ひよりの音楽自己満足

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11.12.4 KENSO (前半)

2011-12-08 23:09:06 | ライブレポ プログレ2008-2011
◇ 2011.12.4 川崎CLUB CITTA
<創世記KENSO 2011 内ナル声ニ回帰セヨ>(前半)
 現役歯科医師で医学博士でギタリストの<清水義央さん>率いる、日本最高峰のプログレッシブロックバンド<KENSO>。70年代後半に結成された長い歴史のあるバンドです。現メンバーは、ギター、清水先生の他、ベース<三枝さん>、キーボード<小口健一さん>、<光田健一さん>、ドラムス<小森啓資さん>の5人です。自分が<KENSO>を知ったのはほんの4-5年前でして、そこからアルバムを買い集め、初めてライブを観たのは2009年8月でした。音響バランスに不満があったもののとっても楽しく素敵なライブでしたので、次も絶対観に行こうと思ったんですよね。ところが2010年はライブをやらないとの告知があってちとガッカリ。でも初期KENSOのドラマーである<山本ハルキチさん>と清水先生が意気投合して結成された1夜限りのユニット<清水義央とザ・カイコーズ>のライブが横浜で開催されたんですよね。それがまた素晴らしくて。特にハルキチさんのドラムに超感動!やたら叩きまくるのではなく、楽曲をより一層引き立てるような素晴らしいドラミングでした。一回こっきりというのがすっごく残念で。でまたなんらかの形でやってくれたらいいなとは思っていました。

 2011年、今年こそは<KENSO>のライブがあるだろうし、ひょっとするとニューアルバムも、と楽しみにしていました。ところが、小森さんが昨年より“人間部活動”に専念されており、それが予定よりも長引くようなお話が。ちょっとガッカリしていたときに驚くべきニュースが!なんと今回に限り、ハルキチさんがドラムを叩く<KENSO>としてのライブを12/4に川崎で行うとのことで超ビックリ!小森さんドラムの<現KENSO>を観れないのは残念ですが、ハルキチさんが叩き、初期の曲を演奏する<創世記KENSO>のライブもう2度と観れないかもしれませんから、これはもうぜひとも観なければ!と速攻予約して当日を楽しみにしていました。
 普段はドラマーとしては活動されていないハルキチさんは、このライブのためにカンを取り戻すべく、忙しい合間を縫って研鑽され、さらには在籍していた時代のもう市販されていないドラムセットを組むべく、部品ごとにオークション等でコツコツと買い集め、色を合わせるためにご自身で外胴を貼替てカスタマイズされるほどの意気込みとか。もう絶対に見逃せないっす。

 さて当日。休日なので余裕を持って家を出て、開演45分前に会場に着いて、そして物販へと思ったらながぁ~い列が。外タレのコンサートみたいっす。で、「KENSO AID」なる貴重音源データ入りのCDを購入。この売り上げがニューアルバム制作費用の一部になるとか。そしてフロアーへ。ステージは向かって左に光田さんのキーボードセット、隣にギターアンプとマーシャルスピーカー、中央後方に3タム1バスのドラムセット。バスドラヘッドにはYesのロゴのような字体で“Kenso”って。ドラムセットの後ろにはパーカッションセットが。“大だいこ”が印象的で、一体どんな曲でどんな風に叩くのか興味津々です。そしてドラムセットの隣にベースアンプで、ドラムセットの前にJAZZベータイプのベースが4本ラックに収まって。ステージ右には小口さんのキーボードセットが。今回の自分の席は前のほうなんですけど端っこで、ドラムセットがほとんど見えない位置。ハルキチさんのドラミングが観たかったのに・・・残念。
 開演時間が近づくとどんどん客席が埋まってきてほぼ満員。客層は30-50代中心で、6:4で男性が多いかな。KENSOファンと、ハルキチさんのファンと、光田さんのファンが入り混じってる感じです。それとビデオカメラが何台もあって、ハンディカメラマンさんがステージに。

