て肩を組んで。和嶋さん恐縮されているようで。ラストはギター3人並んで、そしてタッカンと和嶋さんが向き合ってリフを。

 ニイちゃんがコール&レスポンスで観客を煽って、そして始まったオーラス曲は全米進出曲「Crazy Night」。これも好きな曲なのでめっちゃ嬉しいっす。ミドルテンポのヘヴィリフからまずはニイちゃんが歌って、2ヴァースはStephanieさんが歌って。サビではニイちゃんと和嶋さんが一緒に同じマイクで歌って。中盤ではリフに合わせて♪Hey!Hey!って手を挙げて、そこからタッカンの弾きまくりギターソロが。和嶋さんはバッキングリフを。その後、和嶋さんも弾きまくって、歯で弾いたり頭の後ろで弾いたり。終盤ではサビをニイちゃんと和嶋さんが同じマイクで歌って。そしてラストは盛大にFin。

 曲が終わると大拍手大歓声!「どうもありがとう!」ってニイちゃん。メンバーの皆さんはステージ前に並んで大拍手のなか、手をつないでお辞儀を。そしてタッカンが和嶋さんにピックを1枚渡して、和嶋さん恐縮そうにお礼を。そしてタッカンが余ったピックを客席に投げて、さらにマイクスタンドに貼ってあった和嶋さんのピックも客席に投げて爆笑!で、皆さんは大拍手大歓声のなか、手を振りながらステージを降りて。その後すぐに真っ暗になって、LOUDNESSの曲がながれ、樋口さんの生前の映像がながれて、最後にスクリーンに“今日はありがとう。樋口宗孝”って文字が。思わず泣いてしまいました。そのあと客席が明るくなってライブ終了です。時計を見ると21時40分。3時間40分に渡るとっても有意義なイベントでした。
 ライブ中ずっとビデオカメラで撮っているようでしたから、いずれLOUDNESSからDVDで発売されることでしょう。そちらも楽しみです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。