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貴乃花親方饒舌の理由(あくまで個人的な推測)

2005年06月14日 23時05分06秒 | 相撲
亡き二子山親方は、どれだけ悲しんでいるだろう。過去最多の約4800人が集い、別れを惜しんだ協会葬の日。厳粛な雰囲気の中、それぞれの夫人を挟んで遺族席に座った勝さんと貴乃花親方の間に言葉はなく、静かな火花が散っていた。
協会葬が終わった直後、両者の“バトル”は開戦した。沈黙したのは、いつもニコニコ顔で話し上手な勝さんだ。協会葬後は一切無言。そして、報道各社にFAXで文書を送り、一連の騒動に「花田家を守らなければならない立場にある、私の不徳の致すところ」「花田家のプライベートな事柄であり、こうしたことで世間を騒がせるのは父も望んでいない」などと“大人の対応”。応対すれば質問攻めに遭い、報道を過熱させてしまうとの判断と同時に、過熱の原因をつくっているのはしゃべり過ぎる貴乃花親方だということを、暗に示唆していた。
だが貴乃花親方は、この日もしゃべり続けた。協会葬後は遺族代表として会見した後、日本テレビ「ニュースプラス1」に生出演。あえて兄が出演する番組を持つテレビ局で、積極的な批判を展開した。5月30日に二子山親方が死去した際の病室での争いも、見取り図で解説しながら「事実です」と認めた。
番組では40分以上も話し続けた。「私の口からはひと言も出ていないはずの(師匠の)財産の話に発展してしまい、これは黙っていられないと思った」と口をつぐむ兄を非難。「あまりにも計画的に練られたものだと思う。(彼は)当事者ですよね。(発言しないなら)誰が答えるのか、ということになる」さらに「花田勝さんは愛きょうがいいことで人気を博していた。こういう時に出てこないのは理不尽。私に対して反論するならきちんと反論して欲しい。テレビに出て自分の口で答えるべき」とまくしたてた。
告別式での喪主を長男の勝さんが務めるよう、伯父の花田勝治さん(元横綱・初代若乃花)に説得され、所有するつもりだった「二子山」の年寄名跡証書なども、いつのまにか花田家親族に保管されている。貴乃花親方が突然、多くを話し始めた最大の理由は、師匠死後の花田家の中での孤立。一方的に責める弟、何も言わぬ兄という図式は続き、解決の糸口もない状態だ。これでは偉大な父も浮かばれない。