 17時20分ころからアコースティックな心地いいSEがながれて。ギターテクの志村さんが赤のストラトタイプギターを準備して。そして17時半をちょい過ぎたころ、客席が暗くなってステージが薄暗くなってブルーライトが。するとSEで女性ヴォーカルのスキャットが幻想的にながれ、メンバーの皆さんがステージに登場!大拍手大歓声で迎えられます。清水先生はいつもの白衣すがたで。そしてメンバーの皆さんを見渡してはじまった1曲目は「遥かなる地へ」。パワフルなドラムからミドルテンポではじまって、ゆったりとたおやかなメロディがながれ、キーボードのクリスタルな音色が響き、シンセの伸びやかな音色がながれ、そしてギターとベースがユニゾンでたおやかなメロディを奏でて。中盤では光田さんのテクニカルでアグレッシブなピアノソロが。バックではベースの力強いラインがながれ、続いてベースソロから小口さんのパワフルなシンセソロが。三枝さんと小口さんが見合ってニッコリ。さらに続いてエモーショナルなギターソロが。バックではドラムが盛り上げていってギターが力強く激しく。終盤ではユニゾンのブレイクリフをキメ、ドラムも叩きまくって盛り上がって、ラストはギターとベースがユニゾンでたおやかなメロディをゆっくりと。

 続いて2曲目は「ブランド指向」。ハルキチさんのカウントからスリリングなリフがはじまって、ベースのドライブ感たっぷりのリフからアップテンポのノリノリモードになってギターとキーボードが爽やかなフレーズを奏で、ミドルテンポになってからスリリングなリフを。その後キーボードとベースのテクニカルなユニゾンリフからアップテンポのノリノリモードになってギターのテクニカルなソロが。続いて光田さんと小口さんのシンセソロの掛け合いが。中盤ではキーボードとギターがユニゾンでほのぼのした感じのフレーズを奏で、そしてダイナミックなリフからユニゾンの伸びやかなフレーズが。終盤ではアップテンポのノリノリモードになってダイナミックなリフからユニゾンをキメて。

 さらに続いて3曲めは「精武門」。ギターのヘヴィリフからミドルテンポで壮大なメロディがながれ、ドラムとベースがグルーヴィなリズムを。そしてギターとキーボードが伸びやかなフレーズを奏で、ダンサブルなリズムにのってキーボードサウンドが響いて。その後ドラムのソロビートからギターのダークなヘヴィリフ、うねるシンセサウンド、そして光田さんのテクニカルなシンセリフが。中盤ではアップテンポのドライブ感たっぷりのリズムにのってギターのヘヴィリフ、シンセの鮮烈なリフが。清水先生ノリノリっす。終盤ではミドリテンポでゆったりと綺麗なピアノリフが響き、ギターとキーボードのユニゾンリフから、ギターのヘヴィリフ。そしてユニゾンリフをキメて。

 「今日は元気です。大丈夫」って清水先生、大拍手!でも「ちょっとヒザが痛いのでMCだけ座って」って用意されたイスを。「小口くんは健康診断でオールAで自慢してる」って大拍手!でも「心理テストがあったらDだね」って清水先生、小口さんをイジって。清水先生は野田総理と同級生なんだそうで「同い年のよしみで親近感が」って。で、野田総理のプロフィールをなにかで見たら趣味のなかに音楽があって“ブルース”って文字が目に止まって。でも残念ながらロックではなく歌謡曲のほうでガッカリされたそうで。ここで清水先生がちょこっと「Sunshine of your love」のリフをちょこっと弾いて大拍手!「今日のMCは毒舌を控えます」って、拍手です。で、今日小森さんからメンバーの皆さんにメッセージが届いたそうで、「今日は6人で演奏する気持ちでやります」って。
 ここで清水先生が「山本ハルキチ!」って紹介して大拍手大歓声!ハルキチさんマイクを持って「KENSOの初期、1stから4thの途中までドラムを叩いた山本ハルキチです」って大拍手大歓声!「清水さんはやっぱり“山本治彦”って呼ぶよね」って。「いろいろ事情がありまして借り出されて・・・KENSOほどトラは有り得ない、どんな上手いスタジオミュージシャンでもできるわけがないと思っている」って。で「今日は1日だけのメンバーとして臨みたいと思います。宜しくお願いします」って大拍手!

