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止まらないパ・リーグ球団の身売り

2004年11月06日 23時23分24秒 | 野球
西武鉄道グループの司令塔的企業「コクド」(本社・東京都渋谷区、三上豊社長)は、子会社のプロ野球球団、西武ライオンズ(埼玉県所沢市)を売却し、プロ野球から撤退する方針であることが6日分かった。主力のレジャー事業の不振に加え、西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載問題に端を発した西武鉄道株の急落で財務体質の悪化が進行。また有価証券報告書訂正前にコクドが企業に売却した西武鉄道株の買い戻し請求もこれから相次ぐと見られ、球団売却を含め抜本的なリストラが不可避と判断したとみられる。
西武ライオンズはコクドの100%子会社で資本金は1億円。コクドは200億~250億円程度の売却額を提示している模様で、すでにプロ野球参入を表明したライブドアなどに打診を始めている。西武鉄道の旅客確保のため、本拠地の西武ドーム(所沢市)の継続使用が条件になるとみられる。ただ、売却情報を得た関係者からは高額すぎるとの声が出ており、交渉は難航する可能性もある。交渉がまとまらない場合は、来季も「西武ライオンズ」として引き続き運営する方向だ。
コクドは78年にライオンズを買収。スポーツ界に人脈を持つ堤義明・前会長が今シーズンまでオーナーを務め、球界に大きな影響力を持ってきた。ただ、西武ドームは年間約170万人の観客動員実績があるものの、球団経営は年20億円程度の実質赤字とみられる。
野球協約は、球団の所有者を変更する場合、参加しようとする年度の前年の11月30日までに実行委員会とオーナー会議の承認を得なければならないとしている。しかし、ダイエーの経営不振に伴う福岡ダイエーホークスの売却問題が現実化する中で、オーナー会議は、突発事項が起きたときには柔軟に対応する構え。TBSによる横浜球団買収は、この期限を過ぎた02年3月に実現しており、コクドは今年度中の売却は可能と判断したとみられる。
楽天の新規参入で来季の2リーグ12球団体制が固まったプロ野球界だが、ホークス売却問題に加えてライオンズ売却も浮上したことで、新たな対応を迫られることになる。
合併球団オリックス、新球団楽天、そしてダイエー・西武が身売りと、パ・リーグ6球団のうち4球団で体制の変更が避けられない状況になってきた。たった1年でこれほど劇的な変貌を迫られるパ・リーグは、やはり健全なリーグとしての体をなしていなかったということだろう。
世論に後押しされた選手会のがんばりで2リーグ12球団は維持されたが、業界全体に蔓延する赤字体質の改善は置き去りにされたままだ。選手会も行きがかり上、出血は覚悟せねばなるまい。もし、高騰する人件費抑制を受け入れないとすれば、市場規模に合わせた縮小は当然の帰着だ。
ま、ダイエーの50億はディスカウントのしすぎだろうし、西武の250億はふっかすぎだ。ソフトバンクや有線、そしてスカパーがこの状況でも球団買収に乗り出すのか。あるいはこれ幸いと逆転1リーグはあるのか。予断を許さない展開を迎えそうだ。
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2 コメント

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西武どうなるのでしょうか? (news-com)
2004-11-07 07:53:37
楽天、ライブドアの問題が一段落したと思えばまさか西武が。いったいどうなってしまうんでしょうか。
12球団存続希望 (まいにち難クセ王)
2004-11-08 00:36:28
TBありがとうございます。



西武も現実的な額を提示してほしいもんですね。

まあ、売れなきゃ来年も持つって言っているので、売れなくてもいいと思ってるのかもしれないけど。そんな半端な気持ちだから赤字垂れ流しが続いてることに早く気付くべきですな。

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