きっと貴乃花は必死なのだ。花田勝との個人的な軋轢などは実は眼中にないに違いない。彼の思惑はただ1点、貴乃花部屋存続だけなのだろう。
貴乃花親方は二子山親方が遺したもの全てを受け継がないと部屋経営が成り立たないのだ、きっと。いや、全て受け継いでもしんどいのかもしれない。なんなら「相続税」だって払う必要がない(払えない)と考えているのかもしれない。
世間から見て非常識と思える行動、協会葬直後のテレビ出演等も「喪中なのに非常識」という非難より「自らの立場の正当性」を訴えることが重要であり、また高額なギャラ(推測)が必要だったに違いない。
二子山親方が遺してくれたものといわれているのは(1)二子山部屋(現貴乃花部屋)の土地・建物(2)山響・二子山親方の名跡(3)九州場所で使用する宿舎(4)軽井沢の別荘(5)相撲協会から支払われる功労金等(6)預貯金 が考えられる。このうち二子山親方の生前にすでに貴乃花親方に贈与(名義変更)されているものとして山響親方の名跡と九州場所で使用する宿舎がある。親方の名跡は裁判の判例でも財産的価値が認められ、相場も設定されているが親族間それも所有の有資格者間での贈与に関しては対価が発生しなくてもお咎めはない。建前上、年寄名跡の売買は認められていないが、他ならぬ「二子山」の名跡が先代から故二子山親方に所有者変更(実の兄弟間だったが)がなされた際に金銭が動いていたことが「脱税」という形で露見している。九州場所で使用する宿舎の所有者に関する部分では生前に「贈与税」が発生していれば今回のことで何も問題はないが、そうでなければ相続とは別の問題になるだろう。
で、残った遺産だが、部屋の土地・建物には1億2600万の抵当がついている。音羽山を貴ノ浪に継がせるための「借金」らしいが、いまだに返済されていないらしい。相続にあたってはこの「整理」もついてくる。音羽山親方の将来もかかっているだけに難しい問題を内包している。
貴乃花親方が部屋経営に関する部分は相続という問題ではなくすでに継承して自ら「守って」いると強調している点が今後最大の争点になるはずだ。つまり相撲部屋の経営を引き継いだ以上、経営権の譲渡にはそれに必要な土地・建物や年寄名跡等は付随するものであって「遺産」にはあたらないということを言いたいに違いない。喪主にこだわり、遺骨保有にこだわり、花田勝を「相撲界を出た人間」と強調するのも相続人ではなく「継承者」としての正当性をアピールするためというのが「私の推測」だ。
二子山親方が本当に貴乃花親方を正当な継承者と認め、全てを委ねる気持ちがあったら、自らの死期を悟った段階で法的に認められる「遺言」をしっかりと遺しておくはず(それでも「遺留分」を巡って争いが起きないとも限らないが)。そうしなければ同等の権利を持つ相続人が確実にもう1人いる以上、遺産が分割されてしまうことを止められない。貴乃花親方がその遺言について言及できないのはつまり自分有利の遺言は存在しないことを証明しているのも同じだ。
「二子山」の名跡証書が貴乃花親方の手元にないのも、花田家の財産保全策なのだろう。貴乃花親方はすでに「山響」の名跡を所有している。協会では名跡の複数所有を認めていないため、「二子山」の名跡を貴乃花親方は所有できない。そこで考えられることはまず「山響」と「二子山」の名跡交換。このことは建前上「等価交換」だが、親方としての「バリュー」には大いに差がある。貴乃花親方とすれば父親の名跡を保有したいと言うのが本音だろう。そして交換して空いた「山響」を一門の誰かに「無償譲渡」してしまえばいい。無償というのはあくまで表向きで、将来何らかの形で返還(同一名跡でも他の名跡でも金銭でも問題はあるまい)してもらえば、相続問題をクリアできてしまうはずだ。親族が名跡証書を早い時期に手元に置いたことは、4月に「音羽山」と「山響」の名跡証書が「紛失」したことで明らかだ。そのとき同時に「二子山」の名跡も一緒に「紛失」しているに違いない。つまり、全てまとめて親族が持っているとみて間違いなかろう。
ま、巷間言われている「遺言テープ」や「メモ」の類は、仮に貴乃花親方に不利な内容だろうと、法的な効力はまったくないはずだ。それでも貴乃花親方が恐れることは、裁判に持ち込まれ等分に相続せよ、となることや、第3の相続人になる可能性がある内縁の女性「M」さんの存在。
部屋の存続や、一門内での勢力維持・拡大のためにも、今あるものを全部もらっても足りないであろう貴乃花部屋。
相撲界の常識なのか、貴乃花親方自身の信念なのかはわからないが服喪の時期でもヘラヘラ前に出るセンス。この時期他の部屋の親方衆は名古屋場所に向けての稽古の真っ最中だろうし、スカウト活動にも勤しんでいるに違いない。個人的にはテレビに出てもう一人の相続人を攻撃するより、手を結んで丸く収める方法を画策したほうが利口と思うのだが…。

しかし、テレビ局も残酷なものだ。目先の数字の為なら貴乃花親方を「利用」することも平気だ。そしてどうやって花田勝を引っ張り出して同じ土俵に乗せるかが今現在の最大の関心事なのだろう。ま、そうやって兄弟の問題として矮小化されれば、相撲界としても「御の字」となるのかもしれない。
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