 「80年代を思い出してやってみたいと思います」って清水先生。4曲目は「JIGSAW~Power of the glory」。テクノっぽいシーケンスからはじまって、ドラムのミドルテンポのフィルがはいって、キーボードのきらびやかなリフとギターのヘヴィなリフがダンサブルな感じのリズムでながれ、そしてギターが爽やかなフレーズを奏でて。その後キーボードのリフがたおやかにながれ、光田さんのテクニカルなピアノソロ、ギターとキーボードの変拍子ユニゾンリフ、ギターリフと小口さんのソロの掛け合いと続いてユニゾンリフをキメて。一旦止まったあと、ドラムのテクニカルなフィルからアップテンポでギターとキーボードのスリリングなリフが。そして光田さんが伸びやかなシンセリフを、小口さんがリズミカルなオルガンリフを奏で、ダイナミックなユニゾンリフが。中盤ではゆったりと幻想的な感じになり光田さんと小口さんが輪唱のようにリフを交互に奏で、パワフルなユニゾンリフを。その後短いドラムソロからキーボードとギターのテクニカルなユニゾンリフがスリリングに展開し、アグレッシブなギターソロも

 続いて5曲目は「氷島」。ウインドベルやトライアングルの金属音が綺麗に響き、光田さんが美しいピアノリフを鳴らし、ギターがしっとりとしたメロディを奏で、シンセが加わり、シンバルロールが入って盛り上がって。その後ピアノとギターのユニゾンからギターが郷愁たっぷりのメロディを奏で、パワフルなピアノリフとシンセの伸びやかなフレーズ、大太鼓の響きも加わって盛り上がって、小口さんのエモーショナルなシンセソロが。中盤ではピアノとギターのしっとりとしたリフから大太鼓の響きで盛り上がって、ギターの力強いサウンドの情感たっぷりのフレーズがながれて。

 「どうもありがとうございます」って清水先生。ここでメンバー紹介です。「山本治彦、オンドラムス!」大拍手!「詳しくはブログを」って。続いて「光田健一、オンキーボード!」大拍手です。昨日、光田さんがTVに出ていたのを清水先生のご家族が見て“こんな凄いひとと一緒にバンドをやってる”って見る目が変わったとか「誇らしかった」って。光田さんを「日本を代表するアレンジャー」って清水先生。光田さんに大拍手です。ここで清水先生は先日発売された光田さんのソロアルバムの宣伝用にと、光田さんの似顔絵を書いたパネルを公開して爆笑!パネルの端にはなぜか野田総理の横顔の写真が。光田さんはパネルをアンプの上に飾りますがすぐに閉じて。続いて「三枝俊治、オンベース!」大拍手!「小口健一、オンキーボード!」大拍手!ここで正式な音楽教育を受けているメンバーとそうでないメンバーのお話が。ここでも小口さんがイヂられて。で「こんなメンバーでお送りしています」って清水先生、大拍手!

 「小口くんのKENSOにおけるデビュー曲、20年ぶりの演奏です」って清水先生。6曲目は「ミスカトニック」。ダイナミックなリフからアップテンポのノリノリモードで爽やかで楽しいシンセの鮮烈なリフがながれ、そして静かになってミドルテンポで小口さんのキーボードリフからギターの伸びやかなフレーズがしっとりとながれ、光田さんのシンセも加わって雄大な感じに。中盤では小口さんのシンセのリズミカルなリフからパワフルなドラムとギターのヘヴィなリフがはいって盛り上がって、ギターとキーボードのユニゾンが。終盤ではアップテンポのノリノリモードでギターのカッティングリフが。

 続いて7曲目は「心の中の古代」。心臓の鼓動のような音がながれ、パワフルなドラムからダイナミックなリフがはいって、のびやかでゆったりとメロディアスなリフがながれて。そしてベースのテクニカルなリフ、小口さんのシンセリフ、光田さんのピアノリフ、ギターリフ、ギターとキーボードのユニゾンや掛け合いが。中盤ではギターの軽快なカッティングリフから光田さんのエモーショナルなシンセソロ、小口さんのテクニカルなソロ、そしてお二人の掛け合いが。終盤ではテーマリフに戻ってギターのテクニカルなリフから盛り上がって、光田さんのアグレッシブなシンセソロも。

 さらに続いて8曲目は「聖なる夢」。小口さんのシンセの鮮烈なリフからはじまって、ギターとキーボードのユニゾンがほのぼのした感じでながれ、アップテンポでギターと軽快なリフとオルガンリフ、ベースのテクニカルなリフが。その後ミドルテンポでギターの伸びやかなフレーズがながれ、そこに光田さんのシンセが加わって美しいハーモニーを奏でて、そして静かになってシンセの幻想的なサウンドが響いて。一旦止まったあと小口さんのリズミカルなシンセリフ、光田さんのパワフルなピアノリフがながれるも、徐々にゆっくりになって、そしてパワフルなドラムからダイナミックなヘヴィリフ、ギターの伸びやかで力強いフレーズがユニゾンでながれて。中盤ではアップテンポのダンサブルなリズムにのってギターとキーボードの軽快なリフがながれ、そして小口さんのテクニカルなキーボードソロへ。その後、光田さんの美しいピアノリフがゆったりとながれ、シンバルが響いて。終盤では小口さんのシンセの鮮烈なリフからパワフルなキーボードリフとギターのヘヴィなリフがユニゾンでスリリングに展開して、ドラムも叩きまくって、ベースもユニゾン加わって盛り上がって。そしてそのままユニゾンでゆったりとほのぼのした感じのメロディをゆったりと奏でて。ラストはピアノのパワフルなリフからダイナミックなリフがはいって、オルガンのテクニカルなリフがながれ、そしてミドルテンポになってギターの伸びやかなフレーズがながれるもだんだんゆっくりと。

 「ありがとうございます」って清水先生。「20年前と遜色ないね」って。で、今回のライブは2部制で、次が第1部最後のようです。「皆さんの体力を気遣って」って。「15分休むとだいぶ回復するね」って清水先生。ここで本日物販で販売されている「KENSO AIDS」なるデータCDの説明を。なかには4時間分のデータがはいっているとのことで、かつてのデモ音源や某アイドル用に書いてボツになった曲、さらにはニューアルバム収録予定曲の元になった音源等も収録されているとか。

 9曲目は「胎動」。しっとりとしたピアノリフと奥深いベースラインからはじまって、トライアングルの金属音が響いて。そして小口さんのシンセのたおやかな音色が響き、リズミカルなリフ、ギターとベースのユニゾンリフが。その後ベースがゆったりと力強くメロディを奏で、ギターのアルペジオリフがしっとりと響くなか、小口さんのシンセのメロウなフレーズがながれ、パワフルなドラムがはいって盛り上がって、光田さんのピアノとベースがユニゾンでしっとりとしたフレーズを奏でて。中盤ではシンセとギターがゆったりとメロディを交互に奏で、雄大な感じのフレーズがながれてドラマティックに展開して。終盤ではピアノリフとベースラインがしっとりとながれ、ラストはギターの軽快なリフから盛り上がって劇的なエンディングへ。曲が終わると大拍手大歓声!「ありがとうございます」って清水先生。メンバーの皆さんはお辞儀をして大拍手のなか楽屋へ。これにて第1部終了です。時計を見ると18時50分過ぎ。1時間20分の第1部でした。

<後半へ続く>
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